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numan用語集「ざまあ系」

ざまあ系(ざまあけい)

「ざまあ系」の意味

「ざまあ系」(ざまあけい)とは、「小説家になろう」などの小説投稿サイトで投稿されているいわゆる「なろう系」のジャンルの一種である。主人公に対して何かしらの悪事を働いていたり、好感は持てないが恵まれていたキャラクターが不幸になったりするようなストーリーが主流である。

「ざまあ系」の由来・語源

「ざまあ」とは「ざまあみろ」の略語である。何かしらの失態をおかした人を嘲笑する意味で使用されることが多く、語尾に「〇〇ざまぁwwwwww」のように「w」が多用されることが多いネットスラングである。

そこから派生して、イラスト コミュニケーションサービスのpixivなどで「悪役やそれに類する嫌なキャラクターが報いを受ける・失脚する」要素がある作品に「ざまあ」というタグが使用されるようになっていった。しかしながら、二次創作で使用される場合は非常に加減が難しく、行った行為に対して報いとのバランスが取れていないこと、単純にキャラクター自体を貶める・辱めることが目的になっているように捉えられてしまうこともある。この様に賛否両論分かれる要素である。

一方、小説投稿サイトでは2014年頃から使用されるようになり、その後の「悪役令嬢系」「婚約破棄系」のブームの到来とともに、その中のひとつの要素として使用されることが増えていった。しかし、2017年後半以降になると「ざまあ」の要素をメインに据えた作品が徐々に増加していき、「ざまあ系」というひとつのジャンルになっていった。
「ざまあ系」にも他のジャンルと同様、典型的なパターンがある。

・ファンタジーストーリー
・主人公よりもハイスペックな冒険者やパーティーが存在し、主人公はその人物やパーティーに邪見に扱われている
・裏切り、見切りをつけられるなどの理由で冒険者やパーティーから追放される
・しかし、実は主人公には特殊な力があり、ひとりになった途端に頭角を表し最強の人物となる
・一方、主人公を捨てた側は徐々に落ちぶれていく
・冒険者やパーティーが主人公に戻ってきてほしいと懇願するも、主人公は無視し、相手にもしない

「因果応報」「勧善懲悪」なストーリーと捉えることもできるが、主たる見せ場が「主人公を見捨てた側がどうやって転落していくか」となるため、場合によっては主人公の活躍よりも見捨てた側の転落・凋落する様が重視されることが多い。そのため、ジャンルでいえば「スカッとする話」ではあるのだが、好みの分かれるジャンルであるともいえる。

 

「ざまあ系」の活用例

「ざまあ系」の作品をいくつか例にあげる。

▼『元・最強暗殺者の騎士生活』(※1)
暗殺者一族に生まれたテオルは「何もしない無能」の烙印を押されて一族を追放されてしまう。
実のところはテオルの隠密能力が異常に高く、一族の者ですら存在に気づかなかったのが事実である。追放されたテオルは、憧れていた騎士団へ志願する。見事入門を果たしたテオルは、その暗殺家業で培った能力をいかんなく発揮、一流の騎士となる。しかし、その裏で静かにテオルを巻き込んだ「魔王復活計画」が実行されていた。

▼『勇者パーティーを追放されたビーストテイマー、最強種の猫耳少女と出会う』(※2)
動物の力を使役する「ビーストテイマー」のレインは、所属していたパーティーから「役立たず」と罵られ、追放されてしまう。その後心機一転、冒険者として活動をはじめたレインは魔物に襲われている少女・カナデと遭遇。レインはカナデを守ろうとするが、カナデは魔物を一撃で倒してしまう。
実はカナデは規格外の力を持つ「最強種」の1つ、「猫霊種」だった。さらにカナデが「レインに使役される」ことを望んだことにより、一気にレインは最強のビーストテイマーとなった。
しかし、そこへ元仲間の勇者や別の「最強種」たちが忍び寄ってくる。

※1
『元・最強暗殺者の騎士生活』著者:和宮玄
KADOKAWAで書籍化し、2023年4月にドラゴンノベルスより刊行した。

※2
『勇者パーティーを追放されたビーストテイマー、最強種の猫耳少女と出会う』著者:深山鈴
講談社で書籍化し、2019年5月にKラノベブックスより刊行。
2022年10月から12月までテレビアニメが放送された。

なろう系(なろうけい)

悪役令嬢(あくやくれいじょう)

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