numan編集部
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演じるのは、シンガーソングライター、舞台俳優として活躍する中川晃教さん。
”声優”として初めてのアフレコに挑んだ中川さんの演技に、「これが求めていた直江兼続だ……!」と、スタッフ一同が深くうなずく一幕もあったそうです。
演じた感想はもちろん、キャラクター作りについて、『イケメン戦国』では伊達政宗役としてお馴染みの加藤和樹さんとのエピソードなど、アフレコ収録後のインタビューをお届けします♪
INDEX
中川晃教(以下、中川) 僕は恋愛アプリゲームの存在をあまり知らず、タイトルを聞いて「イケメン? 戦国? 恋? え、直江兼続? 何を俺はやるんだ!?」って、すごく衝撃を受けました(笑)。
ミュージカルやコンサートの公演をしていくうちに、”声”で表現するのは奥が深くて、僕も挑戦していきたいと思っていたことなので、自分のひとつの感性とこの直江兼続像が、シンクロしたらいいなって思いながら、収録に挑みました。
――今回の収録は、ゲームキャラクターを声で演じるという”声優初挑戦”になったかと存じますが、演じてみていかがでしたか?
中川 やり終えた正直な感想として、「これは奥が深い世界だな」と感じました。
マイクを目の前に、俳優がどう与えられた台本を表現するのか、ということのみで、あとはブース奥の音響さんやプロデューサーさんの指示をうけながら役を作りあげていく……。
自分の声と、絵と、シチュエーションが合わさった”完成形”の想像がつかなかったんですが、だからこそ邪心なく、求められるディレクションに集中できたと思います。
中川 「語尾は上げなくていいです」と言われたことです。
例えば「~だろ?」と主人公に向かって語り掛ける、話しかけるようなイメージをしてセリフを言ったときに、「兼続はわりとSっ気が強いキャラなので、相手に寄り添う感じじゃなくていいです」と言われたんです。
自分では「棒読みになってしまうんじゃないか」と不安だったのですが、語尾を下げて、相手に語り掛けるというより、自分の意思を伝えるように言ってみると「兼続はそれがいいです」と。
そうやってすり合わせながら、直江兼続というキャラクターを作り上げていきました。
中川 今ちょうど『チェーザレ 破壊の創造者』という舞台の稽古をしていて(※1)、チェーザレは”中世を破壊した男”と呼ばれているのですが……そうですね、なので今は1400年代のヨーロッパに行きたいですね。
(※1)取材は2020年3月に行われました。
――ルネサンス時期のチェーザレに会ってみたいですか?
中川 もちろん会えるなら会いたいですが、ダ・ヴィンチとか、錚々たる人たちが生きていた時代なので――当時の美術や建物が、今は古いものとして残っているけれど、それが、まさに今生まれてきた、新しい、最先端だった時代があるわけじゃないですか? それが生まれた、その瞬間を見てみたいですね。
そして、そんな人たちが、その時代にどう生きていたのかを実際に見てみたい。だから今は、中世ヨーロッパにめちゃくちゃ興味があります。
中川 役作りして挑んだアフレコは、ミュージカルや舞台で演じることとも、ラジオドラマとも違いました。
シチュエーションの設定はあるけど、自分のセリフしかなくて、相手のセリフがない。だからこそ、演じるのは無限大の可能性があるなと思ったんです。
イメージとしては、バッティングセンターでどんなスピードで来ても全力で打つ! 200キロでも300キロでも、折れぬ限り打ちます! みたいな(笑)。
もっと役作りできます、けれど絶対ここはこうだよね、と譲れないところを、音響さんやプロデューサーさんとすり合わせて作っていく。
それが楽しかったなと思いつつ、まだ手応えは自分のなかでも目まぐるしく変わっています。
「よかった」と言っていただいても、お世辞だろうなと疑ったり……。そうやって演技を掘り下げていく部分や、今こんな風に熱く演技について語っているところも、まさにストイック×激情家で、兼続は自分にぴったりだなと思っています(笑)。
中川 加藤和樹さんと舞台で共演した際に、彼が伊達政宗役として演じている事を聞き、「俺、仙台出身だよ(笑)?」とか話していたら、今回、直江兼続の話をいただき、妙に縁を感じています。
和樹さんにも、実は、「どうやってやればいいの? 俺初めてなんだけど」って相談したりしながら、挑みました。
“声”で、キャラクターを生きるというのは、歌手としても、ミュージカル俳優としても、エンターテイナーとして本当にやっていきたいと思うことの一つです。
自分もシンパシーを感じる、精神が”イケメン”の直江兼続。
舞台、音楽、ミュージカルだけでなく、このゲームの中で演じられる直江兼続との出いは、運命的でした。
僕の「直江兼続」という役を、ぜひ楽しんでいただけたら、また感じていただけたら嬉しく思います。
2001年のデビュー以来、コンサート活動と平行して数々のミュージカルに出演。
主な舞台出演作品に、「銀河英雄伝説」「ロックオペラモーツアルト」「抜目のない未亡人」。楽曲提供に、「SONG WRITERS」、「SHOW-ism Ⅶ ピトレスク」など。
最新作出演作は、ミュージカル「ジャージー・ボーイズ」を予定。9~10月には全国ライブツアーも控える。
名称 イケメン戦国◆時をかける恋
情報提供 株式会社サイバード
配信開始日 2015年6月22日
情報料 基本プレイ無料、アイテム課金制
アクセス方法
◆App Store/Google Playストアにて「イケメン戦国」で検索
◆Ameba http://amb.ikemen-sengoku.jp/
【キャラクターおよび、キャラクターボイス担当声優】
・織田信長 CV : 杉田 智和
・真田幸村 CV : 小野 賢章
・徳川家康 CV : 増田 俊樹
・石田三成 CV : 山谷 祥生
・上杉謙信 CV : 三浦 祥朗
・顕 如 CV : 新垣 樽助
・今川義元 CV : 八代 拓
・伊達政宗 CV : 加藤 和樹
・豊臣秀吉 CV : 鳥海 浩輔
・明智光秀 CV : 武内 駿輔
・武田信玄 CV : 梅原 裕一郎
・猿飛佐助 CV : 赤羽根 健治
・森 蘭 丸CV: 蒼井 翔太
・毛利元就 CV : 小西 克幸
・帰 蝶 CV : 梶 裕貴
■公式サイト https://ikemen.cybird.ne.jp/title/sengoku/original/index.html
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