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文豪が描いた文章の情景と人気タレントがコラボした写真集企画『文豪ノスタルジア』。シリーズ第2弾は、声優の伊東健人さんと駒田航さんが、宮沢賢治の著作「注文の多い料理店」の世界を旅します。
※11月2日にも同イベントが渋谷modi HMV&BOOKS SHIBUYA 5Fにて開催されます。詳細は記事の最後にて!
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駒田航さん(以下、駒田):来てくださった方との距離が近かったので楽しかったですね。短い時間で「何を言おう」とか「何を聞こう」というのがすごく伝わってきました。だけど長居することなく皆さんルールを守っていて、素敵な方々でしたね。
伊東健人さん(以下、伊東):本当にね。かなりの数の方々が来てくれて嬉しいです。
――今日ファンの方から言われて印象的だったことなどはありますか?
駒田:「地元の岩手に来てくれてありがとうございます」と言ってくださる方が何人かいました。イベントは東京での開催ですが、僕たちが仕事で地方へ行くと、「自分の地元に来てくれて嬉しい」と思っていただけることを改めて認識しましたね。そしてもっと地方に行きたいってさらに意欲が湧きました。イベントにも遠くから来ていただいて、ありがたい限りです。
伊東:こういうとき、往々にして言葉が出て来ない方がいらっしゃるんですけど、その気持ちはすごくわかります。でも、顔を見ればだいたいどういう感情でいるのかはわかるので、いざ喋れなかったとしてもあまり気に病まないで欲しいです。感極まっている表情っていいものだなぁと思いました。気持ちはちゃんと伝わっています。
伊東:絞るのがとても難しいですよね、たくさん撮ってもらったので。
駒田:コンセプトが決まっている前半と、宮沢賢治の故郷を巡る後半があるんですけど、そのオンとオフの構成が面白いです。ページをめくるだけで楽しいと思います。あとは、前半の衣装がだいぶ奇抜!(笑)
伊東:そうですね、キメキメでしたね。後半では久し振りにインスタントカメラを使って、懐かしい気持ちになりました。フィルムだから枚数制限があるし、フラッシュを焚かないと暗いし……、っていうのが旅の思い出の写真っぽくて良かったですね。
駒田:写真の質感がいいですよね、レトロというか。
伊東:こんなだったなぁって思ったよね。
駒田:昔と言いつつ15年くらい前までは主流だったのに。
伊東:そうそう。
駒田:撮影そのものが楽しかったです。その楽しかった様子が伝わればいいなと思います。
伊東:インスタントカメラでお互いを撮り合ったりもしたしね。
駒田:「ウェーイ」って(笑)。
伊東:照れはなかったですね。
駒田:なんだかんだ何でも乗ってくれるんです。もの静かな雰囲気なんですけど。
伊東:そうですね、乗ってました。写真集の撮影なんだから、カメラ向けられて「ちょっと……」っていうのもおかしいじゃないですか(笑)。
駒田:初めてです。
伊東:僕も初めて行きましたね。
駒田:いいところでした! 移動中ずっと外の風景を撮ってました。空気も綺麗だったし。
伊東:気候が良かったね。
駒田:天気に恵まれましたし。
伊東:ごはんもおいしくて、食べ過ぎました。
伊東:厚切りの牛タンを10枚くらい食べてたと思う。
駒田:ミニステーキくらいありましたね。
伊東:そもそも駅弁で牛タン弁当を食べて、着いてからも肉を食べてた(笑)。
駒田:その前のスタジオの撮影でも牛タン弁当食べてたよね? 3食牛タンだった。
伊東:「牛タンって岩手の名物だったっけ?」ってなりましたね。
駒田:……ちょっと待って、今日のお昼も牛タン弁当なんだけど!
伊東:あの日を思い出させようと.…?
駒田:制作側の思惑がお弁当に出てます(笑)。
駒田:「注文の多い料理店」はやはり定番ですよね。世界観も物語の内容も知っているからこそ、「これを写真集にするってどういうことなんだろう?」と思いました。大人が読んでも子供が読んでも楽しめる、すごい作品だなと思います。
伊東:僕は「銀河鉄道の夜」です。写真集のインタビューでも触れていますけど、朗読劇でやらせていただいた作品なんです。宮沢賢治は死生観とか擬音語の使い方とか、独特なものが多いのに今読んでも楽しめるのはすごい。初めて読んだ宮沢賢治作品でもあるので、思い出深いですね。読んだことがない方はぜひ読んでみてください。読んでいると情景が浮かびます。
駒田:岩手で星いっぱい見えたね。
伊東:空気が綺麗でね。
駒田:目が良くてよかったな……。
2人:(笑)
駒田:我々が表に出ていますが、テーマを表現する素材の一部であるという認識で挑戦させてもらいました。ここまで斬新に色々できる撮影の機会はなかなかないので、純粋に楽しかったです。初めて訪れた東北が岩手だったんですけど、思い入れの強い土地になりました。たくさん撮られた中の厳選した写真しか入っていないので、何度でも見返して欲しいです。まだ手に取っていないという方は宮沢賢治からでも僕らからでも、気になるルートから入ってみてください!
伊東:『文豪ノスタルジア』はなかなか挑戦的な企画です。ただの写真集ではなく、文庫もついているし、朗読した音源もついています。写真を見てもいいし、文字を読んでもいいし、朗読を聴いてもいいという、色々な楽しみ方が出来るコンテンツです。ぜひぜひ楽しんでいただければと思います。
★追加情報★
また、11月2日にも渋谷modi HMV&BOOKS SHIBUYA 5Fにて同イベントを開催。1、2、3部ともに追加チケットを渋谷の店舗にて販売決定!
詳細はHMV店舗イベント情報ページもしくは公式Twitterをご確認ください。
・MOGURA BOOKS公式Twitter:@mogurabook(https://twitter.com/mogurabook)
■詳細は公式Twitterをご確認ください。
MOGURA BOOKS公式Twitter:@mogurabook(https://twitter.com/mogurabook)
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