修羅の国だ…『ワンピース』の世界って実は生きにくい？略奪に破壊行為、多額の税金も

一度は行ってみたいマンガの世界の1つとして、よく名前が挙がるマンガ『ONE PIECE』（ワンピース）の世界。仲間とともに楽しそうに目標へと突き進む主人公たちに憧れますし、空の上にある空島や人魚がいる魚人島に行けたらと夢があふれます。悪魔の実を食べて不思議な能力を操ってみるのも面白そうですよね。

明るくポップな雰囲気の作品なので今まであまり気になりませんでしたが、最近ハリウッドで実写化されたことも受け、「『ONE PIECE』の世界って、実は結構悲惨じゃない？」という話題が盛り上がっていました。

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海賊に破壊される災害地獄に、天竜人から搾取される税金地獄……

『ONE PIECE』の世界設定は大海賊時代。海賊が一般社会の中にもうごめいている世界です。

町には海賊たちが次から次へとやってきては、略奪や破壊行為をおこなっています。例えば第10話では、海賊バギーがバギー玉という大砲の威力を見せるためだけに立ち並ぶいくつもの民家を砲弾で貫きました。

海賊たちによって家に被害がおよぶ頻度は、台風などの自然災害の回数よりも多いかもしれません。海賊保険のようなものがあったとしても、修復に毎度頭を悩ませられることが予想されます。

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また世界政府に加盟している多くの国では、天竜人に天上金という多額の税金を納めなければなりません。富を得ているのは天竜人と貴族くらいで、一般市民には華美な暮らしは手に入りにくいことが考えられます。

絶対的権力を持って無法が許される天竜人は、勝手な理由で人を踏みにじったり奴隷にしたりもできるので、突然なりふりかまわず命を奪われる可能性もあります。ゴア王国では天竜人が訪問するからという理由で、貧困層の人々が住む地域が焼き払われてしまったことも……。

国ごと滅ぼされる危険も「治安悪い」「修羅の世界だ」

さらには、世界政府にとって不都合なことがあれば国ごと滅ぼされることもままあります。

公害病が流行ったフレバンスでは、王族と世界政府が病気の発症理由を知っていたことを隠ぺいしたいがために民が見殺しにされています。また理由は不確かですが、ルルシアやゴッドバレーなどは天竜人のトップであるイム様や五老星たちによって跡形もなく消されてしまいました。

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ネット上では「『ONE PIECE』の世界ってものすごく治安悪いよね」「今までマンガでは気にならなかったけど、実写版で見ると海賊たちの荒々しさが際立つわ」「映画で見ると修羅の世界だな」「どこも危なくて生きにくい」といった声が。あらためて考えてみるとヤバい世界だったという意見が多数投稿されています。

もし『ONE PIECE』の世界に行けるのならば治安の良さそうな地域に行きたいものですが、海賊たちはどこにでも現れる可能性があるので、いつどこで喧嘩や騒動に巻き込まれるかわかりません。どんなにへし折られても立ち直っていける力があるなら、『ONE PIECE』の世界でも生きていけるかもしれませんね。

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