『日本文化財VRミュージアム』がSteamで無料配信開始5

『日本文化財VRミュージアム』がSteamで無料配信開始。フォトグラメトリの技術により、文化財を本物そのままに超高精細に3Dモデル化。懐中電灯、ルーペ、断面表示器などを駆使して、現実にはできない詳細な観察を行うことができる

株式会社ジーンと株式会社相互技研は、文化財の新しい鑑賞スタイルを実現するVRアプリ『日本文化財VRミュージアム』を配信開始した。

対象プラットフォームはPC(Steam)。価格は無料。

(画像はSteamより)

『日本文化財VRミュージアム』は、日本全国の文化財を手に取るように自由に鑑賞できるVR博物館。

フォトグラメトリの技術により、文化財を本物そのままに超高精細に3Dモデル化。実際の博物館では触ることができず、置かれた状態でしか見ることができない数々の文化財をVR空間内で手に持って自由に鑑賞ができる。

(画像はSteamより)

(画像はSteamより)

(画像はSteamより)

(画像はSteamより)

また、懐中電灯、ルーペ、断面表示器などを駆使して、現実にはできない詳細な観察を行うことが可能となっている。

現在は以下のルームが用意されている。

・岩櫃真田忍者ミュージアム『にんぱく』ルーム
手裏剣など忍者道具を展示

・山梨県立考古博物館ルーム
縄文土器を展示

・飛騨みやがわ考古民俗館ルーム
石棒を中心に展示

・元寇船ルーム(長崎県松浦市)
元寇船を展示

・屏風ルーム
屏風絵を展示

5月には「唐古・鍵遺跡ルーム」の追加を予定しており、今後もルームを追加予定とのこと。また夏には英語対応を行い、Steamにて全世界に無料で配信する予定だという。

『日本文化財VRミュージアム』はSteamで配信中だ。気になった人はダウンロードしてみてはいかがだろうか。

<この記事は電ファミからの転載です>

IMAGE

福山 幸司

85年生まれ。大阪芸術大学映像学科で映画史を学ぶ。幼少期に『ドラゴンクエストV』に衝撃を受けて、ストーリーメディアとしてのゲームに興味を持つ。その後アドベンチャーゲームに熱中し、『この世の果てで恋を唄う少女YU-NO』がオールタイムベスト。最近ではアドベンチャーゲームの歴史を掘り下げること、映画論とビデオゲームを繋ぐことが使命なのでは、と思い始めてる今日この頃。

本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合がございます

オタ腐★幾星霜