numan編集部
声優、アニメ、舞台、ゲームまで!オタク女子のための推し活応援メディア
現在、日本テレビ系にて全国放映中のテレビアニメ『ルパン三世 PART6』。『ルパン三世』アニメ化50周年記念となる今回の新シリーズは、1971年放映の「PART1」と同じエメラルドグリーンのジャケットに身を包んだルパン三世が魅せる〈原点回帰〉への新たな冒険や、シリーズ構成の大倉崇裕を始め、辻真先、芦辺拓、樋口明雄、湊かなえ、押井守など小説界・アニメ界を賑わす豪華な顔ぶれが名を連ねた脚本家陣の集結、さらには、次元大介の声優が「小林清志」から「大塚明夫」へと交代するなど、アニバーサリーイヤーを賑わせています。
現在、日本テレビ系にて全国放映中のテレビアニメ『ルパン三世 PART6』。2021年10月24日でテレビアニメ化50周年を迎える本作、その熱気は各界へも届き、この度、各界で活躍する著名人の方々より【50周年のお祝いコメント&イラスト】が到着!
50年の長い年月を重ね、それぞれの『ルパン三世』への思い出が詰まったコメント・企画をぜひお楽しみください。
INDEX
<50年後の『ルパン三世』>
50年後?そりゃあ『ルパン八世VSコナン三世』でしょ!!(笑)。
サーチライトが壁際の人物を照らしだす。その人物はサーチライトをあざ笑うかのように不敵な笑みを浮かべつつ疾駆する。それはルパンファンなら誰でも知っているシーンであり、新番組ルパン三世の番宣でした。
当時ルパン三世の事は知りませんでした。ですが以前、理髪店でモンキー先生の別作品が掲載されていた少年誌を見た記憶がありました。作品名までは覚えていませんでしたがモンキー・パンチという風変わりなペンネームとその独特な画風には強烈な印象を受けていました。
その番宣を見たとき、てっきりその漫画がアニメ化されるのだと思った私は「あ、この漫画知ってる」と家族に発言した・・・その直後。その人物(ルパン)は拘束された女性(不二子)を救出するために疾駆していたと思いきや、何といきなり不二子の胸元に手をかけ衣服を剥ぎとったのです。そこで『ルパン三世』とタイトルが出て番宣終了。日曜の家族団欒はその映像と私の発言に凍りつきました。その後・・・昼食の沈黙の重かったこと・・・。
これが私とルパンとの衝撃的な出会いでした(笑)。
<50年後の『ルパン三世』>
タイトルは『ルパンⅣ世――がいっぱい』。世界中に子種をばら蒔いた三世。「われこそはルパン三世を継ぐ者」と何十人もの息子、娘たちがⅣ世の名を賭けて泥棒競争を繰り広げる。主人公はティーンの不二子の娘。老ルパン三世は審査員・・・なんてのは無理ですか。
出張先はヨーロッパが多かったようで、ファッションの仕事をしていた母と、私へのお土産は当然そうした国々で買ってきたもの。そんなことから、物としてのヨーロッパ文化に、子どもの頃から触れることができた。1970年代中盤から後半のことである。
同じ頃、楽しみにしていたのが『ルパン三世』の再放送だった。当時は、スリリングでかっこよくて面白いアニメーションという程度の理解だったが、今思えば、作中の街並みや室内の調度品、登場人物の出で立ちから、成熟した––––退廃ともいえる––––ヨーロッパの雰囲気を感じとっていたのだろう。それから敗退の美学も。
物としてのヨーロッパの入り口が父からのお土産であった一方、アトモスフィアとしてのヨーロッパへの興味は間違いなく『ルパン三世』が一つのきっかけだった。それだから、いくつになっても楽しめるし発見がある。そんなアニメーション作品はなかなかないと思う。
<50年後の『ルパン三世』>
自分の美学を貫くことのかっこよさや切なさを忘れないルパンでいてほしいと思います。
その時々によって映るものを変えながら、時代とともにある作品。そして、映し出されるものは変わったとしても、ルパン三世という小粋なキャラクターという「フレーム」は微動だにせずにそこにある。そんな「鏡」。ハードボイルド、ラブストーリー、ミステリー、アクション、ナンセンスetc、どんな題材、どんな切り口の物語であっても、その鏡に映せば『ルパン三世』というエンターテインメントになるのです。
