鈴木れな
物心ついたときから生粋のオタク人生を歩んでウン十年。最近の沼はアジアBLドラマ。 2次元から3次元までいろんなモノ・コトを推してます!
人気台湾BLドラマ『奇蹟』の出演者13人が来日し行われた【奇蹟のファンミーティング in TOKYO】。13人全員インタビューのラスト、第三弾は、同じ制作陣が手掛けた台湾BLドラマ『正負之間~Plus & Minus』の主演の皆さん。
『奇蹟』ではバイ・ゾンイー(白宗易/演:タロ・リン)の店で客として登場するマックス・リン(林上豪)さん、シュエン・シー(石承泫)さん。
そしてアイ・ディー(艾迪/演:ルイス・ジャン)のバーで、友人役として登場するマット・リー(李見騰)さん、そのパートナー役のキレイ・チェン(鄭齊磊)さんの4人です。
昨年のFMでは、緊張しながらも初々しい様子が印象的でしたが、今年はちょっとリラックスムード……?少し余裕が出てきた彼らのインタビューをどうぞ!
INDEX
──昨年の『正負之間~Plus & Minus』FMに続き、今年も来日が叶ったということで、ファンにとってはすごく嬉しいことだと思いますが、皆さん、イベント出演を知った時はいかがでしたか?
マックス・リン/林上豪(以下、林上豪):
とても興奮しました! もう一度日本のファンの皆さんと会えるって! しかも今回は、”先輩”の立場で参加できるので、すごく嬉しかったです。
シュエン・シー/石承泫(以下、石承泫):
前回は『正負之間~Plus & Minus』の主役としてのイベントで、ファンと触れ合うことができて本当に嬉しかったです。今回はメインは『奇蹟』のK4だから、気持ち的に少し楽な部分もあります(笑)。でももちろんすごく嬉しいです!
キレイ・チェン/鄭齊磊(以下、鄭齊磊):
去年(のFM)はやっぱり緊張しました。今年は、去年よりもっといいステージに、自然体で自分らしくいられるといいなと思っています。
マット・リー/李見騰(以下、李見騰):
僕はあまり緊張しないタイプかな(笑)。僕たち『正負之間』チームだと、エンタメ担当は僕なんです。去年はいろいろと制約があって(※)そこまでファンと触れ合えなかったので、今年はどこまで振り切ってファンと触れ合えるかを目標にしています。
※去年の『正負之間〜Plus & Minus』FMは、新型コロナウイルス対策で、声出しなどがNGだった
──それはイベントがとても楽しみですね! では、皆さん『奇蹟』にはゲスト出演されていますが、ご覧になっていかがでしたか?
石承泫:
『奇蹟』はそれぞれのキャラクターの個性が強い作品で、僕は「アイ・ディー(艾迪/演:ルイス・ジャン)」を演じてみたいなと思いました。
──それは、とても見てみたいです……! 逆にご自身の出演シーンはいかがですか?
石承泫:
二人で共演するのが久しぶりだったのですが、すごく息が合ってるなと感じていました。鄭傳CP(『正負之間』で彼らが演じたCP)のその後が想像できて、ファンにとっては嬉しいんじゃないかなと思います。
──幸せっぷりがダダ漏れでしたよね(笑)。
林上豪:
出演シーンは甘いシーンでしたが、やっぱり結婚後の二人はただ甘いだけじゃなく、ちょっとしたケンカをしたりとかそういうところもあったと思うんです。そんな2人の将来が想像できるようなシーンだと思いました。
──シュエンさんは、ドラマのEDテーマ『正負之間』をカバーなさって、二人でMVに出演されていましたが、その時の思い出は?
※台湾BLドラマファンならおなじみ?のアイ・ユーファン(艾雨帆)さん。『Be Loved in house 約・定~I do』、『正負之間~Plus & Minus』、そしてもちろん『奇蹟』でも、主題歌やEDテーマを手掛けています。
石承泫:
この曲、とても好きなんです。撮影のときも二人の息がぴったりでとてもいいと思いました。今回改めて自分がカバーすることになって、フー・リーゴン(傳理躬/演:シュエン・シー)の気持ちでMVに出演できることは、また違った感じでとても良かったです。
林上豪:
このMVでも『奇蹟』でも、二人がもう一度共演できてとても嬉しかったです。
『正負之間』の撮影時にはまだ出逢ったばかりでしたが、今お互いすごく仲良くなってから共演すると、まったく気持ちが違いました。『正負之間』で、悔いが残っていた部分を今回は無くせるように心がけました。
──キレイさんとマットさんは、『奇蹟』の出演シーンはいかがでしたか?
