ヤマコシ ショウコ
フルート奏者兼Webライター。好きなショタは小夜左文字、アイドルはランカ・リー、RPGはドラクエ。
7月1日、丸の内ピカデリーにて開催された映画『東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編 ー決戦ー』の公開を記念する舞台挨拶のオフィシャルレポートが到着した。
主人公・花垣武道が昔の恋人・橘日向の死ぬ運命を変えるため、タイムリープを繰り返して成長していくSFヤンキー漫画『東京リベンジャーズ』(通称:東リべ)。2021年4月にアニメ化が実現し、同年7月には実写映画が公開。2021年に公開された実写映画において、興行収入1位を記録するヒットを成し遂げた。
そして実写映画の続編となる『東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編 -運命-』が2023年4月に、『-決戦-』が同年6月20日に公開された。
今回そんな『-決戦-』の公開を記念する舞台挨拶が開催。会場には北村匠海、山田裕貴、杉野遥亮、今田美桜、眞栄田郷敦、清水尋也、高杉真宙、高良健吾、間宮祥太朗、吉沢亮、英勉監督が登壇した。
舞台挨拶は「公開できたことに感謝している」という北村の挨拶から始まり、各キャラクターや印象的なシーンについて登壇者らがコメント。第1作目撮影時の2020年頃から、長くともに撮影してきた俳優陣の絆を感じられる舞台挨拶となった。
オフィシャルレポート全文は以下、プレスリリースより。
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世界累計発行部数が7,000万部を超え(2023年3月時点)、遂に2023年1月に堂々の連載完結となった「東京卍リベンジャーズ」。仲間のために命をかける男たちの熱い絆、心震える名言の数々、そして何があっても諦めず何度でも立ち上がる主人公・タケミチの姿は、多くのファンの心を掴み、一昨年 2021 年7月9日に実写映画として劇場公開した映画『東京リベンジャーズ』は 2021 年劇場用実写映画No1の大ヒット作となった。 そして、前作から約2年の時を経て、観客を魅了したドラマとアクション、キャラクターに宿るキャスト陣の熱き想い、全てがスケールアップして帰ってくる―。原作でも屈指の人気を誇り、ファンのなかでも「最も泣ける」と絶大な支持を集めるエピソード、【血のハロウィン編】が満を持して実写化!前作に引き続き、本作も 20 代 30 代の男女を中心に中高生のグループから、親子まで幅広い層の観客が劇場で「東リベ」の熱量を浴びている『東京リベンジャーズ 2 血のハロウィン編 -運命-』が大ヒット上映中!公開から今もその勢いはとどまることを知らず、累計動員 190 万人を突破!後編の公開が近づくにつれて、更に勢いが加速しており、興行収入が前週対比 100%を超える日々が続いている。そして、ついに『東京リベンジャーズ 2 血のハロウィン編 -決戦-』が全国公開となった!
前作に引き続き、主人公・タケミチを演じる北村匠海をはじめ、山田裕貴、杉野遥亮、今田美桜、鈴木伸之、眞栄田郷敦、清水尋也、磯村勇斗、間宮祥太朗、吉沢亮という錚々たる布陣が続投。そして、「血のハロウィン編」最重要キャラクターを演じるのは、村上虹郎、高杉真宙。人気、実力ともに申し分のないオールスターキャストが集結。スタッフ、そしてキャスト全員が【最もやりたかったエピソード】と語り、全身全霊を込めて作り上げた、前作を遥かに凌駕する“最高傑作”が誕生した。
INDEX
まもなく登壇するキャスト陣をいまかいまかと待ちわびる、場内超満員の観客とライブビューイングで繋がる、全国の観客で熱気は最高潮の中、MC からの呼びかけでキャスト・監督が登場すると、割れんばかりの歓声が!キャスト・監督は歓声を浴びながら、手を振ってファンの呼びかけに応えるなど、ファンサービスを行った。
待望の公開を迎えた今の気持ちを問われると、北村は「やっと公開できました。公開できたこと感謝しています。いざ、こう皆さんの目の前に立つと、何を話そうかなという気になるんですけど、皆さんのおかげですという一言に尽きるかなという思いです。そして、これだけの仲間たちがステージに集まってくれました。本当にそこにも感謝していますし、すごく、胸が熱い思いです。」と感謝と高ぶる想いを伝えた。
