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名だたる有名武将がひしめく乱世に、主人公とともに現代からタイムスリップしてくるも、戦国時代に馴染んで忍者として活動するという、なんとも“クール×マイペース”な役どころの佐助。そんな佐助を演じる赤羽根健冶さんのインタビューをお楽しみください!
主な出演作
<テレビアニメ>
THE IDOLM@STER(プロデューサー)
テラフォーマーズ(イワン・ペレペルキナ)
<ゲーム>
イケメン戦国◆時をかける恋(猿飛佐助)
夢王国と眠れる100人の王子様(リド、アルマリ)
罪喰い ~千の呪い、千の祈り~(永海連)
INDEX
佐助は主人公と同じく、現代から戦国に飛ばされてきたキャラクターという立ち位置なので、早々に攻略対象にはならないだろうなとは思っていました。ほかの戦国武将のシナリオが落ち着いてからの配信だろうと思ってはいたので、ようやく佐助の本編配信開始の話を聞いたときは、「やっと! 嬉しい!」 というのが素直な気持ちです。
――ゲーム本編以外にも、ニコ生ラジオ『イケメン戦国生ラジオ~今夜は朝まで離さない~』(以下、『戦なま』)での朗読パートやイベント、ドラマCD(『イケメン戦国◆時をかける恋』 キャラクターソング&ドラマCD 第四弾)などこれまで色々な場面で佐助を演じていらっしゃいます。彼の印象はいかがですか?
本編と『戦なま』ではだいぶ違うなとは思っていますね(笑)。でも佐助を演じる上で、『戦なま』で作っていただいた佐助のイメージに助けられている部分は沢山あります。『戦なま』の佐助はテンションが高いわけではなく、フラットな謎のテンションなんですよね。そこから『戦なま』用語の「ズバン!」も生まれたんですけど。
ドラマCDは内容的には、はっちゃけた物語でしたが、『戦なま』のテンションで演じたら「その佐助くんのテンション、もう少しだけ抑えてもらえますか……?」とNGが出ました(笑)。
そういう意味では、アニメ『イケメン戦国◆時をかけるが恋は始まらない』(以下『戦アニ』)の佐助がいちばん『戦なま』のテンションに近いですね。現代人であるために小回りが利く佐助が起点になって、戦国なのにテニスしたりラップしたり……。戦国時代という設定の“裾野を広げる役”が彼の立ち位置かなと思っています。
本編の佐助も勿論好きですが、『戦なま』で生まれた佐助の良さもあると思うので、どちらも好きになってほしいです。これからも真面目な部分は真面目に、バラエティーはバラエティーとして楽しくやっていきたいです。
ピュアで年相応な恋愛が楽しめるところですかね。ゲームがリリースされて、山田シロ先生が描かれた他の武将たちのスチルを見て、「え、嘘、こんなにグイグイいくの!?」とビックリしたんですよ(笑)。『イケメン戦国』では大人っぽい恋愛が楽しめるキャラクターが多いのですが、押せ押せな戦国武将たちとはまた違う、年相応でまっすぐな恋のお相手として、佐助は魅力的ではないかなと思います。
――佐助のキャッチコピーは“クール×マイペース”ですが、赤羽根さんがご自身にキャッチコピーをつけるとしたら?
“ネガティブ×ナイーブ ~ポジティブになりたい~”です(笑)。ものの考え方がネガティブになりがちで、石橋を叩き過ぎてしまうというか、色々なパターンを想定してしまうんですよね。それだとどん詰まりになるので、最終的にそれをいかにポジティブに持っていくかを日々考えています。
でもネガティブでナイーブだからこそ演じられるキャラクターも沢山いますし、逆にすごくポジティブな役がきた時には、自分に持っていないものを出すのが楽しいとも思います!
夜の散歩ですね。1日30~40分くらいで、少しだけ走ったりもします。あとは湯船につかるようになりました。シャワーだけで済ませてしまうことが多かったのですが、30代になってから身体の不調を感じる瞬間がありまして……(笑)。そんな時にテレビで小栗旬さんが「蜷川幸雄監督に、湯船には絶対つかるように言われた」と言っているのを観たんです。湯船につかって1人でリラックスして考える時間が人間には必要だ、ということらしくて、実践してみたところ、徐々にその良さが分かっていきました。
この話には後日談があって、『イケメン戦国』明智光秀役の武内(駿輔)くんにその話をしたんです。そうしたら「じゃあバスライトとかでアロマを焚くといいですよ!」と、一回りくらい年下の後輩に大人な楽しみ方を教わってしまうという(笑)。今では電気を消して、バスライトを浮かべて、リラックスして湯船につかっています。アロマはちょっと僕にはハードルが高くてまだ実践できていませんが! 武内くんは『イケメン戦国』のオシャレ男子です(笑)。
――佐助の公式チャームポイントは“表情筋が不自由”ですが(笑)、赤羽根さんご自身のチャームポイントはどんなところですか?
“表情筋が不自由”はすごく共感します! 僕も写真で自然に笑うのが苦手で、変顔とかしちゃうんです。僕自身のチャームポイントは、“手”ですかね……。昔は自分の手が女性的で好きじゃなかったんですよ。指と爪の形が長いんです。
――本当ですね! 楽器演奏などなさっていたのでしょうか?
よく言われますね! あと「美容師になればいいよ!」とも言われました。でも手先は器用ではないので……。よく内出血をしてしまうので“手タレ”にも残念ながらなれなさそうです(笑)。
ラジオの公開録音もついに実現させていただいて、いい意味でやりたいことのツボは全部押さえていただいたのですが、欲を言えば、『戦アニ』の第2弾があればいいなと思います。カッコいい武将と大人の恋愛が楽しめる本編とはまた違って、アニメではバラエティーに振り切っていてすごく面白く、新しい可能性も感じたので!
あとは先日『イケメン戦国』 伊達政宗のVTuber(バーチャルYouTuber)の番組に出演して、乙女ゲームもまた新しい領域に入っていくのだな……と感じました。視覚的に楽しめるVRもいいですが、VTuberというのもまた、その場にキャラクターが存在している感覚がありますよね。 舞台『イケメン戦国 THE STAGE』もすごく素敵だったので、いつか僕らがVTuberとしてアフレコしたキャラクターたちが、そのまま3次元で動いている姿も見られたら嬉しいです。
長らくお待たせいたしました! 皆さんはイベントや『戦なま』、『戦アニ』の佐助のイメージが強いと思うので、本編が“いい意味で”期待を裏切るかもしれないです(笑)。佐助って恋愛が絡むとこうなるのか! という彼の新しい要素や一面をストレートに受け取っていただけたらと思います。現代人同士が戦国で恋愛をするとどうなるのか!? というのをぜひお楽しみください!
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