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滝澤諒&徳山秀典、2人の思う”スパダリ”は?|歌劇派ステージ「ダメプリ」ダメ王子VS完璧王子

【前編】では、超ナルシストの俺様王子・ナレク役の滝澤諒さん&舞台オリジナルキャラクターで完璧王子・ルオーシュ役の徳山秀典さんのインタビューから! 初座長の滝澤さんと先輩俳優の徳山さんの関係は?

「気負わずに初座長をやらせていただいています!」(滝澤諒さん)

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――お互いに対する印象はいかがですか?

滝澤諒さん(以下、滝澤):徳さんはルオーシュ同様に完璧王子(パーフェクトガイ)です。

徳山秀典さん(以下、徳山):いやいやいやいや。

滝澤:本当に! オリジナルキャラクターのルオーシュを演じるにあたって、稽古中も演技面で色々なアプローチをされていて。毎日「あ、今日はこういうルオーシュに挑戦してるんだ」と発見があって勉強になります。

徳山:ありがとうございます(笑)!!!  諒くんは20歳と若いんですがプロ意識が高い。読み合わせの段階からナレクの声質や、『ダメプリ』の世界観をすごく大切にしているのが伝わってきてビックリしました。

彼は稽古に対する姿勢や台本の読み込み方も非常にストイックです。 それからセンスが抜群にいい。抽象的ですけどセンスってすごく大事なんですよ。いつも正解を出してくる子です。

滝澤:お互い照れますね、これ。

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――年齢層、芸歴など様々なカンパニーですが、稽古場の様子はいかがですか?

滝澤:殺陣師の先生にも「いい現場だね」って言っていただいています。全員が全員にとって居心地のいい空間にしようとしているのかな。先輩・後輩といった関係に縛られることなく、お芝居でも積極的にトライしていける温かい現場です。

徳山:脚本がとても明るいので、テンションがぶわっと上がっていくんですよね。だから無理しなくても、皆が真剣に演じれれば演じるほど明るく、仲良くなれる現場です。

滝澤:そうですよね! お芝居の中でどんどん打ちとけあっていく感覚があります。

――滝澤さんは今回が初座長ですが、先輩方にアドバイスをいただいたりしましたすか?

滝澤:とにかく皆さんに引っ張っていただいています。経験豊富な先輩方ばかりなので、 気負わず、伸び伸びやらせていただいて……。座長として「やらなきゃ!」と意識したことといえば、1番最初に差し入れをしたことくらい(笑)。 「座長だから」というよりは、物語を引っ張っていくナレクとして、先頭に立って世界観を作り上げていきたいです。

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「”ダメプリ”と”スパダリ”には近いものがある」(徳山秀典さん)

――自分の思う"完璧"なイケメン、いわゆる"スパダリ"とは?

徳山:僕は”鈍い”人こそスパダリだと思います。変に完璧を気取らず、細かいことを気にしない。

滝澤:確かに。鼻にかけずに色々なことがサラッと出来る人はかっこいいです。

徳山:そういう意味では”ダメプリ”たちも”スパダリ”に近いよね。

滝澤:ダメなところ=欠点ではない、というのがこの作品のテーマなので……。

徳山:原作が人気なのも分かるよね。

――具体的に“憧れる男性像”はありますか?

徳山:あえて”カッコつける”ことができる男性。僕も自分が迷った時や弱った時は”カッコつけよう”と思っています。「カッコいい男なら、ここで弱音は吐かないだろう」ってぐっと我慢して頑張ったり。

滝澤:やっぱり徳さんがカッコいい、という結論でよくないですか?

徳山:全然そんなことないよ、適当な人間だよ(笑)。

滝澤:そういう、余裕がある人やいつも笑顔でいられる人は男女問わず素敵だなと思ってるんです。周りをハッピーに出来る人はカッコいいなと思います。

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――これなら"完璧"にできる、という特技はありますか?

