numan編集部
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こちらの記事では、ミリドニア王国より、ナレク役の滝澤諒さん、 ヴィーノ役の松本祐一さん、リオット役の進藤学さんのインタビューをお届けします。撮影現場のフォトギャラリーもあり♪
INDEX
滝澤諒さん(以下、滝澤) ナレクのトレードマークである首の“もさもさ”をはじめ、ド派手ですよね。衣装やウィッグを身に纏うことが、キャラクター像を掴む第1歩になります。普段は猫背気味なんですが、いち王国の王子ということで、国を背負わなければいけないんだ、と自然と背筋が伸びました。これからに向けて前向きな気持ちでいっぱいです。
――衣装からはお腹がチラリと……! 何か筋トレなどしているのでしょうか?
滝澤 肥満体質のナレク様というわけにはいかないので勿論意識しています(笑)。ダンスをやっているので、もともと腹筋は割れているんですが、おへその周りの筋肉がまだ足りないかなと思っていて……。ナレクは「俺を見てくれ!」というナルシストなキャラクターなので、本番に向けて身体を仕上げていきたいです。
――気になるキャスト、キャラクターはいますか?
滝澤 ヴィーノが気になっています。アニメで、ヴィーノがヒロインのアニを口説いては、軽くいなされる、というやりとりの繰り返しがシュールで大好きなんです(笑)。普段は自分に落ちない女の子はいないであろう彼が、自分になびかない女の子に必死にアプローチしているのってキュンとしますね。松本(祐一)さんのお芝居も楽しみです。
滝澤 朝、起きられなくて、アラームを30回かけているんです。それ自体はいいのですが、最近気付いたのが、「30回なるからいいや」って思ってしまう自分がいること(笑)。30個目のアラームが本当に起きないとまずい時間で、それまでの29回目までは、「今はまだ○回目だから大丈夫」って思ってしまうので、30回かける意味がないという……。
――『ダメプリ』は”ダメな王子ほどクセになる”、そんな王子たちが沢山登場します。女性の"ダメ"かもしれないけど、愛おしい!と思える部分はありますか?
滝澤 身支度を整えてくれたり、部屋を綺麗にしたり出来る女性は勿論素敵ですが、自然体な女性にも惹かれますね。取り繕わずに”ありのままの自分”で接してくれる女性も、なんというか、隙があっていいなと思います。
――本番に向けての意気込みをお願いします!
滝澤 今回、DAMEルートとLOVEルートの2つのエンディングが用意されているので、ぜひどちらも観ていただけたら嬉しいです! LOVEルートでは皆さんが顔を赤らめてしまうようなドキドキの物語を突き詰めていきたいですし、DAMEルートはこの作品でしか出来ない、各キャラクターのダメなところも好きになってもらえる物語になればと思います。原作ゲーム、アニメのファンの方は勿論、この舞台を通じて『ダメプリ』という作品を沢山の方に知っていただきたいです!
松本祐一さん(以下、松本) 以前も衣装を見させていただいたので「こんな感じかな」というイメージはあったのですが、実際に衣装に袖を通すと、「ああ、いよいよ始まるな」と気持ちが引き締まりました。周りのキャストさんのキャラクタービジュアルもすごく完成度が高くて、僕も出来るだけヴィーノに近づけるように、誠心誠意、ビジュアル撮影をやらせていただきました。
――共演者とのエピソードはありますか?
松本 クロム役の(汐崎)アイルさんと、テオ役の(橘)りょう、ナレク親衛隊ハディ役の馬庭(良介)くんとは久しぶりの共演で嬉しいです。ナレク親衛隊エイミル役ののみけん(野見山拳太さん)とは少し前に共演したばかりですね。
ヴィーノと距離が近いナレク役の滝澤さんは今回が初共演なので稽古中にどんどん距離を詰めていけたらと……人見知りなんですが、頑張ります!
松本 僕、驚かされるのが苦手で、お化け屋敷が本当にダメなんです。友達に誘われても、頑なに行かないです……。もしどうしても行かないといけないとしたら、前も後ろも誰かにいてもらって、ずっと手を握ってもらわないと無理です(笑)。
――女性の"ダメ"かもしれないけど、愛おしい!と思える部分はありますか?
松本 妄想になっちゃうんですけど、例えばデートをして、彼女が自分で行きたいお店を予約してくれたとするじゃないですか。それが、実は予約できていなかった! みたいなことがあっても、怒らないし、かわいいなって思いますかね。「まぁ、違うお店探そっか!」ってすぐ切り替えられます。男友達でもそういうことありますけど……男同士だとちょっと責めちゃうかも(笑)。
――本番に向けての意気込みをお願いします!
