numan編集部
声優、アニメ、舞台、ゲームまで!オタク女子のための推し活応援メディア
総勢20名を超える出演者から、大河元気さん、藤原祐規さんのインタビューをお届けします。
これまでの『RAMPO in the DARK』シリーズにも出演しているお二人、これまでの公演のエピソードや朗読劇ならではの役作り、最近ハマっていることまでたっぷりお話していただきました。
大河元気さん、藤原祐規さんお二人のサイン入りチェキプレゼントも!
INDEX
──やはり無観客の場合は違いますか?
藤原 違いますね。観客のリアクションもないし。例えば笑いの要素がない題材でも、『今、客席の空気感変わったな』とか感じながら演じるのですが、やっぱりスタッフの反応と、お客さんの反応って全然違うんだなって。
大河元気(以下、大河) まだ配信が入ってるとライブ感というか、お客さんが入ってやってるのと同じぐらいの緊張感はある。なかなか大変ですよね。
藤原 そう。観客を入れる公演って、客席のざわめきとか、開演前のアナウンスなどでだんだん緊張感が高まってくるんです。
でも、無観客の有料配信だと『じゃあ始めます』『うん』ってもういきなり始まるんですよね。
──本作に限らず、無観客の公演も多かったと思うのですが慣れないですか?
藤原 僕は慣れないなぁ。
大河 慣れないですね。
大河 僕が出演させていただいた時は有観客だったので、客席の雰囲気をすごく感じながら演じることができました。『恐怖を感じてるな』とか『あ、今油断してるな』とか空気感がすごく伝わるんですよね。場もビシッと締まるというか。
──第一弾、第二弾の公演とも、新型コロナウイルスの影響を大きく受けた時期でしたが、なにか変化はありましたか?
藤原 誰かが感染してしまうことで、現場が一つ無くなってしまうという緊張感を抱えながらやるようになりましたね。
だから飲みにも行かないし、ご飯も行かないし、より一層自分の体調に気を使うようになりました。
大河 僕、実は何も変わらなかったんです。プラモデルがあれば生きていけたので僕は何も変わらなかった(笑)。
──プラモデルを買いに行ったりとかは?
大河 いやもう家にあるので。山のようにある(笑)。
藤原 箱積んであるもんね(笑)。
大河 もう一部屋潰れているぐらいにはあるので(笑)。
外出できなくて皆がツライとか落ち込む、という話を聞いても「え、そう?」みたいな。逆に『みんな僕の世界へようこそ!』って(笑)。
でも、リモート飲み会とか、人と会わなくてもできることが増えたっていう面ではよかったのかもしれないですね。
藤原 色んな経験を今までさせてきていただいて、本番をやるというのは実はすごいことなんだなと強く思うようになりました。
若い頃ってノリとか勢いで「本番やったるぜ!」みたいな気持ちが少なからずあって。
それが色々な失敗も経験して、なんて恐ろしいことをやっているんだろうと思うようになったんですよ。
幕が開いたらもうノンストップで突き進むしかないじゃないですか。もう命をかけて、寿命を削って演じきる。
そこに恐ろしさを感じる様になる中で──
台詞を確認するようになりましたね、いっぱい(笑)。
一同 (笑)。
藤原 やらない方がいいと思ってた時期もあったんですけど、
大河 わかります!
藤原 本番の空気感ってまた違うじゃないですか。
事前に確認することで本番の流れに合わない芝居になってしまうかもしれない。むしろその時の空気感とかライブ感の方が大事だと思ってた時期もあったんです。でも、失敗しないことがまず大事(笑)。
長台詞とかは、もうルーティーンとして確認しますね。
大河 今日はライブ感バリバリで行きたいって思うときもあれば、カチッと決めたいと思うときもあって、役者って信念があるようでないかもしれない。
藤原 役者も人間だからね、そうなるよね。
大河 だからその時その時に最善が尽くせればそれでいい。
藤原 簡単なことですけど、美味しいものを食べることとか。
家に帰って、お風呂入って、ちょっと考えを整理したりしつつ、大好きなアイスクリームを……。
大河 ハーゲンダッツです!(笑)
藤原 家に六個ぐらいストックがあるんですけど(笑)。そこからどれにしようかなって選んで食べて、「うまい! 幸せ!」って。
大河 本当にそれ! 1回フラットに戻す時間ないと持たないですよ。
藤原 そういうことが大事だよね。
大河 僕……あの結構常にフラットなんですよ(笑)。
もう、プラモデルしか作ってないので。楽屋でもプラモデルです。
藤原 作ってるの見たことあります(笑)。
大河 朗読劇だと、内容によっても違うんですよね。
例えば、一人称で台詞だけで演じる作品もあれば、第三者視点で描かれた作品もある。
自分のキャラだけ演じるなら主観でいいけど、そうではない時は情景も同時に演じることになるので意外と客観的に作っていく必要もあります。
後は単純に動きがないところかな。
藤原 そうですね。動きで見せる部分は逆にできないというか、削ぎ落とさなきゃいけないという部分で、作り方はだいぶ変わってくると思います。
でも、オリジナル作品ではなく今作のように江戸川乱歩の作品をやるのであれば、原作の空気感や自分が読んで感動した部分、心が動いたところはちゃんと伝えたいですね。
舞台役者だと、朗読劇とはいっても視線や手の動き、身振りなどを加えて演じる方が多いと思うのですが、今回はキャストに声優の方が多いんですね。
声優だと、もう微動だにせずひたすら観客の耳だけに集中して演じる方もいるので、そういうやり方の違いも面白いです。
大河 この『RAMPO in the DARK』は本当に動きのない作品なので、変に僕が動くことで情報が散ってしまうよりは、と思うことは多いです。それこそ、観客の聴覚に全振りした芝居をしているかも。
──そこはアイスじゃないんですね(笑)。では先ほども話題に出たハーゲンダッツのオススメのフレーバーは?
