まりも
アニメ作品を扱う某テーマパーククルー、原宿ファッションメディアのライター、アニメ作品のコラボカフェ企画、グッズデザインを経てアニメライターに。ONE PIECEとロロノア・ゾロを人生の主軸・指針としています。
“ギア5”の登場により、作画、演出、BGMなどの巧妙さがさらなるレベルアップを遂げている昨今のアニメ『ワンピース』。
今話でとくに作画や演出の妙に注目したいシーンは、一度力を使い果たしヨボヨボに老けてしまったルフィが「上がれ心臓の音…!!」と自分を鼓舞し“ギア5”の姿へ戻ってゆく一連の流れ。
アニメではオリジナルの演出が加えられ、描き込まれた線でぬるぬる動く作画に秀逸なエフェクトやBGM、ルフィの感情の動きが伝わる田中真弓さんの演技が合わさり、ファンの胸をさらに震わすシーンへと昇華されていました。
弱々しい声が少しずつハリを増し、モモ、玉、錦えもん、ペドロと“友達”の名を呼びながら凄みを帯びていくくだりには思わず涙した人も多いのでは?
その後、ワノ国編最初のオープニングテーマであった『OVER THE TOP』が流れるのも興奮ポイントでした。
視聴者からは「熱すぎ」「演出も作画も秀逸過ぎて観てて鳥肌」「作画神…もうそれ以上だ」「美しすぎてひれ伏す」「最高潮にかっけぇ」「ルフィさんドイケ過ぎた。無理」「真弓さんの演技…やば…名前を呼んでるだけで涙出た」「田中真弓の演技力どうなってんだよ…」などこのシーンを興奮気味に語る感想が続々。
また、2022年の映画『ONE PIECE FILM RED』ウタ役の名塚佳織さんからも「作画、カット割り、テンポ、音楽、効果音、声…毎回全てが素晴らしい」「作品全体から常に愛を感じる…(中略)本当…素晴らしいチーム」と絶賛コメントが。今回も「神回」と冠するにふさわしい回となりました。
カートゥーンアニメのような描写でも“ギア5”ルフィを堪能できた今話でしたが、ルフィだけではなく他キャラの目玉も飛び出す“トムとジェリー化”が描かれたのも見どころのひとつ。
特にクールに話をしていたキッドとローという2枚目キャラの目玉も飛び出す、容赦ないギャグ展開。ボロボロになりながらも対抗心は忘れず煽り合う2人には「一生大人げない喧嘩してて」「こんな時まで喧嘩し始めるローとキッド好きだわ」といった声も。
さながらゾロとサンジのような“仲良く喧嘩”するライバルたちは、いつでもオタク心をくすぐりますね。
(執筆:まりも)
■ゾクッ…アニメ『ワンピース』ルフィの“ギア5”に狂気を感じた「なんか怖いよ」「ラスボス説ある」【1071話】https://numan.tokyo/feature/qmrin9b5/
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