numan編集部
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今年6月1日に30歳を迎えた山本一慶さんの記念すべき30代・第1弾作品としても注目の本作、作品を代表して山本一慶さん、青木空夢さんに【前編】に続きお話を聞きました!
■【前編】はこちら!
・山本一慶×青木空夢「僕は人類初の死なない人間になるかも(笑)」舞台『Run For Your Wife』対談
≪物語≫
平凡なタクシードライバー、ジョン・スミスには秘密があった。ナント2人の妻がいた!
2つの家庭を持ち2軒の家をタクシーで正確に行き来する楽しい重婚生活を送っていたジョン。
そんなある日、アクシデントでスケジュールが狂ってしまい、さあ大変!
必死に隠そうとウソにウソを重ねて最後には大変な騒ぎに! 果たしてその結末は……。
INDEX
山本一慶さん(以下、山本):30歳にも見えないと言われることもあるのでより若いジョンになると思いますが、若いが故の可愛さだったり優柔不断さがより引き立つのかなと。原作の年齢設定だと、普通のオジサンが重婚というとんでもないことをやってしまいますが、若いがゆえのノリというか、流れでそうなってしまった感がより引き立つのではないのかなって思っていて。
そしてルー(大柴)さんとのコンビがまた年齢差があるからこそ、すごく面白いことになるのではないかと。今まで色んな方が演じていらっしゃいますが、そういった点では異色感がさらに強くなって、あえて若くした意味がここに生まれ今までにない面白さが出るんじゃないかなと期待しています。
青木空夢さん(以下、青木):ルーさんの可愛さも出てきそうですよね。この年齢差なのにジョンにお金を借りてたり(笑)憎めない。
山本:そうそう、30歳以上年下のジョンに嘘を頼まれてしまう。ルーさんも引き立つし凸凹コンビというか、お互いの関係性がよりはっきりと出ていいんじゃないかな。
――ルーさんはアドリブとか入れてくる方なんですか?
山本:お芝居に関してはとても真面目に取り組む方と聞いています。アドリブをやっていただいたらそれだけ信頼関係も出来ているんだなって思えて嬉しいので、そこは稽古で作っていけたら。
青木:ルーさんのお芝居を初めて拝見するので稽古が楽しみです。
青木:トラウトンは真面目でピリッとしめるようなキャラクター、いい意味で流されないようにしようかなと。それが作品としての厚みの部分になれればと思っていて、自分の役割や立ち位置を作っていく中でさらに掘り下げて見つけて行きたいですね。色々できそうな気もしていて、考えすぎないように挑んでいこうと思っています。
山本:ザ普通の人のはずなんだけど、この人もジョンに振り回されて。一番気付いて欲しい人なのに一番嘘にひっかかるんだよね、このキャラクターも憎めなくて好き。
青木:(笑)憎めないキャラクターばかりで、本当に悪い人はいないんです。あ、ジョンが一番悪い人なんですけどね。
――山本さんは演出の菅原さんとは何度かご一緒されていますが、どんな方ですか?
山本:すごくビジョンを作って下さる方で、早い時は2日で演出が全部付いてしまうこともありました。かといって役者にすべて押し付けるわけでもなく、その融合の仕方がとても優しくておおらかでビジョンの中で役者の動きを融合させてくれる方です。
ダメ時ははっきり言ってくれるので挑戦もできるし、とても信頼しています。空夢くんもすごくやりやすいと思うので何も考えず自然体で、みんなでいい空気感を作っていけたら。
青木:僕は初めて出演します、どんな雰囲気なんですか?
山本:とてもレトロで楽屋が畳で、築100年くらいの重要文化財なんですよね。三越で舞台をやるって言うと年配の方は驚くよね。客席とステージの距離がすごく近くて、歴史ある由緒正しい劇場に立つのは身が引きしまるし、役者としていい経験になるんじゃないかな。
あと上品さを感じます。入口の横が宝石店で何百万っていう宝石が置いてあって、1万円のガチャガチャがあったり、すごくセレブな雰囲気がある劇場だね。
青木:ちょっと物販の値段を上げなきゃですね(全員爆笑)
山本:面白いね、隣が高いから麻痺して高くても買っちゃうかもね(笑)
――稽古初めはみなさんどんな雰囲気なんですか?
山本:僕は稽古初日の顔合わせと本読みが一番苦手なんです。
青木:あ、わかります! 独特な空気がありますよね。僕も初日の本読みが一番苦手です。
山本:初日は居酒屋とかでやりたい。
青木:(笑)軽く飲みながらいいですね。
――山本さんは座長公演となりますが、どんな座組にしていこうと?
山本:それはメリハリですね!やるときはやる、やらない時はやらないで帰る!が一番です。短期集中型で、ほかはリラックスして。思いつめてもしかたない作品なので、気張らずにやっていきたいです。
青木:僕はそんな一慶さんをたっぷり観察しようと思います。
山本:ええ!? 寝ぐせだけは直して来ようっと。
青木:すれ違いの笑いをぜひ楽しんでもらいたいです。予備知識は何もいりません。まずは気張らずに気軽に来て欲しいです。がんばります!
山本:芸人さんがするコントやお笑いもありますがその笑いではなく、“身に染みる”“その人たちの生きざまにクスっとしてしまう”そんな心に残る笑いです。物語を楽しんだ笑いは記憶に残り、後から思い出しても笑えるし、そういう上質な計算された笑いはなかなか普段味わうことができないので、ぜひ劇場にいらしていただいて、そのひと時を楽しんでいただけたらと思います。
【NEWS】
新聞記者役で飛び入りゲスト出演決定!
7/27(土)17時、28(日)17時:小南光司さん
29(月)18時30分:稲垣成弥さん
31(水)14時:橋本真一さん
皆様の活躍にご期待ください!
山本一慶さんとゲストとの短いトークもあります!
▼チケット
料金:S席7,800円、A席6,800円(全席指定・税込み)
▼プレイガイド
アーティストジャパン:http://artistjapan.co.jp/
チケットぴあ:https://t.pia.jp/ Pコード:494-995
イープラス:https://eplus.jp/
ローソンチケット:https://l-tike.com/ Lコード:33178
三越劇場:https://mitsukoshi.mistore.jp/bunka/theater/
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