まりも
アニメ作品を扱う某テーマパーククルー、原宿ファッションメディアのライター、アニメ作品のコラボカフェ企画、グッズデザインを経てアニメライターに。ONE PIECEとロロノア・ゾロを人生の主軸・指針としています。
■「全部同じじゃないですか!?」
続いてこちらは、コミックス141巻収録の「あこがれライダーの巻」で、特撮ヒーローの歴代超合金フィギュアの違いがわからず中川圭一が困惑するシーンから。一時期ネットでこのシーンを使ったコラ画像も出回ったため、ご存じの方も多いかもしれません。
戦隊ヒーローやロボットアニメ、アイドルのビジュアルはとくに「みんな一緒に見える」「違いがわからない」なんて言われがち。たまに「全部ガンダムみたいなもんでしょ!」なんて言うのも耳にしますし、今回のハッシュタグにも登場していました。
なぜ同じに見えるのか不思議なくらいそれぞれに個性があるのに……。まさに「これだからしろうとはダメだ!」です。
■「本物って……本物は無いでしょ アニメのお話…」
二次元オタクやボカロオタク、ロボットオタク、場合によっては歴史オタクなんかにも刺さりそうなこちらはコミックス166巻収録の「がんばれ麗子の巻」より秋本麗子のセリフ。
両さんが「ガムダン」のプラモデルはいかに本物に近づけるかが勝負と語ると麗子は引き気味で「本物って……本物はないでしょ アニメのお話…」。すると両さんは「今地雷を踏んだぞ!それも地球軍や連邦軍をまとめてふっとばす巨大地雷」「ロマンを否定する発言に気をつけろ!」とけっこうな勢いで激昂します。地雷を踏まれたオタクの様相は恐ろしい。
近年は、好きなキャラクター誕生日をホテルやスタジオを借りて盛大に祝ったり、結婚式ができるサービスを利用したりと、架空の存在とされていても同じ世界をともに生きているかのように愛を注ぐオタクも珍しくありません。そんな特別な存在を否定されたら特大地雷が爆発しかねません。
ちなみにガンダム・ガンプラオタクからは「実物があったらいいなぁ 実際にあったらこうなる その魅力を引き出すのがプラモ」「本物がないなんて考えもしなかったな むしろ目から鱗だった」「ガンダムは実在する!未来にだ!漢の想念の上でだ!絶対に言うんじゃないぞ!」といった熱い声が。その存在を信じてやまない深い愛が伝わってきます。
まりも
アニメ作品を扱う某テーマパーククルー、原宿ファッションメディアのライター、アニメ作品のコラボカフェ企画、グッズデザインを経てアニメライターに。ONE PIECEとロロノア・ゾロを人生の主軸・指針としています。
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