『崩壊:スターレイル』のリリース記念に駅で無料配布されたガイドブック「銀河Walker」についてファンから駅員の問い合わせが殺到。一部の配布場所を非公開へ

HoYoverseが手掛ける『崩壊:スターレイル』は、4月27日(木)から全国の駅で無料配布されていた特集ガイドブック「銀河Walker」に関する問い合わせが駅係員へ殺到している状況を受けて、一部の配布場所へ関する詳細を非公開にしたうえで注意を促した。

4月26日(水)にリリースされた『崩壊:スターレイル』は、『崩壊学園』や『崩壊3rd』に続く「崩壊」シリーズ最新作となるファンタジーRPGだ。宇宙や情景の壮大なスケール感に重点を置いたストーリーが魅力的であり、PC(Windows、Epic Gamesストア)のほか、iOSとAndroidで配信されている。

本作のリリース記念としてKADOKAWAから刊行された「銀河Walker」は、全国70以上の駅構内にあるフリーペーパーラックで無料配布された特集ガイドブックだ。本書にはゲームシステムやキャラクターの紹介が書かれており、追加生産の予定なしで配布していたものである。

本作の人気も相まって、本書籍は配布初日にほとんどのツアーガイドラックから消失。SNS上では「銀河Walkerが手に入らない」との投稿が相次ぐ事態に陥った。しかし、本書が全国の駅から無くなった要因はそれだけではない。いわゆる“転売屋”による大量の持ち出しによってフリマアプリ上で大量に転売されているのだ。

本書はフリーペーパーとして配布されている仕様上、誰でも無料で何枚でも取れる状況だったため、ひとりで数枚どころか数十枚を持ち出す“転売屋”が横行。実際にフリマアプリを確認すると、1ユーザーが数十枚の「銀河Walker」を売るような悪質な販売を数多く確認できた。

上記のような経緯もあり、今回のツイート文では「駅係員への問い合わせ」だけでなく「営利目的における転売」や「ひとり一冊まで」の2項目についても注意を促している。

なお、「銀河Walker」の在庫はまだ一部の駅に残されている模様。興味のある読者は、転売屋が販売している商品を買わず、駅構内でのマナーや上記三項目に気を付けて貰いに行こう。

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