zash
子供の頃から培ってきた映画、海外ドラマ、特撮、アニメの知識を活かして活動中。各媒体でコラム、取材レポート、インタビュー記事を執筆する他、雑誌やマスコミ用リリースへの寄稿も行っている。
2024年もいよいよラストスパート! 今年もnumanではアニメ、声優、アイドル、2.5次元俳優など…幅広いジャンルの“推し”を深掘りし、さらなる魅力をお伝えしてきました。きっと皆さんも、さまざまな推しに魅了されてきたことでしょう。そんな皆さんにとっての推しを振り返り、さらに掘り下げるために、スペシャルな年末特集を実施。今年1年の推しへの感謝とともにお楽しみください。
2024年も残すは12月のみ……。今年もたくさんの煌びやかな新世代スターたちが誕生しました。特に、かつて特撮ドラマで人気を博した若手俳優たちの活躍が目覚ましく、幾人もの俳優がブレイクのきっかけを手にしてきました。そこで、筆者が特に注目したい特撮出身俳優たちの2024年を振り返りましょう。
INDEX
まずご紹介したいのは、特撮俳優界隈だけでなく、芸能界全体においても、間違いなく、2024年の顔だった俳優……今年、テレビで観ない日はなかったと言っても過言ではない、大人気俳優の高橋文哉さん。
高橋さんは2019年から2020年まで令和初の仮面ライダーである『仮面ライダーゼロワン』にて、主人公の飛電或人役を好演。同作がデビュー作だったことから、その初々しい演技はとても新鮮に映りましたね。
そんな高橋さんは2024年に大きく飛躍を遂げました。テレビでは『伝説の頭 翔』で冴えないアイドルオタクの山田達人と不良グループ・グランドクロスの頭である伊集院翔の二役を見事に演じ分け、その才能を遺憾なく発揮。バラエティ番組でのハツラツとした表情も印象的です。
また映画の方では、年明け早々の1月に『劇場版 君と世界が終わる日に FINAL』で物語のカギを握るキーパーソンを演じ、その後も『からかい上手の高木さん』、『ブルーピリオド』といった人気漫画の実写版に出演しました。
特に後者では、女装好きの美術部員ユカちゃん(鮎川龍二)役を熱演。かつては男子高校生ミスターコンでグランプリを受賞したこともある美形中の美形の高橋さんにとっては、もってこいのハマり役だったことは言うまでもありません。
その後も主演を務めた映画『あの人が消えた』も大きな話題となるなど、まさに飛ぶ鳥を落とす勢いを見せました。すでに2025年も連続テレビ小説『あんぱん』や主演映画『少年と犬』など待機作が目白押し! 来年以降の活躍にも大いに期待したいですね。
続いても、高橋さんと同じく仮面ライダー俳優の登場です。2024年4月から2024年9月にかけて、テレビ朝日の深夜枠「シン・時代劇」で放送された『君とゆきて咲く ~新選組青春録~』にて主演を務めた前田拳太郎さん。
前田さんは2021年から2022年にかけて放映された「令和ライダー」3作目にあたる『仮面ライダーリバイス』にて主人公の五十嵐一輝役を演じたことで知られています。
家族で銭湯を営む五十嵐家の長男として、仮面ライダーとして、家族も世界も守ろうとする力強い演技が好印象の五十嵐さんですが、その魅力は『きみとゆきて咲く ~新選組青春録~』でも発揮されていました。
五十嵐さん演じる主人公の鎌切大作は、新選組の前身である壬生浪士組に入隊し、抜群の剣さばきで次々と大仕事をやってのけた逸材。優しげな表情を浮かべながらも、どこか陰を携えた存在感が素晴らしく、前田さんのカリスマ性も発揮された役どころでした。
仮面ライダーを卒業した後に、劇団EXILEに加入した前田さんですが、この2年間で随分と演技のスキルを高め、幅を広げてきたなという印象を受けました。
その圧倒的なカリスマ性と真に迫った熱い演技で、今後の芸能界を背負って立つ存在と言えるかもしれません。11月には初のパーソナルブックを発売したことでも、ファンから黄色い声援が飛びました。
続いて紹介する3人目の俳優は、前出の2人と同じく「仮面ライダー」出身俳優ですが、劇中で仮面ライダーに変身したわけではありません。言うなれば、悪役の一人として存在感を発揮していた若手俳優です。その幅広い演技幅と中性的な容姿で人気を博す板垣李光人さん。
板垣さんは、2018年から2019年まで放映された「平成」最後の仮面ライダー作品である『仮面ライダージオウ』にて、悪役タイムジャッカーの一人ウール役に扮しました。
少年のような無邪気さと狡猾さで主人公たちを翻弄すると同時に、どこか憎めない人間らしさも兼ね備えたキャラクターでした。当時から、板垣さん特有の両性具有な魅力は発揮されており、キュートな存在感を放っていましたね。
そんな板垣さんは、これまでのキャリアにおいて着実に俳優としてステップアップを繰り返してきており、2022年には大ヒット漫画の実写映画化である『約束のネバーランド』にてノーマン役を演じたことでも大きな話題となりました。
そんな板垣さんの2024年は映画『劇場版 君と世界が終わる日に FINAL』とテレビドラマ『マルス -ゼロの革命-』の2本から幕を開けました。特に後者では主演の「なにわ男子」道枝駿佑さんに引けを取らない存在感を発揮し、人気を博しました。
その後も『陰陽師0』、『ブルーピリオド』、『八犬伝』、『はたらく細胞』と、話題の映画へ続々出演。さらに日清の「どん兵衛」のCMでは“どんぎつね”にも扮しており、その可愛らしさは健在!
2025年もいきなり映画『ババンババンバンバンパイア』への出演から幕を開ける板垣さん。まだ22歳とは思えない芸歴の長さと豊富な経験で、今後にも期待大ですね!
そして4人目は、2024年に様々な作品でその姿を見ることが多かった「スーパー戦隊」出身俳優。演技の振れ幅に定評のある駒木根葵汰さんです。
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