numan編集部
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渋谷で出会った駆け出しのアーティスト・月見英子の歌に心を奪われた孔明は、英子に軍師として仕えることに。
『パリピ孔明』6話で孔明と熱いラップバトルを繰り広げた、無敵のフリースタイラー・KABE太人を演じる千葉翔也さんに、アフレコ現場の裏話や、ラップのレコーディングについてお聞きしました。
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ラップを録ったのもアフレコと同じスタジオなんですが、台詞を録る日とラップを録る日は別になっていて。5話で街を歩きながらつぶやいているラップは、とくに指導の先生などは入らなくて自分なりのラッパーらしさや、ヒップホップのイメージを込めて歌いました。
時間がかかったのは、6話のラップバトルのほうですね。こちらは孔明役の置鮎さんと一緒に録れて、バトンを渡す形で順番に歌っていった感じです。ラップ歌唱指導のMICROさんもスタジオに来てくださって。自分のなかでは韻が踏めているか、トラックに乗れてるかくらいしか考えていなかったんですが、「このワードとこのワードがかかってるから、分かりやすいよう立ててほしい」みたいな細かい指摘ももらえたので、やっていくうちになるほどラップってこういうものか、と理解が深まったと思います。
ふたりの会話、超面白かったですよね。昴さんとは別々での収録だったんですけど、昴さんが先に録ったラップの台詞を聞きながら録ることができたので。最初の登場からしてしゃべりかたがラップになっていて、説得力がすごい! この赤兎馬カンフーに勝つことができるKABEくんについて、改めて考えるきっかけにもなりました。
キャラクターソングを歌うときって、キャラクターとしてしゃべっている声で歌ってほしいというオーダーがわりと多くて。歌唱よりはキャラクター性重視というか。今回に関してはラップがうまいという設定があったので、KABEくんの声でやるとかではなく、いかにこのラップをよく録るかに注力できたのはよかったと思います。
エンディングの「気分上々↑↑」にも参加させてもらっているのですが、そっちはKABEのなかでも楽しさやノリの良さを重視しているので、こちらのほうがよりキャラクターソングっぽかったかな。
「声優さんは滑舌がいいから、早口な部分もキマりますね」と誉められました(笑)。ラップって音程はないけどトラックにハマるような高さでやってほしいということで、MICROさんが作ってくださったデモ音源に合わせて歌っていたんです。ただ、上の音程も無理なく出せそうだったので、試しに一度高いキーで歌わせてもらったら「すごくよかった」と言ってもらえて。クールなラップらしさより、自由さやKABEらしさがよく出ていたみたいです。制作陣の予想とはまた違った着地ができたようで、あのとき提案してみてよかったなぁと思います。
今回、せっかく音楽をフィーチャーした作品に出演させていただいたので、自宅の音響まわりを強化していい環境で音楽を聴きたいですね。スピーカーを高性能な5.1chや7.1chサラウンドにしてみたり。
『パリピ孔明』としては、どんどん続きを作ってほしい(笑)。これから話が進んでいきますが、いずれは英子の夢でもある海外のフェスにも出てほしいし、それを見守っていきたいです。夢を見るなら、作中でカバーさせてもらっている曲のアーティストさんとのコラボなんかもできたら嬉しいです。
そうですね、生のラップは難しいから勘弁してください……と言いそうなところですが、生で置鮎さんとラップバトルをしてみたいです。歌詞カードだけいただければ(笑)。皆さんの前でラップバトルをして、歓声をもらえたら最高に楽しそう。これは、コロナ禍が明けるのがより楽しみになる妄想ですね。
僕の今後の活動をプロデュースしてほしい! 声優として活動していく上で思いもよらない策を授けてほしいですが、あんまり策を弄する職業でもないと思うので、孔明にアドバイスをもらうなら何か副業でも始めますかね?(笑) 例えば、YouTubeや配信番組を新しく始める、みたいなときにびっくりするようなアイデアをくれるんじゃないかと思います。
今日の撮影はスタイリストさんがついてくださってますが、私服でする仕事も多いので孔明だったら面白いスタイリング案をくれそう。
前に『三国志』を読んだときは、おじいちゃん武将が好きでした。黄蓋(こうがい)みたいに、昔からずっと変わらず強い人はすごいなって。有名どころだと、関羽(かんう)や趙雲(ちょううん)、夏侯惇(かこうとん)も好きですね。もし現代に来たら、メンタリティ的なところを教授してほしいです。肉体的な強さもあると思うんですけど、彼らが戦場で生き残るすべは現代に応用できることが多そうなので。
――今後の『パリピ孔明』を楽しみにしている方たちへメッセージを。
英子が頑張っている姿を見て元気を受け取ってほしいですし、英子の周りの人たちも影響を受けて頑張ろうと思えるところがこの作品の魅力。「自分なんか……」なんて思うこともあるかもしれませんが、小さくても一歩前へ進むお手伝いができる作品だと思います!
撮影/徳永徹
ヘアメイク/寺田英美
スタイリスト/MASAYA
<放送>
TOKYO MX:毎週火曜23:00~23:30
BS日テレ:毎週火曜24:00~24:30
MBS:毎週火曜26:30~27:00
<キャスト>
月見英子(CV.本渡楓/歌唱.96猫)
諸葛孔明(CV.置鮎龍太郎)
KABE太人(CV.千葉翔也)
久遠七海(CV.山村響/歌唱.Lezel)
オーナー小林(CV.福島潤)
<スタッフ>
原作:四葉夕卜・小川亮(講談社「ヤングマガジン」連載)
監督:本間 修
シリーズ構成:米内山陽子
キャラクターデザイン:関口可奈味
プロップ設定:宮岡真弓、牧野博美
美術監督:東 潤一
美術設定:藤井祐太
色彩設計:江口亜紗美
3D監督 :市川元成
撮影監督:富田喜允
編 集 :髙橋 歩
特殊効果:村上正博
音響監督:飯田里樹
音 楽 :彦田元気(Hifumi,inc.)
音楽制作:エイベックス・ピクチャーズ
アニメーション制作:P.A.WORKS
製作:「パリピ孔明」製作委員会
<公式サイト>
https://paripikoumei-anime.com
<アニメ&コミック公式 Twitter>
@paripikoumei_pr
https://twitter.com/paripikoumei_PR
©四葉夕卜・小川亮・講談社/「パリピ孔明」製作委員会
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