numan編集部
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シリーズ最新作となる舞台『メサイア トワイライト ―黄昏の荒野―』では、スパイ候補生であるサリュート(山田ジェームス武さん)、スーク(宮城紘大さん)を中心としたストーリーが展開。W主演を務める山田さん&宮城さんにインタビュー! 【前編】に続きこちらの記事では、お互いの関係からプライベートのことまで語っていただきました。
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山田 演じていて特に楽しかったのは、舞台『暁乃刻』や舞台『悠久乃刻』で、井澤勇貴が演じる有賀 涼と戦った場面。ストーリー上でもライバル感が如実に出ていたので、そのシーンの前には特にモチベーションが上がっていました。
――そういえば山田さんは、キャスト陣から井澤さんと顔が似ていると言われるそうで。
山田 それ、しょっちゅう言われるんですよね。似てるかなぁ?
宮城 うーん、雰囲気かな?
山田 でも確かに、井澤とは2人でご飯に行って話したりしていても、すごく価値観が似ているんです。色んな物の好みだったりとか、芝居に対する考え方も……それもあってか、一緒に芝居をしているとすごく気持ちがいい。こういう感覚をまた新たに色んな人と共有できたら、自分の成長にも繋げられると思います。
――宮城さんは、演じられたスークの印象的だった場面などはありますか?
宮城 あくまでも北方連合はサクラと敵対する存在なんですが、舞台『悠久乃刻』では僕たちがサクラを助ける、という場面もあって。それに映画『幻夜乃刻』では、スークはサリュートの居場所が分かったら助けに向かっていて……。
そういう行動をするときの原理が、スークはサリュートよりも分かりやすい人物だと思うんです。皆さんにも、そういう場面でのスークの考え方を感じながら観てほしいなって思います。
山田 なんだろう? 相棒、とは言えない気がするし……僕としても、サリュートとしても、そのことを深く考えたことがないんだと思います。
でも、それがいい塩梅の距離感になって、共にやるべきことを遂行するだけの関係というが、この組み合わせが持っている一つの要素になっているのかな、と。
――現時点ではただ、同じ組織の中で横にいるだけの関係だと。
山田 明確に“相棒”とか“バディ”って言えるような描写も、本人たちの意識もない。特別に何か、名前をつけられる関係ではない気がします。だからこそ、この2人の関係が僕は好きですし、「この2人が物語の中心になるって、どうなるんだろう?」という期待もあります。
宮城 ね。僕たち自身でも、本当に未知だよね。
山田 それに僕たちは2人とも、この1年間は舞台「メサイア」の現場に関わっていなくて。また帰ってきて、お互いにどんな変化が生まれているか、っていうのは実際に演じてみて気がつくところなので、今回の2人には教科書に載っていないような、新しい化学反応があるんじゃないかなって思います。
――今までの稽古場や公演中を振り返って、素顔でのお二人はどんな関係ですか?
宮城 僕がイジられ続けて、常にサンドバッグです(笑)。
山田 あはは! でも、僕たちは2人きりでいるって感じではないですね。みんながみんな、紘大のことをイジってるんで(笑)。おおっぴらにイジって、こいつが「オイシイ」って思うのもまた悔しいので、僕は本人が期待していない時だけイジります。
宮城 「オイシイ」なんて思ってないから! 俺だって本当は、イジる側に回りたいんだからね?
山田 顔に「可愛がられてるぜ、俺」って書いてあるもん。
――宮城さんがイジる側に回るのは、これまでのトークイベント等を見ていても少し難しそうかなと……。
宮城 ダメですね! バットのスイングだけは常に大きく振っているんですけどね、いかんせん球が当らなくて(笑)。
宮城 僕は音楽、というかドラムです。バンドのドラムス役を演じた作品がきっかけで、僕がデザインしたオリジナルのドラムスティックを販売させていただいたり、ミュージシャンの方から練習スタジオも貸していただいたりと、色んな広がりが生まれています。音楽は場所も問わずに毎日聴けますし、僕は朝から晩まで聴いていられる。
山田 僕はもう、ゲームです。やりすぎで周りから怒られています(笑)。やり始めたらどんどん楽しくなっちゃって、ゲーム用にパソコンもモニターも買い替えて……最近引っ越しをして、1部屋はゲーム専用の部屋にしました。
――例えば舞台公演中でも、ゲームはやられているんですか?
山田 やります。たくさん寝る以上に、いいリフレッシュになるんです。どんなに疲れていても、とりあえず家に帰ったらゲームはやります。
宮城 ジェーくんの好きなことへの熱意ってすごいね。僕だったら、「スタジオに行かないとドラムって叩けないしな」って思っているなら、自分の家にドラムセットを置いて、防音室も作ればいいじゃんっていうことでしょ?
山田 絶対そうした方がよくない? 好きなことは、どんどんやらないと。
宮城 そりゃ、そうできるに越したことはないけど……こだわるとお金がかかっちゃうじゃん?(笑)
宮城 全員が気になる、っていうのが本音。ただ個人的に、ガラ役の輝馬さんはキャスト発表のコメント動画からでも伝わる、独特の存在感があって。僕は「はじめまして」なんですが、「またすごい人が入ってくるんだな」と思って楽しみにしています。
山田 俺も、輝馬さんは初めて。ガラは僕らと同じ北方連合側のキャラクターなんですが……今回のキービジュアルでは、タイトルロゴを境目に、僕たちより上にサクラ側、下に北方連合側とキャラクターが分かれているんです。だけど北方連合側である僕ら2人は、サクラ側の場所にいて。それにも何か意味があるのかなって、僕ら自身も色々と考察したりしています。
――脚本の毛利亘弘さん、演出の西森英行さんからは、なにか物語のヒントになることや、期待の声をかけていただきましたか?
山田 直接的なことを言われたわけではないんですが、イベントでの「今回、すごく面白いから!」っていう毛利さんの言葉の熱や、西森さんのワクワクしている雰囲気からも、「新しい試みがあるんだな」とすごく伝わってきました。
宮城 僕たちもどうなるのか楽しみにしているんですが、今までにないものがたくさん詰め込まれているんじゃないかな、と。「メサイア」シリーズを応援してくださっている皆さんにもまた、新しい感覚を楽しんでいただける作品になると思います。
山田 良い意味で、お客さんも僕らも裏切られる作品にできたら。とにかく、脚本をいただける日が楽しみで仕方ないですね!
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