『Thunderbolt Fantasy Project』総監修・虚淵玄インタビュー|魅力を増す美しすぎる人形たちの武侠譚

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──Thunderbolt Fantasy Projectは2018年に宝塚歌劇星組でも公演されましたが、感想はいかがでしたか?
虚淵 宝塚歌劇というのは日本独自の芸能ですし、そこに台湾の布袋劇という違う国の芸能を繋げることができたというのは、本当に感無量です。感激の一言につきますね。
そして実際に観劇してみたら、もう見た目から違和感がなさすぎて驚きました。さすが宝塚さん!
人形と違和感がないだけに、実際に笑ったり、怒ったりと表情が変わるということが非常に斬新で驚きました。

──台湾側、霹靂社の反応はいかがでしたか?
虚淵 もう大興奮でしたね。
もともと宝塚歌劇が台湾公演をやっていたので、そこで改めて題材になったということは非常に嬉しいことでしたね。こちらも色々とお願いして現場に布袋人形を飾らせていただいたりとか、紅ゆずる(※15)さんと同じ衣装を着たの凜雪鴉を作ってみたりしました。

※15 紅ゆずる……宝塚歌劇団星組男役トップスター。星組公演の異次元武侠ミュージカル『Thunderbolt Fantasy 東離劍遊紀』で凛雪鴉を演じた。現場では第2幕で行われた『Killer Rouge/星秀☆煌紅』の凜雪鴉が飾られた。

──宝塚歌劇での公演も経て、2期も婁震戒が登場し、この先の展開が非常に気になりますが、速水奨さんが演じる殤不患の仇敵・禍世螟蝗(かせいめいこう)の登場はいつ頃になるのでしょうか?
虚淵 禍世螟蝗は、シリーズ通じての大物としているので、もったいぶりながら出てくる感じが続くと思いますね。

──蠍瓔珞があれだけの忠義を誓う禍世螟蝗と、嘯狂狷が仕える西幽(せいゆう)の皇帝も視聴者としては気になるところだと思いますが?
虚淵 長く続くシリーズとして考えていますので、今後の展開を楽しみにしていて下さい(笑)。

──劇場上映作品や宝塚歌劇での公演のように、今後も舞台化や書籍化といった展開もあるのでしょうか?
虚淵 あると非常に嬉しいです。
自分は布袋人形劇であることを前提に話を書いているので、だからこそ諦めなければならない部分や妥協しなければならない場所もあるので、もっと自由な発想や、もっとたがを外した表現というのは是非別の媒体でやってもらえればと思います。

──では最後に、視聴者の皆さんへ向けてメッセージをお願いします。
虚淵 常に次の表現形態を模索しながら進歩を続けている霹靂社の方々と一緒に作り上げている以上は、もう毎回毎回新しい要素を加えながら斬新なものを見せていけると思っています。
どうか末永く、飽きること付き合っていただければ刺激的なものをお届けできると思いますのでよろしくお願いします!
プロフィール  
虚淵玄(うろぶち・げん)  
1972年生まれ。ニトロプラス所属の脚本家・小説家・シナリオライター。    

主な作品  
TVアニメ『魔法少女まどか☆マギカ』『翠星のガルガンティア』、『楽園追放 -Expelled from Paradise-』、  
『PSYCHO-PASS サイコパス』ほか  
特撮『仮面ライダー鎧武/ガイム』ほか  
ゲーム『Fate/Grand Order』、『沙耶の唄』ほか

まとめ

Thunderbolt Fantasy Projectの原案・脚本・総監修を担当される、虚淵玄さん(ニトロプラス)インタビューをお届けしました。3期も発表され、ますます盛り上がる本作! 
こちらのキャストインタビューも合わせてお楽しみください!
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