zash
子供の頃から培ってきた映画、海外ドラマ、特撮、アニメの知識を活かして活動中。各媒体でコラム、取材レポート、インタビュー記事を執筆する他、雑誌やマスコミ用リリースへの寄稿も行っている。
このシーンでロン役のルパート・グリントは、口からひたすらナメクジを吐き出しますが、このナメクジの正体は、スタッフが作ったゼリー状のグミでした。しかも、それぞれ味が違っていたため、ルパート自身は撮影を楽しんだと後に語っています。
映画「ハリー・ポッター」シリーズの後継作品として、その前日譚にあたる『ファンタスティック・ビースト』シリーズが、2016年から公開中ですが、同作の主人公であるニュート・スキャマンダーが、すでに『ハリー・ポッターとアズカバンの囚人』の時点で登場していることを知っていますか?
ニュートが登場する場面は、ハリーがフレッドとジョージよりもらった「忍びの地図」を見ているシーン。様々な人物の足跡が動いている中に「ニュート・スキャマンダー」の文字が見て取れるのです。
ホグワーツの指定教科書である「幻の動物とその生息地」の著者ではありますが、教師というわけではないニュートが、なぜホグワーツを訪れていたのかは定かではありません。
「ファンタビ」の主人公であるニュート関連のトリビアは他にもあり、同シリーズでニュート役を演じるエディ・レッドメインは、その昔、『ハリー・ポッターと秘密の部屋』のトム・リドル役のオーディションを受けていたと言います。
当時、大学生だったエディはオーディションに落ちてしまいましたが、その十数年後に、今度は「ファンタビ」の主人公に抜擢されたという経緯があります。なんとも感慨深いエピソードですね。
『ハリー・ポッターとアズカバンの囚人』では、ハリー、ロン、ハーマイオニーそれぞれの制服に個性が滲み出ています。
ネクタイを少し緩めているハリー、セーターの下から裾がはみ出ているロン、ピシッと着こなすハーマイオニー…これは監督を務めたアルフォンソ・キュアロンのアイデアで、キャラクターの性格を表現しようと考え出された案だったと言います。
今回のトリビア集はここまで。ハリーの成長が色濃く表れるシリーズ前半の3作でまとめてみましたが、いかがだったでしょうか?
数々の裏話を知り、そこかしこに隠されたイースターエッグを探しながらの鑑賞は、また一味も二味も異なる映画体験をもたらしてくれるのではないでしょうか。
それでは……「いたずら完了!」。
(執筆:zash)
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子供の頃から培ってきた映画、海外ドラマ、特撮、アニメの知識を活かして活動中。各媒体でコラム、取材レポート、インタビュー記事を執筆する他、雑誌やマスコミ用リリースへの寄稿も行っている。
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