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2020年1月20日(月)から2月9日(日)にかけて、東京建物 Brillia HALL(豊島区立芸術文化劇場)にて上演される本作は、オール新キャスト。
村井良大さん・甲斐翔真さんが夜神月役を、髙橋颯さんがL役を演じることが発表され、大いに注目を集めています。
開幕に先立って、夜神月役・甲斐翔真さんに意気込みやデスノートにまつわるお話をお伺いしました。
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――甲斐さんご自身と夜神月は、似ている部分はありますか。
月は並外れた正義感を持っていて「悪いことは悪い」「正しいことは正しい」という意識がはっきりしているところは、似ていると思います。
曲がったことが好きじゃない、というか。サッカー部でゴールキーパーをやっていたので、「そこは通さないぞ」という使命感や正義感とも通じるかもしれません(笑)。
――反対に、似ていないところや、「ここは理解できない」と思うところはありますか?
それが、あまりないんです。月のように、もし“デスノート”という、ありえないくらい強力な道具を手にしたら、自分を神だと信じ始めてしまうかもしれないな、と思うし。
もし、デスノートそのものの存在を知られなければ、僕が犯人だとも気づかれないわけで……。正義感が強いところもそうですし、正義感がゆえの彼の行動も理解できるし、そう考えると月と似ているかもしれないですね。月の方が絶対的に優れていますけどね!(笑)
甲斐翔真:村井(良大)さんは、以前から噂で「0歳から99歳まで演じきれる人」だと聞いていて、そのインパクトが強かったです。実際にお会いしたら、とても優しくしてくださって……。どのように月を作っていくか相談させていただこうと思います。
(髙橋)颯くんは、歳も近くて、話しやすいですね。真面目だけどふわっとしている、不思議な印象です(笑)。Lの大ファンだったそうなので、どんなLが見られるのか、僕自身も楽しみ。
また、もともとシンガーとして活動されていたので、歌のことをたくさん教わりたいです!
――三浦春馬さんからアドバイスをいただいたそうですね。
はい! 「新しいことにチャレンジするからこそ、一人で抱え込むことが多いはずだから、周りの先輩に相談した方がいいよ」とアドバイスをいただきました。「悩みを共有することで、他の人の別の視点から悩みを見つめられるから」と。なので、これから色々な人の“目”を借りて、自分の悩みを見つめようと思います。
――他にも、アドバイスをいただいた方はいらっしゃいますか。
実は、村井良大さんと僕はボイストレーニングの先生が同じで、入れ替えのときにお会いしたことがあったんです。同じ月を演じるということで、その場で立ち話をして……。
そのときに「月は侵食してくる感覚がある。入り込むことも大事だけれど、俯瞰した目を持つことも大事かもしれないね」とお話してくださったんです。
なので、クリエイティブな目を持ちながらも、デスノートの世界に身を任せて、これから稽古に臨みたいと思います。
甲斐翔真:今でも脳裏に焼き付いているのが、韓国で今年の春に観劇した『ジキル&ハイド』です。洗練された演出、キャスト陣の団結感、魅せる力……。
どれも素晴らしかったのですが、そのなかでも“魅せる力”に惹きつけられて、一日2公演観ちゃいました。いつか僕も『ジキル&ハイド』に出演できるよう、これからの20年はジキルのために生きるつもりです(笑)。
――舞台ならではの魅力は何だと思いますか。
よく言われていますが、“生物(ナマモノ)”ではないでしょうか。それと、“五感を使って楽しめる”ところ。もちろん、映画のスクリーンのなかでも人々の空気感は伝わりますが、舞台だと「意識せずともわかる」というか……。
たとえば、役者が息を吸っただけで場の空気が変わったり、ちょっとした仕草で空気が動いたりする。視覚・聴覚だけではなく、肌で感じられるのが舞台の魅力なのではないかと思います。
だからこそ、役者の魅力もそれぞれで。空間の使い方が上手い人だったり、自分に視線を集められる人だったり、その場を自分色で染められる人だったり、さまざまな個性を発揮できる場所なのではないか、と。僕も、そういう役者になりたいです。
――これまで観たなかで、とくに「この人はすごい」と感じた役者さんはいらっしゃいますか。
事務所の先輩・ソニンさんです。先ほど言った個性のなかでも“視線を集める”のが魅力的だな、と思って。
先日、ソニンさんのワークショップに参加する機会があったのですが、学びたいことがありすぎて、マネージャーさん経由で「何を学びたいか」をリストアップして送るとき、1スクロールでは足りないくらいの量を送りました(笑)。当日もアドバイスを全て忘れないようにメモをして……。ソニンさんは僕の先生です。
あっという間に上演ということで、もうすぐ年も明けますよ!(笑)。
稽古も近づいてきて、もちろん不安もたくさんありますが、とにかく進むしかないと思っています。PVはすでに公開していますが、満足していないし、する必要もないし、してはいけないし……。
今の目標は、開幕までに「最初に撮ったPVを消してください!」と言えるくらい成長すること。
これは『仮面ライダー エグゼイド』に出演したときからの目標なのですが「今の自分を恥ずかしがれるように」「第1話の自分を恥ずかしいと思えるように」ということを、常に考えています。
とはいえ、答え合わせは舞台の上でしかできないので、ぜひ劇場に足を運んでいただけたら嬉しいです。お待ちしております!
L役・髙橋颯さんのインタビューも、近日公開予定です。ぜひ合わせてご覧ください!
■東京公演
期間:2020年1月20日(月)~2月9日(日) ※静岡、大阪、福岡公演あり
会場:東京建物 Brillia HALL(豊島区立芸術文化劇場)
主催:日本テレビ ホリプロ
企画制作:ホリプロ
■スタッフ
音楽:フランク・ワイルドホーン
演出:栗山民也
作詞:ジャック・マーフィー
脚本:アイヴァン・メンチェル
翻訳:徐賀世子
訳詞:高橋亜子
音楽監督・オーケストレーション:ジェイソン・ハウランド
音楽監督:塩田明弘
美術:二村周作
照明:勝柴次朗
音響:山本浩一
衣裳:有村淳
ヘアメイク:鎌田直樹
映像:上田大樹
振付:田井中智子
歌唱指導:ちあきしん
演出助手:豊田めぐみ
舞台監督:加藤高
■キャスト
村井良大 甲斐翔真 髙橋颯
吉柳咲良 西田ひらり
パク・ヘナ 横田栄司 今井清隆
川口竜也 小原悠輝 金子大介 鎌田誠樹 上條駿 長尾哲平 廣瀬真平 藤田宏樹 本多釈人 松谷嵐 渡辺崇人
石丸椎菜 大内唯 コリ伽路 華花 濵平奈津美 妃白ゆあ 町屋美咲 湊陽奈 森莉那
■公演詳細
https://horipro-stage.jp/stage/deathnote2020/
■作品公式SNSアカウント
Twitter/Instagram:@dnmusical
(C)大場つぐみ・小畑健/集英社
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