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【探偵社設立秘話】ゲネプロレポートに続き、こちらの記事では【太宰治の入社試験】をお届けします♪
■探偵社設立秘話公式ゲネプロレポートはこちら!
https://numan.tokyo/news/2Ov6p
INDEX
そんな大ヒット作が初めて舞台化されたのは、2017年12月のこと。
中島敦(鳥越裕貴)と武装探偵社の出会いを描いた第1作から、太宰治(多和田任益)と織田作之助(谷口賢志)、そして坂口安吾(荒木宏文)の過去を描いた舞台「文豪ストレイドッグス黒の時代」、さらに武装探偵社とポートマフィア、組合(ギルド)の三つ巴を描いた舞台「文豪ストレイドッグス三社鼎立」に続き、第4作目となる本作では舞台「文豪ストレイドッグス序」と題し、「探偵社設立秘話」と「太宰治の入社試験」の2作品を同時上演。中島敦がまだ武装探偵社に入る前のエピソードが舞台で甦る。
「太宰治の入社試験」は、2014年4月に発売された小説「文豪ストレイドッグス太宰治の入社試験」が原作。新入りの太宰治とコンビを組まされた国木田独歩(輝馬)が、幽霊屋敷調査を入り口にヨコハマで巻き起こる怪事件の謎に迫っていく。
たとえば序盤から太宰は怪しいキノコを食べてトリップし、事務所の中で大騒ぎ。変わり者の太宰に理想の日常をしっちゃかめっちゃかにされながらも、なんだかんだと乱暴にツッコむ国木田の姿に、原作ファンならずとも笑いが漏れる。
そんな国木田と太宰を、シリーズ第1作から同役を演じ続けている輝馬と多和田任益が軽やかに表現し、観客を楽しませる。自分の理想に強いこだわりを持つ国木田の四角四面な性格に輝馬の美声がフィットし、太宰に振り回される姿は愛らしさすら感じる。
そして、多和田任益の細長い手足は、太宰治そのもの。くねくねとした体の使い方やクセの強い台詞回しなど、どれもファンが思い描く太宰治に限りなく近く、観ていて爽快感さえある。
特に鮮やかだったのが、佐々城信子の救出シーンと、その後の毒瓦斯の場面。パネルを用いた演出で貯水槽から鉄の檻までを舞台上につくり出し、非常にシームレスにシーンをつなげることに成功した。
また、国木田と芥川龍之介(声:橋本祥平)の対決シーンでは、芥川の「羅生門」によって繰り出される黒獣を黒い布を使って表現。芥川の強大な力によって苦しめられる国木田をわかりやすくビジュアライズした。
これにより、国木田と太宰以外のキャラクターが、どこか実態のない人物のように見えてくる。傀儡人形、という言い方が最も近いのかもしれない。佐々城、田口、運転手やその他の登場人物を演じるアンサンブルメンバーは、声を発しない分、動きはややデフォルメされていて、それがまるで誰かに糸を引かれて動くマリオネットのような印象を与える。
そんな操り人形の不気味さが、裏で糸を引いているのは誰かという疑念とオーバーラップし、観客の思考を撹乱する。
その分、このふたりだから築き上げることのできた世界が確かに存在し、「太宰治の入社試験」という国木田と太宰のはじまりのエピソードにはうってつけの演出に思えた。
壮大なスケールで観客を圧倒した過去3作とはまた違う、新しい境地に辿り着いた「太宰治の入社試験」。非常にミニマムな世界ながら、1時間40分、まったくギアを落とすことなく、ノンストップでクライマックスまで駆け抜けていく疾走感に満ち溢れていた。
はたして黒幕は誰なのか。事件の真相に秘められた人間ドラマに、思う存分、心震わせてほしい。
※公式HPでは、さらに舞台写真を公開中!
