zash
子供の頃から培ってきた映画、海外ドラマ、特撮、アニメの知識を活かして活動中。各媒体でコラム、取材レポート、インタビュー記事を執筆する他、雑誌やマスコミ用リリースへの寄稿も行っている。
2025年1月より放送中のテレビアニメ『SAKAMOTO DAYS』は、大人気漫画を原作としているだけに、長らくアニメ化が待ち望まれてきました。アニメ版の製作が決まった当初からその注目度は高く、日本を飛び出して、海外でも放送開始を今か今かと楽しみにしているファンが数多く存在しました。
ところが、蓋を開けてみれば、日本国内におけるアニメ版『SAKAMOTO DAYS』の評価が今一つ上がってこない…という現象が起こり、若干盛り上がりに欠ける部分が垣間見える結果に…。
日本ではそのような結果となってしまっているわけですが、それでは海外のファンたちはどのような反応を示しているのでしょうか? 海外ファンのリアクションを見てみると、意外な反応の数々が浮き彫りになってきました。
TVアニメ『SAKAMOTO DAYS』公式サイトより
INDEX
2020年より「週刊少年ジャンプ」にて連載中の鈴木祐斗による漫画を原作としている『SAKAMOTO DAYS』。かつて誰もが恐れる凄腕の殺し屋として名を馳せた坂本太郎が、ある日、とある女性と運命的な出会いを果たし結婚。家族を持つようになり、殺し屋を引退。「坂本商店」の店主として日々を過ごす中で、かつての冷徹な姿は見る影もなくなってしまいました。
そんな折、ある組織より坂本抹殺の指令を受けたエスパーの青年・朝倉シンが坂本の前に姿を現し、一触即発の展開に持ち込まれる…かと思いきや、「なんてことない日常」を守ろうとする坂本の姿に感銘を受けたシンは、抹殺指令をはねのけ、そのまま「坂本商店」の従業員として働くことに。彼らは、毎日のように襲い来る暗殺者たちと対峙しながら、平和な生活を守ろうとするのでした。
Blu-ray『SAKAMOTO DAYS』(エイベックス・ピクチャーズ)
そんなアニメ版『SAKAMOTO DAYS』。原作コミックが人気を博した最たる理由は、やはり抜群のセンスを誇る構図とコマ割り。「この画角で!?」や「こんなところから見せるの!?」といったようないわゆる“カメラワーク”が凄まじい点が魅力の作品なのですが、どうにもその魅力がアニメ版からは感じられないといった意見が多いよう。
日本国内では、アクションや躍動感に物足りなさを感じているファンが多い印象を受けました。しかしながら、原作漫画を読んでいない視聴者が大多数の海外ファンたちは、そういった意見とは真逆の反応を示しているのです。
まずは海外人気がどれほどあるのかという点を紹介すると、アメリカのNetflixにおける視聴ランキングでは堂々の4位を記録するほどの人気ぶり。
そのほか、カナダ、ブラジル、オーストラリア、韓国などでもトップ5圏内にランクインしています。これまでの人気アニメとは異なり、他のプラットフォームでの配信がなく、Netflix独占配信という背景がありますが、そこを加味しても抜群の成績を残していると言えるのではないでしょうか。
その海外での熱狂ぶりは、国内でも大ヒットを記録した『ダンダダン』に匹敵する人気ぶりだとさえ言われているのです。
では、海外ファンたちは本作のどういったところに魅力を感じているのでしょうか。YouTubeにリアクション動画を投稿する、日本でもお馴染みのアニメ好きリアクターであるマイケル・アンジェロさんは、今回ももれなく『SAKAMOTO DAYS』を視聴しています。
アンジェロさんは、第1話「伝説の殺し屋」の初っ端からアクションシーンに大興奮! 作品の概要やキャラクターたちを把握しながら視聴していき、いざ、坂本とシンのバトルが幕を開けると、坂本の戦い方に驚きを隠せません。
坂本がアメ玉を飛ばして銃弾を弾くと「ウォー!!アメ玉で!!」と驚愕。もはや開いた口が塞がらない状態のアンジェロさんは「このアニメ、ヤベーな…」と一言。そのアクション描写と意表を突く斬新な戦闘スタイルに驚きを隠せないご様子でした。
実はこのアメ玉で弾丸を弾き飛ばす場面は、海外でちょっとした話題になっており、アンジェロさんと同じく海外リアクターとして人気を博している「Nicholas Light TV」のニコラスさんも目を見張るほど驚き「俺もやってみよう!」と一言。
「こいつはヤバいぞ! ロイド・フォージャーとどっちが勝つんだろな?」と、人気アニメ『スパイ・ファミリー』のキャラクターと比較する言葉まで飛び出しました。
さてさて、話をアンジェロさんのリアクションに戻しましょう。その後もアンジェロさんの驚き様は見る見るうちに加速していきます。
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