zash
子供の頃から培ってきた映画、海外ドラマ、特撮、アニメの知識を活かして活動中。各媒体でコラム、取材レポート、インタビュー記事を執筆する他、雑誌やマスコミ用リリースへの寄稿も行っている。
イベントでの試写上映時も観客からは歓声が上がっていたというように、アメリカでも仮面ライダーは人々の心を鷲掴みにしているようです。
「仮面ライダー」や「ウルトラマン」はアメリカでもたびたび再放送されており、特に仮面ライダーは、2009年の『KAMEN RIDER DRAGON KNIGHT』を初め、何度かリメイクもされています。日本ほどではないのですが、アメリカでもある程度の知名度を誇っているヒーローと言えるでしょう。
しかし、やはり普段、日本の特撮というマニアックなジャンルを視聴しないファンにとって『シン・仮面ライダー』は少し難しい作品であったことは否めないようです。
本作に対する否定的な意見に目を通して見ると「映画は面白いが予備知識ゼロだとストーリーがよくわからない」や「まるで総集編みたいな映画だ」といった意見が散見できます。
この辺りの評価としては日本のファンとほとんど同意見のように思えるのですが、中には鑑賞中に“爆笑”が起きた場面もあったと聞きます。
その問題のシーンというのが、仮面ライダーとコウモリオーグがバトルを繰り広げる場面。
コウモリオーグを追いかけて、仮面ライダーがサイクロン号で宙に舞い、ライダーキックを繰り出す瞬間でした。そのあまりにもCGであることが強調されたアクション描写に、観客全体から笑いが起きたのだとか!
確かに本作のレビューの中にも「CGがひどすぎる」といった意見もあるようで、近年のマーベル映画を初めとしたヒーロー映画もといテレビドラマでもハイクオリティなCG描写を常に鑑賞しているアメリカ人映画ファンにとっては、少しレベルが劣ると判断されてしまったのかもしれません。とはいえ、『シン・ウルトラマン』と並び、高評価を得ているのは間違いないようです。
日本での上映はほぼ終了してしまいましたが、海外からの熱気がじわじわと伝わってきている『シン・仮面ライダー』。日本のヒーロー作品が世界で旋風を巻き起こしていることがファンとして嬉しい限りです。
(執筆:zash)
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