zash
子供の頃から培ってきた映画、海外ドラマ、特撮、アニメの知識を活かして活動中。各媒体でコラム、取材レポート、インタビュー記事を執筆する他、雑誌やマスコミ用リリースへの寄稿も行っている。
先述の3作品に共通する点を「トーナメントと呼べるような場面が少なく、主人公が複雑な背景を持ち、残忍な暴力性が特徴的」としており、「これらの要素は1980年代後半から1990年代にかけて打ち出された荒々しい作品を想起させる」という興味深い考察が成されています。
続けて、第1話の印象に関して同レビュワーは「監督を務めた牧田佳織の手腕が完全に適合している。ひねり、アクション、そして不気味なユーモアにあふれており、何よりキャラクターをどのように強調させていくかということを示唆している」と綴ります。
さらに「最初の15分における画眉丸に対するキャラクター構築が非常に印象的だ。斬新な手段で画眉丸の物語の差異を伝えている」としています。
これは、佐切が画眉丸の本心を見抜き、本当に求めていることは何かを画眉丸に思い出させる場面で、画眉丸と妻の関係性が浮き彫りになっていく展開を指しているのだと思います。確かに、画眉丸が佐切に話した妻との関係と、実際の関係では大きく異なるものがあり、画眉丸は妻との自由を求めていたことがハッキリする見事なシーンでしたね。
同レビューは「華麗でユニークなビジュアルが印象深い。意図的にロウソクや暖炉のような柔らかい照明を印象づけることで、キャラクターの顔がフラットに感じられる。そういった点は同じくMAPPAがプロデュースする『呪術廻戦』や『チェンソーマン』のシャープなキャラクターデザイン、ネオンに照らされた街並みに感じるモダンな印象とは異なる点だ」と、MAPPAの幅広い作画技術を称える文言で幕を閉じています。
毎度のことながら、やはりMAPPA製作のアニメはその作画に驚かされるファンが多いようで、YouTubeにリアクション動画を投稿しているケニア人リアクターのマイケル・アンジェロさんも、文字通り開いた口が塞がらない状態で『地獄楽』を鑑賞している姿が印象的でした。
第1話冒頭からいきなり画眉丸の首が切れない点について「画眉丸の首は何で出来てるんだ!?死ねないの?無敵なの?」と疑問が渋滞しパニック状態に……そして「なんて導入なんだ!」と驚きを隠せないご様子。
燃え盛る炎の中から画眉丸が姿を現す場面では「これはスゴイ!この作画見ろよ!」と口をあんぐり。
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