島﨑信長「リアリティあふれる芝居になりました!」アニメ映画『思い、思われ、ふり、ふられ』インタビュー【前編】

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島﨑信長「リアリティあふれる芝居になりました!」アニメ映画『思い、思われ、ふり、ふられ』インタビュー【前編】
全国にて公開中のアニメーション映画『思い、思われ、ふり、ふられ』。本作で山本理央役を演じる、島﨑信長さんにお話を伺いました!
大人気少女漫画家・咲坂伊緒さんが描く『ストロボ・エッジ』『アオハライド』と続く咲坂伊緒 青春三部作」の最終章となる『思い、思われ、ふり、ふられ』。本作では、4人の高校生それぞれの想いが交差し、恋や友情、葛藤など瑞々しい青春が描かれます。

恋愛に夢見がちな“ピュア”な市原由奈(CV鈴木毬花さん)、現実的な恋愛を志向する“リアル”な山本朱里(CV潘めぐみさん)のWヒロインを軸に、朱里の義弟で、王子様のようなビジュアル、クールで大勢の女子からモテモテ、でも“ある葛藤”を抱える山本理央(CV島﨑信長さん)、由奈の幼なじみで真っ直ぐな好青年、でもどこか周囲を冷静に見てしまう乾和臣(CV斉藤壮馬さん)、このまるで違うタイプの男子ふたりの言動や、由奈と理央、朱里と和臣の間で揺れ動く繊細な感情も大きな見どころのひとつ!

そんな内面に“とある秘めた葛藤”を抱えるクールな王子様・山本理央役を演じた島﨑信長さんに直撃インタビュー! 本作に対する思い、また島﨑さん自身の恋愛観や学生時代の甘酸っぱい(?)思い出など、いろいろなお話を伺いました❤

理央はクールに見えて可愛い男の子!

――本作への出演が決まった際の想いは?

 オーディションを受ける時に原作を拝見して、随所にリアリティを感じて! 実感を持って共感出来る作品だなと思いました。非常に僕好みなドラマだと思ったので、すごく嬉しかったです。

――演じた山本理央の第一印象や、性格についてはどう思われましたか?

 (ヒロインの)由奈ちゃんが“王子様”と言ったように、一見クールな王子様キャラだと思いますが、でも実のところすごく可愛らしい男の子だと思いました。
クールに見えるのも、本人が色々上手く行かず燻っていたり、そのことで他の人に興味が持てなかったりで、結果的にそう見えているだけなんです。(途中から)どんどん彼の心の扉が開かれて、壁が壊れていって、彼が本来持っている純粋さまっすぐさ素直さかわいらしさが出てくる。そんな変化も面白いし、僕自身も好きなキャラクターです。
――理央を演じる上での難しさや、苦労した点は?

 全然なかったです!
演技では、普段から“本当にそこに生きている人間”という部分をより強めたいと思っているので、現実に寄せたリアリティが軸の作品の時は、あまり作り込みすぎないようにしています。彼の心の芯となる部分は捉えるけれど、あとは現場で実際に人の声を聞いて自分で感じて、そこで生まれたらいいと思って演じていました。それが今回はとてもスムーズに出来ましたね。

――収録で印象に残っていることはありますか?

 由奈を演じている鈴木(毬花)さんは、アニメのアフレコ経験があまりないそうなのですが、だからこそ、とてもまっすぐにピュアなものをぶつけてくれて、気持ちを伝えてくれました。おかげで僕も“よりまっすぐ”に返せました。良い高め合いができたと思います。

大人のリアルも描かれている本作

――ストーリーへの印象はいかがでしたか?

 本当にリアル! もちろんフィクションなので、あくまでも完璧なリアルではなくて“リアリティを感じる”ということではあるんですが。でも、とってもリアル!(笑)

たぶん老若男女どなたが見ても、「これわかる」とか「こんな人いたな」とか「自分がこうだったな」といった部分を感じられる作品だと思います。例えば特徴的なのが、“高校生の青春”に焦点を当てると、どうしても大人って敵側というか反抗すべき存在とか。もしくは、ちょっと便利な“なんでも出来る大人”みたいに描かれがちなのですが、大人が都合の良い存在ではないこと! この物語では、ちゃんと大人もひとりの人間なんだよって。ケンカもするし、ひとりひとりそれぞれが生きています。

その中でもやっぱりときめきや、少女漫画的な輝きもあるから、原作の咲坂伊緒先生のバランス感覚はすごいなと感じました。

もし僕が友達になるなら…

――島﨑さんが本作の中で、もし友達になるなら誰がいいですか?

 友達かぁ~!(考え込む) なんか由奈ちゃんって、大人になると失いがちな要素をより強く持っている子だと思うんです。理央もどちらかと言えばそうではあるんですけれど。

子供の頃は「僕は正義のヒーローになる」とか素直に言えていたものが、大人になるとそうは言えない。「パイロットになる」にしても、大人になると「実際になるにはどうしたらいいだろう」「生活はどうなるだろう」とか考えちゃう。そして、違うことをまっすぐに「違う」と言うこと、そういうこともどんどん出来なくなる

だから、由奈ちゃんみたいな人が近くに居たら、役者としても人としても、いい刺激をもらえるんじゃないかなと思います。
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