曽我美なつめ
音楽、二次元コンテンツ(アニメ/マンガ)を中心にカルチャーを愛するフリーライター。コロナ禍を経て10年ぶりにオタク・同人沼に出戻りました。全部宇髄天元のせいです。
また転校生・宮城の自己紹介シーンでは「お名前教えてー!」という声や、宮城と三井の喧嘩シーンでは「前歯気を付けてー!」という心配の声が飛んできたり。そういった一幕も、上映中に思わず笑ってしまった所ですね。
一方でシリアスなシーンは皆一様に声を潜め、物語の展開を静かに見守ることも。
また二か所ほどある先の辛い展開を思わせるシーンでは、客席のあちこちから「やめてー!!」「行かないでー!!」という悲痛な叫びも挙がりました。
盛り上がる応援だけでなく、そういったハラハラドキドキや感情の起伏も、会場全体の一体感の中で味わえる。それもまた、声出しOKならではの醍醐味ですね。
個人的には大声とまではいかずとも、試合の中で痛烈なシュートやナイスプレイの際に「うわっ!」「おお~!」といった心の声がつい口から出てもOKなところは、応援上映の非常に有難い点だと感じました。
作品ガチ勢でなくてもそういったストレスなく映画に没頭できる。それもまた、応援上映の良さのひとつなのでしょう。上映後、1回目の鑑賞時同様に無事「最高…………………」となりつつ劇場を後にしたのでした。
興行収入150億、観客動員1000万人突破も目前の映画『THE FIRST SLAM DUNK』。
様々な劇場特典の追加配布も決まる中、もしかしたら今後も再度応援上映の可能性があるかもしれません。
劇場に何度も足を運んだ人のみならず、原作未読勢も楽しめる本作。上映が続く今のうちに、気になる方はぜひ。
ちなみにその後応援上映を経て、私はついに借りていた原作にも手を出しました。一晩で15冊一気読みし、現在山王戦に突入しています。最推しは三井寿です。
(執筆:曽我美なつめ)
<関連記事>
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