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実はキタニタツヤにヨルシカも「ボカロP」出身だって知ってる? 秋アニメでも注目したい新世代のアーティストたち

NOMELON NOLEMONは知らないけどツミキさんなら知ってる!という人も、もしかしたらいるかもしれませんね。彼が手掛けたボカロ曲『フォニイ』は、投稿から約3年でYouTube約6000万回再生のスマッシュヒット。

さらに2022年を代表するアニソンとなった、「うる星やつら」エンディング『トウキョウ・シャンディ・ランデヴfeat.花譜』も作詞作曲を担当。直近では人気VTuber・星街すいせいに提供した『ビビデバ』が、わずか約半年でYouTubeにて8500万再生を記録しています。こちらも名実ともに今、最注目のヒットメーカーと呼ぶに相応しい人でしょう。

秋アニメでは、まふまふやHoneyWorksらもOPを飾る

ここまで、アニソン好きならきっと一度は名前を聞いたことがある面々をずらりとご紹介しました。ですがボカロ出身者はこれだけに留まりません。これから始まる10月の秋アニメにも、主題歌を担当するアーティストがまだまだいます。

まずは現在少年ジャンプ+にて連載中の「株式会社マジルミエ」。本アニメ主題歌『オーダーメイド』を担当するのは、元々歌い手としての活動でも知られるまふまふです。

2010年に歌い手活動を始めたのち、2012年にボカロP活動を開始したまふまふ。中でも『ハローディストピア』『メリーバッドエンド』などのボカロ曲が中毒性抜群と、未だにたくさんのリスナーから大きな支持を得ています。

そしてTVアニメ「結婚するって、本当ですか」主題歌『キラキラ』をメインで手掛けるHoneyWorksも、元々ボカロP出身のユニットです。HoneyWorksといえば、2022年に一大ブームを巻き起こした『可愛くてごめん』ほか、「告白実行委員会」シリーズの楽曲でも有名ですね。

この「告白実行委員会」シリーズも、当初はボカロ曲『初恋の絵本』が発端として生まれたもの。その後に続く『告白予行練習』『ヤキモチの答え』などが、HoneyWorksのボカロ曲では特に人気ともなっています。

syudou、須田景凪…新時代のスターを誰より早く見つけよう

この他にも今回の秋アニメ主題歌こそ担当しないものの、Ado『うっせぇわ』のブレイク以降、「チェンソーマン」エンディング『インザバックルーム』や「クールドジ男子」『笑うな!』など、様々なアニソンを手掛けたsyudou。

「炎炎の消防隊」エンディング『veil』や「スキップとローファー」『メロウ』などで人気のシンガー・須田景凪も、元はバルーンという名で活動していたボカロPです。興味がある方はぜひアニソンと一緒に、YouTubeなどで彼らのボカロP時代の曲も聴いてみてください。昔と大きく変わっている部分もあれば、中にはいい意味で当時と変わらないな、と感じる部分もあるかもしれません。

気づけば、非常に深い縁となるアニソンとVOCALOID。昔は「機械の歌声ってやっぱり聴き取り辛くて苦手…」という人も多かったようですが、近年は技術も進歩し、人の歌声と聞き間違えるほど進化したボカロ曲も多数投稿されています。

現在アニソン界を盛り上げる各アーティストたち。「アニメ主題歌や有名な本人の曲は知ってるけど、ボカロP時代の曲は聴いたことなかった」とがいう人は、この機会にボカロ曲もチェックしてはいかがでしょう?

今後も数多の新たな才能が生まれるであろうVOCALOIDの世界。もしかしたら次世代スターが作った曲に、いち早く出会えるのはあなたかも? 「今後流行りそう!」「将来、絶対人気になるはず!」という魅力的なアーティストやボカロPを、ぜひ自分の耳で直接見つけてみてくださいね。

(執筆:曽我美なつめ)

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numan編集部

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