朝チュン（あさちゅん）

マンガ・アニメ・映画などで使用される演出・表現方法の一つ。

キスや抱き合うなど、ムードある場面の後に暗転や場面転換を挟み、翌朝のシーンを描くことで、その空白の時間に性行為があったことを匂わす。朝方チュンチュンと鳴くスズメの鳴き声を入れることで一夜が明けたことを表現することが多いため、“朝チュン”という名称で呼ばれるようになった。

もともとは、性行為を描くことに制約がある少年誌などで多く使用される手法だったが、今では直接的なシーンを描かずに行為があったことを伝える一種のテクニックとして確立されている。

また、作中で性行為シーンが描かれないことで、逆に読者が自由に想像することができるため、その部分を二次創作で細かく描き、補う人もいる。