鄭齊磊:
出演シーン的には短いのですが、今の僕たちの関係がすごく表れていたなと思います。毎日密に連絡を取り合うわけじゃないけど、何かあったときにはいつでも相談しあえるみたいな。ケンカもするけど仲もいい。マットさんが酔っ払って電話をかけてきて、僕が迎えに行ったりとかそういうこともあったりして(笑)。だからドラマの中と今の関係はぴったり同じですね。
──お二人の出演シーンは、目玉焼きに何をかけるかで争われていましたよね(笑)。実際お二人は目玉焼きは何派ですか?
鄭齊磊:
僕は半熟で、余計な味を入れない派。
李見騰:
僕は醤油派です。
──メイキングでも仰ってましたね(笑)。
李見騰:
はい。僕の役は、アイ・ディーの親友という設定だったんです。だからもうクリーニング屋ではなくて(笑)。役作りとしては、アイ・ディーに合わせて少しクレイジーに、楽しく演じました。※マットさんは『正負之間』では、クリーニング店主のジェン・インゾー/簡英澤を演じていた
──なるほど(笑)。では、去年のFMの思い出は?
李見騰:
すごく印象深いことが2つあります。
1つ目はプレゼントですね。皆さんすごく愛情を込めて準備してくださったプレゼントを、スーツケースに入りきれないほどいただいて。気持ちのこもったプレゼントにすごく感動しました。
2つ目は、日本のファンの控えめさ。本当にいつも礼儀正しくて、あまりこう自分をアピールするわけじゃないけど、すごく愛が伝わってくるんですよね。
鄭齊磊:
僕も同じです(笑)。日本のファンは、控えめなんだけどもう表情からいっぱい愛が溢れていると感じました。去年のFM時はまだ制約があって声を出せなかったんですが、目線からもう舞台を見られて嬉しいって感じがすごく伝わってきました。
ファンの顔を見ると一瞬で疲れも吹き飛びましたし、制約がある中でもっとファンの皆さんに気持ちがお返しできたらと感じていました。
石承泫:
コロナの影響がある中で、FMが開催できて皆さんに来ていただけたことがとても嬉しかったんです。声が出せなくても、近くで触れ合えなくても、皆さんのうちわやポスター、視線などですごく愛を感じました。頂いたプレゼントもお手紙も全部読みましたし、皆さんからこんなにたくさんの力をいただけたことが印象に残りました。
林上豪:
僕も同じく、コロナの影響下でもFMが開催できて、日本の各地だけでなくさらに海外から来てくださった方もいてすごく感動しました。
僕の思い出でいうと、誕生日サプライズかな。本当に知らなかったので、目を開けた瞬間は本当に驚きました。
舞台上の仲間たちが、そして客席の皆さんが、一緒に自分の誕生日を祝ってくれて本当に感動しました。
──あれは素敵なサプライズでしたね! では、ドラマでの共演を経て今相手役は自分にとってどんな存在ですか?
石承泫:
答えはもう、最初からずっと変わらないです。
僕にとってマックスさんは、自分がすごく安心できる存在、太陽のような存在です。
林上豪:
さっきも二人で話していたんですが、仕事で知り合った関係からスタートして、二人の絆が今はもっと深くなっています。人生を一つのゲームに例えるなら、シュエンさんは、一緒にパーティを組む仲間です。
お互いに言葉がなくても理解できる、まるでソウルメイトのような存在です。
李見騰:
自分はソロの舞台を終えたばかりなんですが、そのテーマは幼馴染の親友の話だったんです。そして今、僕にとっての親友は彼(キレイさん)です。
最初に撮影が始まった頃は、正直に言うとあまり仲良くなかったし、自分にとって彼は友達になりたいタイプでもなかった(笑)。
でも、友情が深まるにつれてのこの二年間は、僕の人生の中に一つ新しい色が混ざってきた感じなんです。
先ほど彼も言ってましたが、密に連絡を取っているわけじゃないけど、大事な存在として心のなかにずっといます。
最初に距離があった分、互いに理解し合ってからは、二人でいることが自然なんです。
──キレイさんはいかがですか?
