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「ペン」(ぺん)とは、韓国語で「ファン」を意味する。
主にK-POP界隈で使用される用語。
「ペン」は元々英語の「fan」から生まれたものである。
日本ではそのままカタカナで「ファン」と発音されるが、韓国では国の外来語規定(外来語表記法)で「F」を「P」と発音すると定められている。そのため「FAN」の頭を「P」に変えて「ペン」としている。
具体的に、いつから日本の「K-POP」ファンの間で「ペン」が使用されているかは定かではないが「K-POP」という名称が浸透してきたころには使用されていたのではないかと推測される。
「ペン」の使い方はさまざまであるが、代表的なものとしては「推しているアーティスト名+ペン」という言い方。日本のオタク用語でいうところの「〇〇推し」である。例をあげると「ユノペン」「MOMOペン」「SAKURAペン」など。ほかにも、日本のオタク用語でいうところの「ハコ推し」を意味する「オルペン」、「推しは〇〇だけど、他のメンバーも好き」という意味の「〇〇(アーティスト名)オルペン」などがある。「推しているグループ名+ペン」という言い方もあるが、BTSファンを「ARMY」と呼ぶなどグループによっては「ペン」を使用しない個別の呼び方をすることもある。
日本での「韓国ブーム」は今までに何度もあったが、現在の「第四次ブーム」は、食・カルチャー・音楽と幅広いジャンルでのブームが来ている。日本の「韓国ブーム」は、韓国ドラマ『冬のソナタ』からはじまり、「韓流」と呼ばれるブームになった。初めは中高年が中心のブームだったが、その後「少女時代」「KARA」「東方神起」などの韓国アーティストが日本でブームとなり、徐々にファンの年齢層が広がっていく。
そして、2015年あたりから韓国エンタメだけではなく、韓国のファッション、メイク、生活スタイルなどの「カルチャー」面が日常的に取り入れられるようになっていった。アイドルに憧れるファンが使用していたいわゆる「韓国メイク」に使用する化粧品なども、現在では、ファン以外も日常的に使用することが多くなり、ドラッグストアなどでも手軽に入手できるようになっている。
また、最初のブームのころはすべてを総称して「韓流」と呼ばれることが多かったのが、現在では「韓流(韓国)ドラマ」「K-POP」「韓国〇〇」と分けて呼ばれることが多い。
A「プロフに“ジミンペン”って書いてるけどこれ何」
B「私はジミンのペン(ファン)ですよってこと」
A「なるほどねぇ。じゃあ推しの名前+ペンで探せば、同じ推しの人いるかもってことか」
C「〇〇ペンではあるけど、単推しっていうよりも皆好きなんだよな……」
D「じゃあ〇〇オルペンでいいじゃん」
D「新規だけど推しが〇〇に決まったので、〇〇ペンを名乗ることにする」
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