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『ONE PIECE』(ワンピース)の大きな謎の1つである、「Dの一族」。主人公モンキー・D・ルフィやゴール・D・ロジャーなど、作中には度々名前にDがついた重要人物が登場します。
このDの一族について、モデルは中世ヨーロッパで活躍したテンプル騎士団ではないかという説がネット上で浮上。そこで今回はテンプル騎士団とは何か、『ONE PIECE』やDの一族との共通点について紹介します。
INDEX
テンプル騎士団とは、12世紀に聖地エルサレムの巡礼者の防衛を目的として創設された騎士修道会のこと。その後強大な力と財産を手にしたテンプル騎士団ですが、フランス王フィリップ4世によって濡れ衣を着せられ処刑されてしまいました。
生き残った団員が当時の総長であるジャック・ド・モレーの墓を掘り起こしたところ、頭蓋骨と2本の骨がクロスした状態で埋まっていたそうです。一説によると、これが「ジョリー・ロジャー」と呼ばれる海賊旗の元となったともいわれています。
またテンプル騎士団の団員には名前に「de(ド)」のつく者が多いという共通点が。創設者のユーグ・ド・パイヤンをはじめ、2代目総長ロベール・ド・クラオン、そして最後の総長ジャック・ド・モレーなど、歴代の総長を並べてみると「de」のつく名前が多く在籍していたことがわかります。
他にもテンプル騎士団の残党の一部は、石工職人として身を隠し「フリーメイソン」という組織を作ったとされる都市伝説も……。実際にフリーメイソンのシンボルマークには、石工道具である直角定規とコンパスが描かれています。
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