松本 今回舞台版では、まさかの”完璧王子”が出てくるなどオリジナル要素も詰まっているということで、始まる前から僕自身も楽しみです。今日のビジュアル撮影を通じて、より一層世界観に入れたのと、作品を背負う覚悟が決まりました。お客様がキュンとしたり感動したり、自然と笑顔になれるような作品に出来るよう全力で頑張りたいと思います。ぜひ足を運んでいただけたら嬉しいです。
進藤学さん(以下、進藤) 2次元のイラストを3次元で再現するというのは本当に難しいことだと思うのですが、原作にすごく忠実で、技術の進歩を感じました。左肩の盾が印象的ですね。リオットは甲冑なので、見た目はメタリックですが、フィッティングを重ねるごとに軽く、動きやすくなっていて、ありがたいです。
普段コンタクトをしないので、カラコンが慣れなくて……眼球なんて触っていいものじゃないじゃないですか!? つける時も怖かったけど外す時も怖い! 共演する(汐崎)アイルに話したら、意外にアイルもコンタクト慣れていないらしいんです。きっと楽屋では2人で大騒ぎしながらカラコンをつけているんじゃないかと思います(笑)。
――汐崎アイルさんとは久しぶりの共演ということですが、いかがですか?
進藤 もともと一緒に舞台に出ていた時も、僕らは座組の中では年長の方だったんですが、僕はあまり率先して年下の子たちを引っ張っていくタイプではなく……。カッコつけた言い方をすれば、自分のやるべきことをやって、背中で語るタイプなんです。
逆にアイルは皆を引っ張ってくれる人なので、2人が揃うとバランスがいい気がします。僕がお父さんで、アイルがお母さん! 初共演になりますが、ベテランの徳山さんもいらっしゃるので、バランスのいいカンパニーになりそうで安心しています。
進藤 頑固で、自分を曲げられないんですよね。何かにこだわるととにかく突き詰めてしまうところがあります。例えば、とにかく”黒”が好きで、食べ物も黒くしたくて食用の黒い粉を持ち歩いていたり(ポケットから出てくる!)、黒い玉を持ち歩いていたり(ポケットから出てくる!?)、私服も黒です!
――私服は半袖でしたね。秋も終わりかけ、気温もだいぶ下がっていますが……寒くないですか?
進藤 このくらいの気温ならビーチサンダルに半袖短パンですね。ちょっと肌寒いくらいの方が脂肪を燃焼できるんです。身体は甘やかすと代謝が上がらないので。何かを始めたらちゃんと習慣として続けないと! という変な使命感があるんですよね。
――女性の"ダメ"かもしれないけど、愛おしい!と思える部分はありますか?
進藤 身支度に時間がかかってしまうところ。「時は金なり」だと思っているので、仕事においては遅刻なんてありえない! という考え方ではあるのですが、でも女性は男性より身支度が大変なのは分かるので……自分と会うために時間をかけて自分を磨いてくれる女性は愛おしく思えますね。勿論、出かける時間から逆算してちゃんと時間に間に合ってくれたら嬉しいですが(笑)。
――本番に向けての意気込みをお願いします!
進藤 華やかだったり、トリッキーだったり、個性豊かなキャラクターが揃っているので、リオットは、どんなことがあっても、真面目に存在していることが正解につながる気がします。面白いシーンも面白くやろう、ではなくて真剣にやる。”喜劇は悲劇”とはよく言いますので、ブレずに真面目でありたいと思います!
■DATA
歌劇派ステージ『ダメプリ』 | |
---|---|
公演日程 | 2018年12月1日(土)~12月9日(日) |
会場 | AiiA 2.5 Theater Tokyo |
キャスト | ナレク 役:滝澤諒 ヴィーノ 役:松本祐一 リオット 役: 進藤学 リュゼ 役:大見拓土 テオ 役:橘りょう ルオーシュ役:徳山秀典(友情出演) ハディ役:馬庭良介 |
アンサンブル | 畑中ハル、岩佐祐樹、井伊亮太、春山航平、髙野真器、古張和貴 |
原作 | DAME×PRINCE(NHN PlayArt株式会社) |
原案 | NHN PlayArt株式会社 |
演出・脚本 | 八十島美也子 |
音楽 | 中村博 |
振付 | 田中むねかず |
公式サイト | https://www.damepri-stage.com/ |
公式ツイッター | @damepri_stage |
主催 | DAME×STAGE製作委員会 (ムービック / サンライズプロモーション東京) |
Copyright | ©DAME×STAGE ©NHN PlayArt Corp. |
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