Ⓒ舞台「文豪ストレイドッグス序」製作委員会
文:横川良明
写真:宮川舞子
【受注受付期間】
2020年9月7日(月)17:00~10月4日(日)23:00
※受注販売のため、期間中にご注文頂ければ確実にご購入頂けます。
※2020年11月末より順次発送予定です。
※その他注意事項は必ず販売サイトをご確認ください。
【商品リスト】
■パンフレット¥2,000(税込)※パンフレットのみ会場でも販売致します。
■ブロマイドセット(各3枚セット)各¥600(税込)
(①江戸川乱歩(長江崚行)/②福沢諭吉(和泉宗兵)/③国木田独歩(輝馬)
/④太宰治(多和田任益)/⑤乱歩&福沢/⑥国木田&太宰)
■トートバッグ¥3,000(税込)
■クリアファイル(2枚セット/2柄各1種ずつ)¥1,000(税込)※原作・アニメコラボグッズ
■ランダム缶バッジ(全12種ランダム)¥500(税込)※原作・アニメコラボグッズ
■ランダムアクリルスタンド(全6種ランダム)¥1,200(税込)※原作・アニメコラボグッズ
©舞台「文豪ストレイドッグス序」製作委員会
角川ビーンズ文庫より好評発売中!
「文豪ストレイドッグス探偵社設立秘話」
「文豪ストレイドッグス太宰治の入社試験」
©舞台「文豪ストレイドッグス序」製作委員会
<キャスト>
●探偵社設立秘話
福沢諭吉役
和泉宗兵
江戸川乱歩役
長江崚行
●太宰治の入社試験
国木田独歩役
輝馬
太宰治役
多和田任益
<ライブ配信情報>
■配信公演
①2020年9月13日(日)13:00公演「探偵社設立秘話」(カメラ1台定点収録)
②2020年9月13日(日)18:00公演「太宰治の入社試験」(カメラ1台定点収録)
③2020年9月22日(火・祝)13:00公演「探偵社設立秘話」(カメラ複数台スイッチング有)
④2020年9月22日(火・祝)18:00公演「太宰治の入社試験」(カメラ複数台スイッチング有)
■配信形式
ライブ配信+アーカイブ配信2週間
■配信料金
①②:2,500円(税込)
③④:5,000円(税込)
※①と②はカメラ1台による定点収録映像です
※③と④はカメラ複数台によるスイッチング映像です
■ライブ配信時間
それぞれ1時間30分程度の配信を予定しております。
■配信期間(アーカイブ含む)
①:2020年9月13日(日)13:00~2020年9月28日(月)23:59まで
②:2020年9月13日(日)18:00~2020年9月28日(月)23:59まで
③:2020年9月22日(火・祝)13:00~2020年10月5日(月)23:59まで
④:2020年9月22日(火・祝)18:00~2020年10月5日(月)23:59まで
※ライブ配信後に再配信処理を行いますのでご覧いただけない時間がございます。
■視聴チケット販売期間
①②:2020年9月1日(火)~2020年9月28日(月)18:00まで
③④:2020年9月1日(火)~2020年10月5日(月)18:00まで
その他、詳細情報や、ご視聴の際の注意事項は、
作品公式HP(http://bungo-stage.com/)をご確認ください。
<スタッフ>
原作:角川ビーンズ文庫「文豪ストレイドッグス探偵社設立秘話」
角川ビーンズ文庫「文豪ストレイドッグス太宰治の入社試験」
演出・脚本:中屋敷法仁
協力:朝霧カフカ春河35
音楽:岩崎琢振付:スズキ拓朗(チャイロイプリン/コンドルズ)
美術:中西紀恵照明:吉枝康幸音響:山本能久映像:荒川ヒロキ森すみれ衣裳:前岡直子
ヘアメイク:古橋香奈子殺陣:六本木康弘演出助手:きまたまき舞台監督:川除学
宣伝美術:Gene&Fred 宣伝写真:上村可織(Un.inc)WEB制作:Gene&Fred
宣伝:KADOKAWA 音楽制作:ランティス
制作:バンダイナムコライブクリエイティブ/ゴーチ・ブラザーズ
主催:舞台「文豪ストレイドッグス序」製作委員会
公式サイト:http://bungo-stage.com/
公式Twitter:https://twitter.com/bungo_stage
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