『幻想水滸伝』元開発スタッフが手がける新作RPG『百英雄伝』発売時期が2024年第2四半期へ延期。ファンに向けて「最高のストーリーとゲーム体験」をお届けするため

　Rabbit & Bear Studiosは『百英雄伝』の発売時期を2024年第2四半期へと延期することを発表した。

『#百英雄伝』2023年7月コミュニティアップデートを公開しました🔥

開発メンバーから大切なお知らせを掲載しました。ぜひご覧ください。皆様の熱い応援を力に引き続き全力で開発を進めて参ります。ご期待ください🔥

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— 百英雄伝【日本語公式】 (@Eiyuden_JP) July 28, 2023

　『百英雄伝』は『幻想水滸伝』でディレクターやシナリオライターを務めた村山吉隆氏と、キャラクターデザインを手がけた河野純子氏が25年ぶりにタッグを組んで贈る新作RPG。2020年に行われたクラウドファンディングで4億8000万円近くの資金を調達することに成功し、本格的に開発がスタートした。

　物語の舞台は多くの価値観、文化を持つ国が集まる場所「オールラーン大陸」。神秘的な力を秘めた「魔導レンズ（ルーンレンズ）」が力をふるう世界で、さらなる魔導レンズの力を求める任務にあたる帝国士官「セイ・ケースリング」と辺境の村出身の少年「ノア」を中心に、100人以上のプレイ可能キャラクターが登場する大規模な群像劇が描かれる。

　なお、本作のスピンオフ作品としてアクションRPG『百英雄伝 Rising』がすでに販売を開始している。こちらには本編に登場するキャラクターも一部登場し、スリルあふれるアクションと町おこしの要素を掛け合わせたオリジナルストーリーが楽しめるとのこと。

　7月28日（金）に更新されたKickstarterのキャンペーンページでは、「『百英雄伝』にご期待いただいている多くのファンの皆様へ『最高のストーリーとゲーム体験』をお届けするため」に発売時期を2024年の第2四半期とすることが明らかにされた。

　なお、制作はすでに最終段階に入っており、8月にかけてパッケージ版のプラットフォームと発送形式の希望を問う内容のメールを支援者向けに送信する予定を示している。

　また河野純子氏は、9月21日（木）から24日（日）の開催を予定している「東京ゲームショウ2023」の時期を皮切りに本作の新情報が公開されることを予告。今回、先行して一部キャラクターのイラストや担当声優がお披露目されている。詳細についてはキャンペーンページなどを参照されたい。

・ガオウ（cv:江頭宏哉）
・ミオ（cv:藤田昌代）
・リャン（cv:千本木彩花）
・ヒルディ（cv:日笠陽子）
・CJ（cv：ファイルーズあい）
・イーシャ（cv:加隈亜衣）
・ガルー（cv:木内太郎）

（敬称略）

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