アーティストの黒崎真音さんが35歳の若さで急逝。硬膜外血腫で活動休止の後に復帰、ドキュメンタリー映画公開を控えた中での突然の別れに

アーティストの黒崎真音（くろさき・まおん）さんがご逝去されたことが所属事務所の株式会社ART ONE Entertainmentより公表されました。享年35歳でした。

黒崎さんの1stシングル「Magic∞world」はTVアニメ『とある魔術の禁書目録II』のエンディング主題歌としても知られ、その後も数多くのアニメ・ゲームのタイアップ楽曲を担当。
2012年にはアニメ『薄桜鬼 黎明録』のオープニング主題歌「黎鳴 -reimei-」を担当。自身も乙女ゲーム好きとして知られ、ファンに親しまれていました。
近年では2022年11月に、音楽劇『ジェイド・バイン』の原案／音楽監修を務め、自らキャストとして出演するなど舞台でも精力的に活動していたところです。

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また、先に亡くなられた神田沙也加さんと2019年より音楽ユニット「ALICes（アリセス）」としても活動しており、神田さん亡き後もその意志を継いで黒崎さんが公式アカウントを更新。
先日1月28日に活動休止のお知らせがあったばかりでした。

所属事務所からは「持病の悪化のため」と発表されています。
黒崎さんは2021年9月、配信ライブの最中に倒れ、その後「硬膜外血腫」と診断されていました。
今年1月16日にも出演していた日中合作 音楽劇『李香蘭-花と華-』を持病のため、降板。しかし休演日明けの1月18日からは復帰するなど、様子を見ながら活動を続けていらっしゃいました。

手術から再始動への軌跡を収めたドキュメンタリーフィルムが2023年春に公開予定でしたが、所属事務所は、
「映画公開、夏以降のスケジュールや新曲の発表など、今後の事を話し合っていた中での突然の出来事でした」
「あまりにも突然のことで社員、スタッフ一同深い悲しみに包まれております」
と綴っており、映画公開については今後の発表待ちとなります。

心よりご冥福をお祈りいたします。