本作のイベント初登壇となる、高良は「(周りのキャストと比べて)おっさんになってきたなというか、自分は年齢が高くなってきたんだなっていう気はしますけど(笑) 。こういう真一郎っていう、重要な役を任させていただいて光栄でしたし、前作も大ヒットしてますし、これだけファンの方がいる作品に出れて嬉しいです。」と沢山のファンに愛される作品にキーとなる役柄として参加できたことへの喜びを露わにした。
また大河ドラマで従兄弟役、本作ではキーマンとなる兄弟役で共演した吉沢は「真一郎という人間の存在がマイキーの中で大きいっていうのは、物語の根幹でもあったりするので、もちろん意識はしてました。今回も兄弟やれるんだってすごくワクワクしていたんですけど、現場でまったく会えなかったので、すごく寂しいですっていうのを、後日ご飯食べながら話していました。」と真一郎を演じた高良の存在の大きさとともに、後日談を明かした。
「人の熱量が作り上げるお話だ」と現場で繰り返し述べていた英監督へは、「熱量高いな~!」と感じたエピソードについて「段取りの段階から高い熱量で来てくれるので、すぐに取りたくなる。廃車場の決戦では100~200人規模で大声で戦っているのでカットの声も届きづらく、熱量を感じた。」とキャスト陣も納得のエピソードを披露した。
前作では敵、本作では怪しい雰囲気を漂わせる味方という他とは違う、特殊なキャラクターとなるキサキを演じた間宮へ演じるうえでこれは流石に大変だったと感じたことについて「前作は出番も少なかったですし、効果的に出てくるっていう感じだったので、必然的にちょっと怪しく見えていたと思います。でも、運命と決戦に関しては割と出ているので、その場その場での立ち振る舞いとか、 割と長めのセリフだけど、どうやって喋るんだろうなみたいなことを考えながら演じてましたね。」とコメント。
この日全 4 回となる舞台挨拶。仕事の関係でこの回のみの参加となる杉野からは「2020 年くらいからずっと長い間撮影してきて、これだけ年齢の近い人と共演するってこともないので、やっぱり寂しい気持ちはちょっとあります。 ちょっとどっかで学校卒業したみたいな気分を感じてました。」とともに作り上げてきた仲間へのメッセージとともに、「皆さん仰るように、熱量をバシバシ感じる映画になってるんじゃないかなと思います。本当に劇場で観るべき作品だと思うので、是非、劇場に来て、リベンジャーズ楽しんでください!よろしくお願いします!」と全国の観客へメッセージを届けた。
緊張感あふれる男たちの熱い想いのぶつかり合いが描かれる中、ホッとできるようないシーンに数多く登場するヒナタを演じた今田へシリーズを通して意識したことを問われると「ヒナタはタケミチにとって安心できる場所で原動力となる子なので、タケミチにとってそういうシーンになってくれたらいいなと思って演じていました。他のキャラクターとは違うパワーみたいなのがあると思うので、そこは大事にしました。」とコメント。
前編「-運命-」でバイクから転倒する激しいシーンを演じた眞栄田は「決戦の空気を変えるタケミチに蹴りを入れるシーンでは喰ってやろうという意気込みでやりました。冗談ですけど(笑)」と冗談交じりにシーンに込めた想いを語ると、北村から「みんながみんなを喰い合うっていうのがありました。すごい蹴りでしたよ。怪我人とは思えない蹴りでした(笑)」とキャストの中で1番の筋肉を持つ、眞栄田のアクションを称賛した。
東卍のライバル組織の No.2 として、廃車場での大迫力のアクションシーンも見事に演じ切り、大活躍となった半間を演じた清水は一番印象に残っているエピソードを問われると、「自分のアクションに精一杯で、記憶があんまりないのですが、毎秒とにかく、フィジカルで負けないように頑張ろうっていう気持ちで“エブリデイ ドゥ マイ ベスト”でやってました!」と突然の英語に笑いが起こる中、撮影を振り返った。相対する役柄となる山田も「いや彼のベストはやっぱり僕のソウルに・・・」と感化されるように英語を交えコメントしようとするも、「ダサい映画だと思われる!」「ダサい!」などと周囲からツッコミが入り、再び大きな笑いが巻き起こった。
北村演じる主人公のタケミチと“相棒”として、決戦の臨む千冬を演じた高杉は「アクションシーンの中でも、想いの乗っている表情、1 つの動作に乗せるその感情に印象が残っていますね。皆さんもそれぞれのやっぱ仲間を守るためだったり、目的がはっきりしているその気持ちが印象的ですね。撮影中は男子校のようなくだらない話をしていました。」と思い出を語った。
