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2021年9月3日(金)公開の『クロガラス3』、2021年9月17日(金)から公開の始まりの物語『クロガラス0』。
主人公・神崎黒斗を演じた崎山つばささんのインタビュー【後編】をお届けします。
前編はこちら
■崎山つばさ 映画『クロガラス3』『クロガラス0』インタビュー「あくまで黒斗としてそこにいるために、無駄をそぎ落とす」
INDEX
前作より親密度、心の距離というか…、もちろん現場で話したりはするんですけど、それよりも2人の空気感というのが、言葉ではなく、いるだけで分かるではないですが、その域までいけたような気がします。
そう思っているのが僕だけだと、ちょっと寂しいですが(笑)。
僕がなるべく1人でいるようにというのも、うえちゃんがそれを感じてくれてそうさせてくれる部分もあったり、お互いがお互いのことを居やすいようにする空気作りみたいなものが、言わずともできていたのが今回印象的で、前作の関係性があったからこそだと思いました。
はい、何も話し合ってないですね。クランクインをする前に「よろしくね」って連絡を取り合ったぐらいで、台本のこともそんなに話をしていないですし、もともとそこに2人がいたような感じが出来上がっていて、それがとても嬉しくもあり、楽しくもあり良かったですね、ありがたかったです。
同い年というところもあり、親近感みたいなものは最初からありました。
タイプ的には、真逆とまではいかないですが、僕と植ちゃんは、使っている時間、流れている時間が違うと思うんです。
でもお互いに調和し合って、それが今回は特に感じられることが多かったです。
たぶん反対色のような感じだと思うんですが、それが不思議なぐらいしっくりきて。面白いですね。
あまり大きいことは言えませんが、誰かのためにとか、誰かに喜んでもらえたり、幸せになる選択肢というのが「正義」なのではないかと思います。
なにかひとつをアクションするにしても、無事に成功、遂行するのも大切だとは思いますが、思いやりを持って接することが大切なのではないかと思っていますね。
たくさんの役をやらせていただいて、ライブも含めいろんなお仕事をさせていただき、人の出会いで感謝を感じることが多くて、そういうことをふと思った夏でした。
——ちなみに、『東京2020オリンピック』はご覧になりましたか?
かなり観ていたほうだと思います。サッカーやソフトボール、卓球、スケボーとか…。
外にいても常にチェックをして、「金メダルを取ったんだ!」って喜んで(笑)。
お祭りではありませんが、非日常をどれだけ楽しめるかというのが、普通の日常を過ごすためには大切だと思うので、僕はどっぷりと応援させていただきました。
あまり難しいことは言いたくないですが、「正義」であったり、『クロガラス』のような世界観は自分とかけ離れているように見えても意外と近くにあったり、人間の深層心理の感情のような、そういうところが見どころだと思います。
共感とまではいかなくとも、こういう世界観があるんだとか、黒斗みたいな人がいて、こういう風に思うんだとか、もしかしたら、解決屋みたいなものに関わる状況も人生の中で、ゼロではないとも思っていて、リアルとして観て欲しいという気持ちはあります。
そして、シリーズとして続いている作品でもあるので、人物にフォーカスを置いて、その人の成長を観ていただけたらと思う部分もあります。
——シリーズとして今後も続く予感も…。
原作がなくオリジナルストーリーなので、「今度はこういう物語が観たい」と感想をいただけたら、実現する可能性ももちろんあると思います。いろいろな見方で楽しんでいただけたらと思います。
前編はこちら
■【前編】崎山つばさ 映画『クロガラス3』『クロガラス0』インタビュー「あくまで黒斗としてそこにいるために、無駄をそぎ落とす」
1989 年 11 ⽉ 3 ⽇、千葉県出⾝。
2014 年に俳優デビュー。
ミュージカル『⼑剣乱舞』シリーズ、舞台『幽☆遊☆⽩書』など、数多くの⼈気 作品に出演。
2017 年には CD デビュー。
主な出演作に、映画『クロガラス』、ドラマ『140 字の恋』、舞台『幕末太陽傳 外伝』、『LOOSER〜失い続けてしまうアルバム〜』『TXT vol.2「ID」』など。
解決屋 VS 解決屋 「クロガラス」VS「ホワイトナイト」 容赦のない対決が、いま始まる―!
⾦さえ払えばどんな依頼でも引き受ける解決屋「クロガラス」。
相変わらず依頼が絶えない事務所に、かつてこの街で四天王の⼀⼈と呼ばれた真柴理玖(渡部秀)がやってくる。
仲間を裏切り、⾦を持って逃げた過去をもつ理玖だったが、またこの街で⼀旗揚げようと、解決屋「ホワイトナイト」を⽴ち上げるという。
同じチームにいた悠哉(植田圭輔)は裏切られた⾟い過去を思い出し、激昂する。
「ホワイトナイト」は汚い⼿⼝で勢⼒を拡⼤し、「クロガラス」の邪魔をしていた。
そんな中、政治家・権藤の愛⼈である沙織(越智ゆらの)が⾏⽅不明となる。
2つの解決屋に捜索の依頼がくるが、それは「この街に解決屋は 2 つもいらない」と考える加奈井組・組⻑の思惑だった。
成功すれば多額の報酬⾦。
失敗すればこの街から抹消。
2つの解決屋が必死に沙織を探すが、そこには思いもよらぬ事実が待ち受けていた―。
「クロガラス」VS「ホワイトナイト」の対決が、今、始まる!
『クロガラス 0』
神崎⿊⽃(崎山つばさ)の隠された過去がついに明かされる!
クロガラス誕⽣までに何があったのか!?
まだ解決屋「クロガラス」ができる前のお話。
⿊⽃は新⼈警察官として、ある街に配属された。
無秩序な街で、警察は⾦で買収され、腐った組織と化していた。
警察としての職務を真摯に全うする⿊⽃は、組織の中での⽴場を悪くしてしまうが、同じ課の警察官である兵頭(徳山秀典)に助けられる。
兵頭は⿊⽃を弟分として可愛がり、「この街を変えたい。」という思いを胸に、2⼈は協⼒して、街の秩序を正していく。
そんなとき、次々と犯罪組織グループのアジトが強盗に⼊られる事件が発⽣。⼿⼝はどんどん荒っぽくなり、殺⼈事件にまで発展してしまう。
この事件の本当の⿊幕は―――?
そして、なぜ⿊⽃は解決屋になったのか――?
警察時代の⿊⽃の隠された過去、その全てが明かされる!!
『クロガラス0』
崎山つばさ 植田圭輔 徳山秀典 中﨑絵梨奈 / 菅田俊
監督・脚本:小南敏也
エグゼクティブ・プロデューサー/西山剛史(エイベックス・ピクチャーズ)
プロデューサー/瀬戸麻理子(エイベックス・ピクチャーズ)、大野栞(エイベックス・ピクチャーズ)、久保和明(レオーネ)
制作プロダクション/レオーネ
配給・製作/エイベックス・ピクチャーズ
上映時間:(クロガラス3)70分/(クロガラス0)70分
© エイベックス・ピクチャーズ
<公式サイト>blackcrow-movie.com
<公式Twitter>@blackcrow02019
ヘアメイク:車谷結(do:t)
スタイリスト:OBU-
衣装:
カットソー¥19,800/ATTACHMENT(Sian PR 03-6662-5525)、パンツ¥36,300/トラディショナル ウェザーウェア(トラディショナル ウェザーウェア 青山店 03-6418-5712)、スニーカー¥39,600/YOAK(HEMT PR 03-6721-0882)、その他スタイリスト私物
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