鄭齊磊:
……ちょっと感動して言葉にならないです……。
僕も、彼のソロの舞台見に行かせてもらったんですが、その幼馴染の親友の存在がすごく大きなものだと演技を見て感じていたんです。だからまさか自分がそのポジションにいるなんて……本当に今感動しすぎて言葉がでないです。
なにかあった時にすぐに相談できる、常にそういう存在として自然とそこにあります。
──すごくいいお話、ありがとうございます。それでは最後にファンの皆さんへ向けて一言お願いします。
李見騰:
ドラマの配信から一年以上たった今でも、SNSなどでファンからたくさんの応援をいただけていることに感謝しています。この感謝の気持ちを今回もぜひ伝えたいです。
鄭齊磊:
去年と同じなんですが(笑)。
日本のファンの皆さん、待っててください! いつか日本で誰かと一緒に共演できるよう頑張っています!
石承泫:
去年のFMも本当に嬉しかったですが、またもう一度こうして皆さんとの約束が実現できてよかったです。ファンの皆さんとの間で『正負之間~Plus & Minus』という思い出を共有できていることが本当に嬉しくて、ずっとこの思い出が心のなかに残るよう願っています。
林上豪:
去年のFMで「また来年会いましょう」と言った時に、客席の皆さんが凄く喜んでくれたんです。約束を守れてよかったなと思っていますし、皆さんにこの思いを届けたいです。
──皆さん、ありがとうございました!
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出演:
カイ・シュー(徐愷)、タロ・リン(林毓桐)、ナット・チェン(陳柏文)、ルイス・ジャン(姜典)、ウェイン・ソン(宋偉恩)、アンガス・シェ(謝承均)、リアンジァー(亮哲)、ホアン・ジュンジー(黃雋智)、ボボ・ルオ(羅奕傑・ATOM BOYZ(原子少年))
プロデューサー:アニタ・ソン(宋鎵琳)、リン・ペイユー(林珮瑜)
制作統括:ジアン・ビンチェン(姜秉辰)
原作・脚本:リン・ペイユー(林珮瑜) 監督:ウー・モンタン (吳孟糖)
2023年/台湾・日本/25分×13話
©2023 "KISEKI: DEAR TO ME" Partners All Rights Reserved.
≪ストーリー≫
医学を志す高校生だったバイ・ゾンイー(白宗易/タロ・リン)は、怪我をし路上で倒れていたファン・ジョールイ(范哲睿/カイ・シュー)を助け、やむを得ず自分の家まで連れて行くことになる。成り行きで同じ屋根の下で一緒に過ごすことになった二人。アルバイトをしながら学校に通う孤独だったゾンイーは、ファン・ジョールイとの生活でヤクザ組織のメンバーとは知らずに惹かれていく。そして、組織のもめごとに巻き込まれ、ゾンイーは自らジョールイの代りに罪をかぶり刑務所に入ることになる。一方、ジョールイが所属する義雲盟のメンバーアイ・ディー(艾迪/ルイス・ジャン)は、幼馴染で同じ義雲盟のチェン・イー(陳毅/ナット・チェン)に密かに思いを寄せているが、チェン・イーは義父でボスのチェン・ドンヤン(陳東揚/リアンジァー)を慕っており、アイ・ディーは報われない思いをずっと抱えていた…。4年後、運命は再度4人をめぐり合わせる。お互いの幸せを取り戻すために、彼らは過去の過ちや後悔と向き合わなければならない。
BD:16,500円 DVD:13,200円(税込)
【特典映像】メイキング、衣装合わせ、合宿風景など
【封入特典】ブックレット(8P)
<初回限定特典>【封入特典】フォトブックレット(8P)/<奇蹟>オリジナルフィルム風カード
発売元:エスピーオー/Rakuten TV/ビデオマーケット
販売元:エスピーオー
■公式サイト:
https://www.cinemart.co.jp/dc/t/kiseki.html
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