しかしそのような「鏡」と向き合うということは、作り手にとっては決して楽なことではありません。常に「お前はここになにを映し出そうとしているのか」と問われるからです。そんな「鏡」と対峙する工夫や苦闘の積み重ねが、『ルパン三世』を時代を越えて愛される作品にしてきたのです。
最初のアニメ化から半世紀を越え、これからの作り手たちはこの「鏡」といかに向き合っていくのか。作り手と『ルパン三世』の知恵比べが、この作品の魅力の源なのです。
<50年後の『ルパン三世』>
『シャーロック・ホームズ』のような(100年前の)1960年代〜1980年代を舞台にした怪盗ものとして制作されてたりして……
【視聴用URL】:https://youtu.be/mgG7aolYOwg
詳しくは公式Twitterや公式サイトをチェックしてみてください♪
●公式サイト:lupin-pt6.com
●ルパン三世公式Twitterアカウント(@lupin_anime)ハッシュタグ:#ルパン6
●TMS公式Twitterアカウント(@TMSent_jp)
●大野雄二 公式HP https://www.vap.co.jp/ohno/
【 STORY 】
舞台はロンドン。
ルパンのターゲットは、英国政府を陰で操る謎の組織・レイブンが隠したお宝――
その手掛かりとなる一枚の絵。
立ちはだかるスコットランド・ヤードやMI6。ルパンの動きを察知して現れた銭形警部。そして、ルパンの前に現れた探偵――
その名はシャーロック・ホームズ!シリーズ構成・大倉崇裕のメインストーリーと、豪華脚本陣のオムニバスエピソードが絡み合う、謎多き〈ミステリ・ルパン〉が今、幕を開ける!
【 STAFF 】
原作:モンキー・パンチ
監督:菅沼栄治
シリーズ構成:大倉崇裕
キャラクターデザイン:丸藤広貴
美術監督:松宮由美、備前光一郎、小倉宏昌、西澤 航、李 凡善、竹田悠介
色彩設計:宮脇裕美
撮影監督:佐々木明美
編集:吉武将人
音響監督:清水洋史
音響効果:倉橋裕宗
音楽:大野雄二
メインテーマ:「THEME FROM LUPIN III 2021」
作曲:大野雄二編曲:大野雄二演奏:Yuji Ohno & Lupintic Six with Friends
エンディングテーマ:「MILK TEA」
作詞:BOUNCEBACK作曲:大野雄二
編曲:大野雄二演奏:Yuji Ohno & Lupintic Six with Friends歌・Akari Dritschler
制作:トムス・エンタテインメント
製作:ルパン三世PART6製作委員会
【 STAFF 】
原作:モンキー・パンチ
監督:菅沼栄治
シリーズ構成:大倉崇裕
キャラクターデザイン:丸藤広貴
美術監督:松宮由美、備前光一郎、小倉宏昌、西澤 航、李 凡善、竹田悠介
色彩設計:宮脇裕美
撮影監督:佐々木明美
編集:吉武将人
音響監督:清水洋史
音響効果:倉橋裕宗
音楽:大野雄二
メインテーマ:「THEME FROM LUPIN III 2021」
作曲:大野雄二編曲:大野雄二演奏:Yuji Ohno & Lupintic Six with Friends
エンディングテーマ:「MILK TEA」
作詞:BOUNCEBACK作曲:大野雄二
編曲:大野雄二演奏:Yuji Ohno & Lupintic Six with Friends歌・Akari Dritschler
制作:トムス・エンタテインメント
製作:ルパン三世PART6製作委員会
numan編集部
声優、アニメ、舞台、ゲームまで!オタク女子のための推し活応援メディア
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合がございます
特集記事
ランキング
電ファミ新着記事
2024.11.15
ランキング
2022.12.17
2023.02.06
特集記事