今の俳優界を代表する同年代キャストが、新たな“仲間”とともに再び集結した映画『東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編 -運命-/-決戦-』。作品は完結となり、このメンバーで集まるのはラストとなる。
そんな“仲間”へ北村から「ありがとう!まじで。青春でした。自分の誇れる仲間たちが一緒に作品と向き合ってくれて、一緒にいろんなことと戦ってくれて、それが結果的に大ヒットという形を取れたり、いろんなたくさんの方に見ていただけたりっていうゴールを迎えられて、すごく感謝してます。これはやっぱり誰か 1 人では成し得なかったことだと思います。本当に最後になってしまうと思うんですが、また会いたいなって、 ほんとシンプルに思いますね。同年代の仲間たちと。ずっと役者仲間として、色々な作品を作っていきたいです。」、続いて山田「僕が少し年齢が高いので引っ張っていきたいと思っていましたが、いや、俺、必死にみんなについていかなきゃ!みたいなぐらい、力のある人たちと一緒にできて、本当に刺激になりましたし、たくみっちも言ったように、これから先、またどこかでみんなと一緒にやりたいなっていうのは、本当に常々思ってます。」
吉沢からは「実際、公開どうなるのかっていう、不安な思いとかもあったとは思うんですけど、こうやって実際公開できるってなって、今日改めてみんなで会っても、普段と変わらないので、このチームは強いんだなと改めて感じた。今後ともよろしくお願いします。」とそれぞれ感謝の気持ちを述べた。
最後に北村から「みなさま今日は本当にありがとうございました。みんな集まってくれた。みなさんに見てほしいという純粋な気持ちでここまで来れました。このメンバーで集まれるのは最後。僕たちがこの映画に費やした時間っていうのに嘘はないし、本当にみんな“ドゥ マイ ベスト”で、 1 秒 1 秒真摯にマジで頑張りました。映画がやっと届くことに素直に感謝しております。これからもこの先もこの作品を愛していただきたいです!」と熱い想いを語ると、会場からその言葉を受け、感銘を受けたファンのむせび泣く姿も数多く見受けられる中、冷めやらぬ熱気と大歓声と共にイベントは終了した。
映画『東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編 -決戦-』 公開記念舞台挨拶 概要
■日時:7月1日(土)
■場所:丸の内ピカデリー(〒100-0006 東京都千代田区有楽町 2-5-1 有楽町マリオン・9 階)
■登壇者(敬称略):北村匠海、山田裕貴、杉野遥亮、今田美桜、眞栄田郷敦、清水尋也、高杉真宙、高良健吾、間宮祥太朗、吉沢亮、英勉監督
◇タイトル:
前編:『東京リベンジャーズ 2 血のハロウィン編 -運命-』 後編:『東京リベンジャーズ 2 血のハロウィン編 -決戦-』(ともに大ヒット上映中!)
◇原作:和久井健『東京卍リベンジャーズ』(講談社『週刊少年マガジン』KC) ◇監督:英勉 ◇脚本:髙橋泉 ◇音楽:やまだ豊
◇主題歌:SUPER BEAVER【前編『-運命-』】「グラデーション」 【後編『-決戦-』】「儚くない」(ソニー・ミュージックレーベルズ)
◇出演:北村匠海 山田裕貴 杉野遥亮 今田美桜 鈴木伸之 眞栄田郷敦 清水尋也 磯村勇斗/永山絢斗 村上虹郎 高杉真宙/間宮祥太朗/吉沢亮
◇配給:ワーナー・ブラザース映画
◇©和久井健/講談社 ©2023 映画「東京リベンジャーズ 2 血のハロウィン編」製作委員会
◇公式サイト:tokyo-revengers.jp
◇公式 Twitter:@revengers_movie #東京リベンジャーズ 2
◇公式 Instagram:@revengers_movie
◇公式 TikTok:@revengers_movie
【STORY】
東卍崩壊の危機をもたらす、かつての親友同士の壮絶な戦いがついに始まった。
マイキーは敵の芭流覇羅に寝返った場地を連れ戻すために。芭流覇羅にいる一虎は東卍をぶっ潰し、マイキーを殺すために。
東卍結成メンバーたちを引き裂く過去の悲劇と壊れてしまった仲間との絆。
「もう、誰も死なせたくない!」
それぞれの想いを受け止め、タケミチは、明るい未来のため、最悪の結末を止められるのか!
そして、もう一度ヒナタを、仲間の未来を救えるのかー。
ヤマコシ ショウコ
フルート奏者兼Webライター。好きなショタは小夜左文字、アイドルはランカ・リー、RPGはドラクエ。
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