【メイキング写真多数】超次元革命アニメ『Dimensionハイスクール』アベユーイチ監督インタビュー掲載!

掲載/更新 0
【メイキング写真多数】超次元革命アニメ『Dimensionハイスクール』アベユーイチ監督インタビュー掲載!
2次元と3次元を行き来しながらストーリーが展開し、声優×2.5次元俳優の共演も話題の超次元革命アニメ『Dimensionハイスクール』。物語のクライマックスを前に、アベユーイチ監督のオフィシャルインタビューが到着しました! 現場のメイキング写真も多数掲載しています。
1月から放送中の、声優×2.5次元俳優が共演する超次元革命アニメ『Dimensionハイスクール』

補習中の男子高校生たちがひょんなことから次元(=Dimension)を超えて、アニメの世界に飛ばされてしまうことから始まる、アニメの世界(2次元)と実写の世界(3次元)を行き来しながらストーリーが展開する一風変わった学園ファンタジーです。主要キャラクターを演じる石井孝英さん、大塚剛央さん、橋本祥平さん、財木琢磨さん、染谷俊之さんに加え、蒼井翔太さん、江口拓也さん、諏訪部順一さんも出演し、話題となっています。

この度、本作の監督・脚本を務めるアベユーイチのインタビューが到着いたしました!

アベユーイチ監督インタビュー

●アニメ×実写ドラマという異色の作品ですが、このお話を初めて聞いた時はどのように感じましたか?

心の中で、「キターッ!」って叫びました。こういうのがやってみたかった。でもいい大人なので、表面的には「結構大変そうですね・・・で、おいくら?」と。


●脚本を作るうえで、そして演出をされるうえで、新たに挑戦されたことや特にこだわったことを教えてください。

脚本を作るうえでは、まず、自分の良く知っている範囲で構成しようと決めました。実写とアニメを行き来するというとんでもない設定なので、日常のゆるい会話では、身近な実感が欲しかったので。例えば、私はバジルやアロマティカスをベランダで実際に育ててきたので、その辺のちょっとしたリアリティで遊べるし、キャラを作れると思いました。スプーディオに梅干しというアイデアも、私が梅干しに最近ハマっているから繰り込んだネタです。
そういうこともあって、シナリオを書くのは超早かったですよ。それから私はもともと大学で物理学を専攻していたので、理系な構造の物語は大好きで。深堀できる凝った仕掛けを入れたりして、楽しかったです。

演出をするうえでこだわったのは、実写パートで言えば、カメラアングルの多さです。展開にスピード感が欲しいと考えたのと、5人がいつどの瞬間、輝くお芝居を出してきても捉えられるようにということと、正直スケジュールがあまりなかったので、一気に撮り切るために考えた方法でもあり、カメラマンさんは二人いて、カメラは常時5台あり、シーンごとにセッティングしてます。これは普通はなかなかやらないでしょうね。でも、お芝居する方は、カットごとではなくシーンまるごと一気に撮影するので、セリフを覚えるのが大変だったと思います。

それから、全体でアニメっぽい印象にする方法を模索したアイデアとして、声の扱いをどうするか考えて、実写パートもオールアフレコという体制で作りました。アニメという扱いの作品なので、作り方もアニメの作り方でやってみようということで、実写パートとアニメパートの声の音圧や音質をアニメっぽく揃えたらどういう印象の出来になるのか、ということに挑戦しています。仕上げの方法も、音を仕上げてからのちにビデオ編集をして絵を完成させるという現在のアニメの作り方を導入しています。
●キャスト自身が演じるモーションキャプチャーでの演出のこだわりを教えてください。

人の身体の動きは、本当にそれぞれで個性があって、顔は見えなくてもその動作で本人と実感できる瞬間が多々あります。私は特撮物でスーツアクターの人たちがほぼ裸状態の上にスーツをきてアクションする作品を何本もやってきたので、特にそう思います。
それを踏まえて、あえて特徴的なポーズをしてもらうこともあれば、何気なく振り向いたり、歩いたりするだけの動作をキャプチャーして、本人の動作を使用することの価値を存分に利用させてもらいました。

キャプチャーするときには、教室の中のどこにいるのか、どこにスプーディオが浮いているのか、スフィンクスの目の高さはどの辺なのかなどを演じるキャストにまず理解してもらうことのため、体育館の現場をマーカーだらけにしてしまいましたし、自分でスプーディオを手にもって、キャストと一緒にお芝居をする、ということもやっています。キャプチャーしているときに、シーンを想像しながらやるのはなかなか難しいので、フォローできることをなるべくやりました。

それから、セリフを言いながらお芝居もするのがベストなのですが、あの謎解きの大量のセリフを一気に覚えるは大変すぎるし、実写パートの撮影の隙間に現場の横の体育館でモーションをキャプチャーするという状況でしたので、まず先に声を全部録って、それを謎解き時間に合うように編集した音声を完成させ、それを現場で流して、その自分の声を聞きながらお芝居してもらうという方法を考案しました。謎解き時間にぴったりはまるようにすることに結構こだわっています。
●放送が開始されてから、アニメと実写のハイブリッド作品ということだけでなく、ぶっ飛んだストーリーや本格的な謎解きも話題になっているようです。周りからどのような反響がありましたか?また、監督自身はどのように感じられましたか?

私としては、高校時代に友達と日常SFとんでもストーリーを作り合っていた時の感覚があって、本当に楽しんで作ったので、世間様に受け入れてもらえるかどうか、古いよ、と言われないかどうか、気になります。そのときの高校の同級生は大喜びしてくれています。
それから、イケメンメンバーを魅力的に見せるには、意外な二面性を描くのがいいのでは? という思いもあり、ぶっ飛んだ設定にしましたが、それがやり過ぎと言われたらあやまりますので、ご容赦を。緑ヶ丘のおならは大丈夫だったんだろうか・・・
●監督のお気に入りのシーンやエピソードを教えてください。

自分で書いたセリフじゃないところが、結構気に入ってます。例えば、6話のバスケをやる前の会話で、黄川田が「お前ら二人を仲良ししてやろうと思ってさ」的なことを言った後に、すぐさま白山が「バスケ?」と指摘してしまうところ。黄川田が「そうだよ」と返事しますが、本当なら黄川田が「バスケやろうぜ」と言わないといけないのに、白山が先に言ってしまったところが面白すぎです。

想像以上のお芝居を見れたときもお気に入りにチェックです。例えば1話のラストの桃谷先生のぶっ飛びぶりとか。まさかあそこまではじけるとは。ありがたい事です。あの瞬間、これをやりたかったんだ、と再認識しました。同様に、緑ヶ丘のプライドを失った芝居も凄かった。白山が爆笑しちゃって、撮影がストップしてしまったこともあります。

あと、シーンではないのですが、水上のインスタ画面で海辺の写真があるのですが、それを撮るのに私がスマホを持ち、二人だけで浜辺をうろうろした撮影ロケが、今思うと照れてしまうような楽しい思い出です。黄川田が撮ったと言われるあのインスタ写真は実は私です。もちろん水上の自撮りもちゃんとあります。
21 件

この記事のタグ

Comment

コメントはまだありません