徳山:寝るのが好きなので、誰よりも完璧に寝られるとこかな。家から出なくていい休日は20時間くらい寝ちゃいます。

滝澤:僕は……うーん悩みますね。

――例えば、完璧にしたくて続けていることとか……。

滝澤:それならダンスです! 完璧にしたくて……というより、自分の形にして、見てくれる方に受け入れてもらいたい、という気持ちですね。
何事もまだまだ成長しないといけない段階だから「完璧だ!」なんて言えることってあんまりなくて……。

徳山:こういう取材の時は「僕は○○が完璧です!」って言っていいんだよ。

滝澤:よ、よし! 僕は人を完璧に褒めることができます!  

徳山:そうそう、いいぞ!

――では、実際にお隣にいる徳山さんを褒めていただいて……。

滝澤:徳さんはいつも「それ稽古着なの?」って思うくらいおしゃれな服を着てて、オーラもあって。徳さんがいない日の稽古場はもう暗くて寂しくて……。

徳山:(笑)。調子いいな!

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『ダメステ』は皆をハッピーにしてくれる一体型の舞台

――では最後に、本番に向けての意気込み、お客様にひとことお願いします!

滝澤:『ダメステ』は、親近感を持って観ていただける作品だと思います。欠点を隠さない、ダメな部分もそれぞれの持ち味である王子たちの姿を見ていただければ――例えばコンプレックスを持っている方でも「気にしないで生きていいんだ!」って思えるんじゃないかなと……。

公演は“LOVEルート”と“DAMEルート”がありますが、両方とも皆をハッピーな気持ちにしてくれる、観終わった後に勇気が出てくる舞台です。原作をご存じの方も、そうでない方にも、ぜひ観ていただきたいです!

徳山:とても分かりやすくて楽しめる舞台です。最初から最後までブレず、笑いどころがたくさんあって、その笑い声で僕らもノッてくる、超一体型の作品だと思います。最後までみなさんと一緒になって楽しみたいので、たくさんの笑顔を客席から飛ばしていただきたいです。きっとあっという間の時間になります! 劇場でお待ちしています。

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滝澤諒さん、徳山秀典さん

まとめ

滝澤さんにとっては先輩である徳山さんとの対談。緊張するかなと思いきや、稽古を通じてすっかり仲良しになっていた2人。滝澤さんは「経験豊富な先輩方に囲まれての初座長で本当にありがたい環境です」と笑顔を見せてくれました。

俺様なナレクが、自分よりも完璧で非の打ちどころのないルオーシュと出会った時、一体どんな化学反応が起きるのか!? ぜひ劇場でお確かめあれ!

■お知らせ
【後編】リオット役の進藤学さん&クロム役の汐崎アイルさんの対談も近日公開! お楽しみに♪
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■DATA

歌劇派ステージ『ダメプリ』
公演日程 2018年12月1日(土)~12月9日(日)
会場 AiiA 2.5 Theater Tokyo
キャスト ナレク 役:滝澤諒
ヴィーノ 役:松本祐一
リオット 役: 進藤学

リュゼ 役:大見拓土
メア 役:三原大樹
クロム 役:汐崎アイル

テオ 役:橘りょう
グリまる 役:齋藤彩夏

ルオーシュ役:徳山秀典(友情出演)

ハディ役:馬庭良介
エイミル役:野見山拳太
サンバン役:坂下陽春

アンサンブル 畑中ハル、岩佐祐樹、井伊亮太、春山航平、髙野真器、古張和貴
原作 DAME×PRINCE(NHN PlayArt株式会社)
原案 NHN PlayArt株式会社
演出・脚本 八十島美也子
音楽 中村博
振付 田中むねかず
公式サイト https://www.damepri-stage.com/
公式ツイッター @damepri_stage
主催 DAME×STAGE製作委員会
(ムービック / サンライズプロモーション東京)
Copyright ©DAME×STAGE ©NHN PlayArt Corp.

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numan編集部

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