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note上で「テレ東で観たいドラマ」を100 文字で募集し、投稿されたアイデアの中からテーマを決定。さらに、そのテーマにそったシナリオを募集し、その中から選んだシナリオをもとに本ドラマは制作されました。毎回、有名俳優をゲストに恋愛、コメディ、サスペンスなど、ひとつのテーマからさまざまな物語が繰り広げられます。
佐伯大地さんが演じるのは、第9話、架空の職業・さよならメッセンジャーに従事する雄介という人物。人や物など、あらゆる事象との“別れ”を代行する人物です。
「(フェイク)ドキュメンタリー」形式で進む非常にリアリティのあるこのドラマについて、お話しを伺いました!
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INDEX
佐伯大地さん(以下、佐伯):そうなんです。僕も今までに経験したことのない役でした。フェイクとはいえドキュメンタリーものもほぼ初めてで、難しい内容でした。だから事前に入念な打ち合わせを行いましたね。『さよならメッセンジャー』という仕事が本当にあったらどうなるのか、ということは最初に考えていました。
ただ、現場で「やってみてどうなるかっていうのもあるよね」とも話しました。骨組みとなるセリフは用意してもらいましたが、ドキュメンタリーなので「セリフ」にはして欲しくないと。
でもいざ始めてみると、台本にない設定や会話に直面したり、アドリブが多かったので頭の中はずっとフル回転という(笑)。
人間関係が複雑化している世の中で「別れ」を切り出すのは、本人(依頼人)にとってはすごくエネルギーを必要とする行為じゃないかなって。それを第三者である僕(雄介)が代わりに伝えに行くんです。
佐伯:雄介は割り切っているんだと思います。“そういう仕事だから”って。ある意味ドライなのかな。
僕の中では、雄介はたくさんの「別れ」を目の当たりにしすぎたからなのかな、と思っています。
でもさよならの後には新しいことが待っていると思います。
佐伯:あります……、最近実家の犬との“さよなら”がありました。
うちの犬は母親のいうことを一番にきいて、その次に父親。弟の事は群れの仲間だと思っていて、多分僕のことは子分くらいに思っていたんじゃないかな(笑)。実家にいる時も、僕一人の時は寄って来るけど、他の家族が帰ってくるとすぐそっちに行っちゃうんですよ。
それでも18年一緒にいたから心にくるものがあって。小学生の頃から弟と一緒に可愛がってましたから。
最後のお別れを家族みんなでする時に、母親だけじゃなくて弟も涙を流しているのを見て僕も涙ぐみました。この別れで強く気づかされましたね。
佐伯:僕はこういった職業だからっていうものありますが、発信したいことは自分の口で表現することが多いです。
頭の中で言いたいことをまとめながら、相手に伝わりやすいように声にするっていうのにあまり苦痛を感じないんです。
でも文章を書いたり、絵で表現するのは難しいかもしれない。学生時代に、僕はダンスサークルに所属していて、仲間の一人に口下手な友人がいたんです。彼はそんな自分の中のフラストレーションを「ダンス」で表現することですごく周りからの評価を得ていたんです。
何かを生み出すことに対しての熱量が研ぎ澄まされているというか。そういう人を見ると憧れたり、自分もこういう意識でいこうってなりますね。
佐伯:『さよならメッセンジャー』の主人公はごく普通の一般人男性です。その普通の男性に(フェイク)ドキュメンタリーという形でカメラが密着します。もし自分が『さよならメッセンジャー』という職に就いていたらどうする?と想像しながら観てみてください。
現代社会の複雑な人間関係の別れの中に、次へと進む兆しを見つけられる、そんなドラマとなっています。ぜひご覧ください。
2015 年にミュージカル「刀剣乱舞」に岩融役で出演。“2.5次元”ブームを巻き起こし、「第 69回NHK紅白歌合戦」にも出演した。2020年3月12日より公演舞台「改竄・熱海殺人事件」にも出演。
公式ツイッター/@AND_swgD(https://twitter.com/AND_swgD)
(撮影・執筆:ナスエリカ)
出 演:浅川梨奈(第 1 話、2 話)今泉佑唯(第 3 話、4 話)恒松祐里(第 5 話、6 話)
永田崇人(第 7 話)多和田任益(第 8 話)佐伯大地(第 9 話)
主題歌:藤原さくら「Twilight」「Ami」(スピードスターレコーズ)
演出・プロデューサー:太田勇(テレビ東京)
製作著作:テレビ東京
公式 HP:https://www.tv-tokyo.co.jp/note_100drama/
公式 Twitter:@tvtokyo_note 「#100 文字アイデアをドラマにした」
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