藤原 僕のオススメは最後にバニラですね!
何でも美味しいので、普通にクッキーアンドクリームとかストロベリーとかオーソドックスなのを食べていただいて、最終的にバニラを。
『あ、ハーゲンダッツすごいな、バニラもこんなに美味しいんだ』ってなりますから。
1個しか買わないなら選択肢にバニラは入らないけど、4つ買うぞってなったら、多分入ってくると思うんですよね。
「冷凍庫にハーゲンダッツ4つもある! なんて贅沢なんだ!」って思うと、日々のちょっと嫌なことを乗り越えられる(笑)。
大河 僕は最近プラモデルにハマりました(笑)。
一同 (笑)。
藤原 買ってくるじゃん? で、作らないで積むじゃん? あれが僕には不思議なんだけどどういう心理なの?
大河 ハーゲンダッツ4つと一緒です。
藤原 ……?
大河 こんなにあるぞっていう余裕が生まれる。
藤原 なるほど、わかりやすい(笑)。
大河 今作れなくても、売ってたら欲しいんですよ。
藤原 2人で買い物に行ったこともあるんですけど、もちろんたくさん買い込むわけですよ。でもその中にもう作ったヤツとかもある。一回すでに作ったヤツ、買わなくないですか?
──うーん……、大河さんの気持ちのほうがわかる気がします(笑)。
大河 これはもうその方々の見たことあるじゃないですか。痛バってヤツです。
バッグ1つが同じ缶バッジで埋まるじゃないですか。あれと似たような感じかな。
僕が今まで一番買ったのは、1995年に発売されたプラモデルです。当時お小遣い握りしめてお店で探し出したものが大人の力では買えるんですよ!
藤原 なるほど(笑)。あの時の感動をもう一度?
大河 もうあの時の感動は手に入らないです。だから数で埋めていくしかないんです。もう止められない止まらない(笑)。
藤原 プロの読み手が3人で江戸川乱歩の作品を演じるとなると、かなり贅沢な空間が出来上がるのではないかなと。
今回は有観客ですし、乱歩の世界観を存分に表現できるように頑張っていきたいと思います。ぜひ楽しみにしていただければ。
大河 『RAMPO in the DARK』で選ばれる題材は、乱歩の作品の中でもかなりダークなものが多いので、1枚上着を持ってくることをお勧めします。ちょっとぞっとするような表現も多いので、読みながら僕もひやっとしたことが。
ちょっと羽織れるものが1枚あれば、寒気を感じることがあっても楽しんで観ていただけると思います。
詳細はこちらから⇒https://numan.tokyo/present/DzX0C
「疑惑」「陰獣」
2022年6月22日(水)〜26日(日) 全9ステージ 神田明神ホール
劇場チケット:全席指定6900円(税込) ※別途1ドリンク代 ※未就学児入場不可
LIVE配信チケット:3600円(税込)※アーカイブ7日間付き
■劇場チケット販売
一般販売:5月29日(日)10:00〜好評発売中
・ローソンチケット
https://l-tike.com/rampo-in-the-dark-3/
※PC/スマートフォン共通
※ローソン、ミニストップ店内端末「Loppi」にて直接購入可能
Lコード:35243
・イープラス
https://eplus.jp/rampo-in-the-dark-3/
※PC/スマートフォン共通
※ファミリーマート店内端末にて直接購入可能
■出演
赤羽根健治/大河元気/逢坂良太/桑原由気/小林ゆう/佐々木未来/
佐藤拓也/上西恵/新祐樹/鈴木崚汰/諏訪部順一/高田憂希/立花慎之介/
茅原実里/西山宏太朗/野島健児/羽多野渉/日高里菜/藤原祐規/渕上舞/
正木郁/三木枝織/代永翼 五十音順
■出演スケジュール
6/22(水) 19:30~ 代永翼/藤原祐規/小林ゆう
6/23(木) 13:00~ 佐藤拓也/西山宏太朗/上西恵
6/23(木) 19:00~ 佐藤拓也/正木郁/茅原実里
6/24(金) 13:00~ 野島健児/逢坂良太/佐々木未来
6/24(金) 19:00~ 野島健児/大河元気/日高里菜
6/25(土) 12:30~ 諏訪部順一/新祐樹/三上枝織
6/25(土) 17:00~ 諏訪部順一/羽多野渉/桑原由気
6/26(日) 12:30~ 立花慎之介/鈴木崚汰/渕上舞
6/26(日) 17:00~ 立花慎之介/赤羽根健治/高田憂希
■公演サイト https://www.cccreation.co.jp/stage/rampo-in-the-dark-3/
公演に関するお問合せ:CCCreation cccreation2019@gmail.com
チケットに関する問合せ:Mitt 03-6265-3201 (平日12:00~17:00)
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