『幻想水滸伝』を手がけたゲームクリエイター・村山吉隆氏が2月6日に死去。新作『百英雄伝』は4月23日の発売を予定、開発スタッフは遺志を受け継ぎ完成を目指す

Rabbit&Bear Studiosは2月14日(水)、『幻想水滸伝』を手がけたゲームクリエイター・村山吉隆氏が2月6日(火)に多臓器不全のため急逝したことを明らかにした。

村山吉隆氏は旧コナミ(現:コナミデジタルエンタテインメント)で『幻想水滸伝』シリーズを立ち上げ、ディレクターやシナリオライターとして活躍。そして近年では2020年にRabbit&Bear Studiosを設立し、河野純子氏ら『幻想水滸伝』にも携わったスタッフとともに新作『百英雄伝』のプロジェクトを進めていた。

Rabbit&Bear Studiosの発表によると、村山吉隆氏は2月6日(火)に多臓器不全のため急逝。葬儀については近親者のみですでに執り行われており、「会社や個人宅へのご弔問やご供物、その他送付物等はどうぞご遠慮下さいますようお願い申し上げます」との声明を出している。

また開発中の『百英雄伝』は発売に向けた最終段階に入っており、「村山の遺志は残されたメンバーで受け継ぎ、彼の作り上げた『百英雄伝』という作品世界を守り育てていく所存です」とコメント。同社の新体制やKickstarterの一部リワード内容変更についてなど、今後の詳細は決まり次第あらためて報告するとのこと。

Rabbit&Bear Studios公式サイト「皆様へ大切なお知らせ」(2024/2/14)はこちら

電ファミ編集部

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