『スターフィールド』が「2023年9月の米国で最も売れたゲーム」に輝く成果を修めたと判明。XboxとPCのみで全プラットフォーム配信の『モータルコンバット1』を上回る

 アメリカの市場調査会社Circana(旧NPD)所属のアナリストであるマット・ピスカテラ氏が公開した米国におけるビデオゲーム市場のハイライトにて、マイクロソフトのオープンワールド型アクションRPG『スターフィールド』が現地時間8月27日から9月末の「月間で最も米国で販売されたゲーム」となったことが明らかとなった。VGCVG247などの海外メディアが報じている。

 9月6日に正式リリースされた『スターフィールド』は、オープンワールドゲーム『The Elder Scrolls』『Fallout』などのシリーズで知られるべセスダ・ゲーム・スタジオが25年以上の時を経て新たに展開する新規IPタイトルである。本作では人類が宇宙に進出した未来の世界を舞台に、宇宙の神秘を求める探検家集団「コンステレーション」の一員として壮大な冒険を繰り広げることになる。

 本作は早期アクセスが開始された9月1日から海外メディアのレビュースコアをまとめた「メタスコア」で88点の高水準を記録したほか、正式リリース後には全プラットフォーム合計での同時接続プレイヤー数100万人の達成や正式リリースから約2週間での累計プレイヤー数1000万人突破など、華々しい成果を残している。

 今回の発表によると、『スターフィールド』は同じ集計期間中に登場した『モータルコンバット1』『EA Sports FC 24』などのタイトルを抑えてチャート1位を獲得している。ピスカテラ氏によるとPC版を主な販路として、PCとXboxコンソールでの販売が大きく加速したことで今回の記録が生まれているという。

 なお、PS5/PS4での集計では『モータルコンバット1』がチャート1位を記録している。同作はXboxとPCでも2位、Nintendo Switchでも3位に位置付けられているが、それでもなお及ばない『スターフィールド』の販売の加速度を裏付ける証拠のひとつとなっている。

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(画像はSteam『Starfield』より)

 また、2023年1月から9月まで暫定での年間の販売本数ランキングも更新されており、『スターフィールド』は9位にランクダウンした『バイオハザード RE:4』を退けて年間7位にランクイン。隙間の8位に『モータルコンバット1』も浮上してきている。

 上記のほか、今回のハイライトではPS5が家庭用ゲーム機における販売台数・売上高の年間暫定1位をキープしたことや、米国の消費者が支出した金額が前年比で10%増え45億ドルに到達したことなども明らかとなったようだ。

マット・ピスカテラ氏のXアカウント(@MatPiscatella)はこちら

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電ファミ編集部

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