世界を救うのはもうやめた――25年ぶりの『マリーのアトリエ Remake』はやっぱり楽しい!追加イベントでイケメン達との妄想も捗ります

一緒に戦闘に挑んでくれる冒険者を始めとする街の人との交流も楽しみの一つ。

本作では新たに交流イベントが追加され、キャラクターたちの更なる魅力に触れることができます。登場するキャラクターも老若男女さまざま。

 マリーの親友、シア・ドナースターク(戦闘ではハタキを武器に活躍してくれます)や、孤高の女剣士、キルエリッヒ・ファグナー(キリー)などの女性キャラクターとの交流も楽しいのですが、筆者のおすすめはやはりイケメンキャラ(趣味全開)/

まずは落ちこぼれのマリーとは対象的に、アカデミーの成績優秀な後輩、クライス・キュール

言う事なす事イヤミったらしく鼻持ちならないインテリメガネくんで、マリーと言い合うこともしばしば。しかし交流が深まるに連れ、次第に互いを認め合うように……。

『マリーのアトリエ Remake ~ザールブルグの錬金術士~』場面ショット⑩

▲クライスのイヤミな口調にぷんすこしちゃうマリーちゃん。でもこの先のデレがいいんだよなぁ……

 続いてはシグザール王国王室騎士隊長にして、王国最強を誇る寡黙な青年、エンデルク・ヤード

見るからに人付き合いの苦手そうなエンデルク様ですが、イベントを通して少しずつ心を開いてくれるのがたまりません。

マリーとシアのレベルをMAXにして、シアとのとあるイベントをクリアした状態でエンディングを迎えると、エンデルク様のコミカルな姿が拝めるのでこちらもお見逃し無く!

『マリーのアトリエ Remake ~ザールブルグの錬金術士~』場面ショット⑪

▲さすが騎士隊長! エンデルク様は冒険者として雇えるまでに結構時間がかかります。が、手間をかけてもイケメンは最の高

そして筆者イチオシ! 盗賊団の頭領、シュワルベ・ザッツ

氷のような瞳を持ち、マリーへも馴れ合いは嫌いだとばかりにそっけない態度を取る彼ですが、騎士団には複雑な思いがあるよう。彼がなぜ盗賊団をまとめ上げるようになったのか、過去が徐々に明かされていきます。

『マリーのアトリエ Remake ~ザールブルグの錬金術士~』場面ショット⑫

そんなシュワルベが持つ本来の優しさが垣間見えるイベントは必見です!(筆者はここで落ちました)

 

『マリーのアトリエ Remake ~ザールブルグの錬金術士~』場面ショット⑬

▲そんな切なそうな目で空を見上げないで……! これからは筆者が幸せにしてあげるから(笑)

 その他にも、明るく天真爛漫なルーウェン・フィルニール、豪快で人情に厚いハレッシュ・スレイマン、おひげがダンディなクーゲル・リヒターなど、多くのキャラクターが登場します。

マリーが暮らすシグザール王国の首都ザールブルグは、穏やかで平和な街。そんなほのぼのとした世界の中で、交流イベントを通じて描かれるキャラクターたちの過去や意外な一面は物語に深みを与えてくれます。

恋愛要素があるというわけではないのですが、そこはオタク女子の持ち技“妄想力”で彼らとの次のストーリーを考えてみるのも面白いかもしれません。

『マリーのアトリエ Remake ~ザールブルグの錬金術士~』場面ショット⑭

▲いつも元気なルーウェン。その裏に秘めた彼の過去とは……?

 

『マリーのアトリエ Remake ~ザールブルグの錬金術士~』場面ショット⑮

▲豪快な槍捌きで敵をなぎ倒してくれるハレッシュ。彼の甘酸っぱい恋模様にもキュン

 

『マリーのアトリエ Remake ~ザールブルグの錬金術士~』場面ショット⑯

▲スマートなエスコートっぷりにもときめく、ダンディなクーゲル殿

『マリーのアトリエ Remake』はやり込んでこそ面白い!

25年ぶり(字面にするともう時の流れの早さにめまいがしそう・笑)に『マリーのアトリエ』をプレイしてみましたが、グラフィックが刷新されただけでなく、現代に合わせて様々な演出が追加されていたり、スキップや早送り機能、戦闘でのAUTOモードの搭載など細かい部分がリメイクで快適になっていると感じました。

けれども、調合・依頼・採取などの基本的なシステムはそのまま、やはり良いものは時を経ても不変なんですね。

 本作はマルチエンディングなので、一度のプレイではコンプリートできない部分もありますが、リメイクで快適になった分、周回プレイも存分に楽しめます。

また5年という期限の縛りがない「無期限モード」もあるので、しっかりじっくりやり込みたい方にもおすすめです。

 猛暑が続く今夏は、涼しいお家でのんびりスローライフな『マリーのアトリエ Remake』を楽しんでみてはいかがでしょうか?

 

『マリーのアトリエ Remake ~ザールブルグの錬金術士~』場面ショット⑰

▲本作で追加されたフォトモードでは、自由にキャラクターやフレームを設置して写真が撮れちゃいます

 

『マリーのアトリエ Remake ~ザールブルグの錬金術士~』場面ショット⑱

▲こちらは本作でリメイクされたミニゲーム「ぷにぷにハンマー大作戦」。全部で6種類のミニゲームが用意されています

(執筆:鈴木れな)

 

製品概要

◯タイトル:
『マリーのアトリエ Remake ~ザールブルグの錬金術士~』

 ◯対応機種:
PlayStation™5PlayStation®4Nintendo Switch™Steam®

 ◯ジャンル:新感覚RPG

 ◯発売日:2023713()

 ◯希望小売価格(税込):
通常版(パッケージ版、ダウンロード版共通) 6,380
プレミアムボックス 10,230円(グッズのみ版:3,850円)
スペシャルコレクションボックス 19,800
豪華絢爛!GS最強ギャラクシーコンボセット 38,280
Digital Deluxe(ダウンロード専売) 8,580

◯パッケージ特典:リバーシブルジャケット仕様

◯無料ダウンロードコンテンツ:
アクセサリー「25メガネ」、「アトリエ」シリーズ歴代BGMパック 

◯プレイ人数:1

 CEROB12歳以上対象)

 ◯公式サイト:
ゲーム公式サイト:https://www.gamecity.ne.jp/atelier/marie-re/
「アトリエ」シリーズ25周年特設サイト:https://www.gamecity.ne.jp/atelier25th/
ガストショップ特設サイト:https://shop.koeitecmo.com/product/marie-re_comboset/

◯公式Twitterhttps://twitter.com/gustatelierpr

 PlayStation®4パッケージ版をご購入された方は、追加費用無くPlayStation®5ダウンロード版へのアップグレードが可能です。

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鈴木れな

物心ついたときから生粋のオタク人生を歩んでウン十年。最近の沼はアジアBLドラマ。 2次元から3次元までいろんなモノ・コトを推してます!

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