人狼ゲーム(じんろうげーむ)

「人狼ゲーム」の意味

「人狼ゲーム」(じんろうげーむ)とは、会話と推理を用いたパーティーゲーム。

プレーヤーは人狼側と村人側のふたつの陣営に別れ、ターンごとに役職に応じた行動を取り、ヒントを集める。ゲーム終了時の生存者数で勝敗が決まる。細かい役職やルールなどにはバリエーションがあり、およそ5~18名程度でプレイ可能。

騙し合いと心理戦が醍醐味で、自身がプレイするのはもちろん、芸能人や配信者によるプレイ動画や番組も人気があり、カードゲームやアプリなど、様々な媒体が存在。
通常は昼と夜のターンを複数回繰り返してプレイするが、シンプルなルールでプレイできる「1ターン人狼」もある。

「人狼ゲーム」のルール

基本的なルール:
【1日目・昼・準備】
1.GM(ゲーマスター)を決める
2.プレーヤーがカードを引き、役職を決める

【1日目・夜】
3.夜のターン。人狼役が襲撃するプレーヤーを指名

【2日目・昼】
4.GMが襲撃されたプレーヤーを発表。該当プレーヤーは退場
5.生存者で人狼を探す推理トークし、処刑するプレーヤーを決めて処刑

【2日目・夜】
6.役職があるプレーヤーは、それぞれに定められた行動を取る
7.人狼は次に襲撃するプレーヤーを指名

【3日目・昼…】
8.夜間の襲撃結果がGMにより発表される
以降、勝敗が決まるまで5~8を繰り返す。

主な役職:
【村人陣営】
村人(市民・人間):ノーマルプレーヤー
占い師(預言者):生存者を一人占い、人狼か否か知ることができる
霊能者(霊媒師):処刑されたプレーヤーが、人狼か否か知ることができる
狩人(騎士・用心棒):プレーヤーを一人指定し、人狼から守ることができる
共有者:二人一組で、お互いが共有者である(=人狼ではない)と知ることができる
恋人:二人一組で、お互いが恋人である(=人狼ではない)と知ることができる。一方が死ぬと、もう一方も後追いで死亡する

【人狼陣営】
人狼:村人一人を襲撃することができる
狂人(裏切り者・多重人格者):人狼に味方する人間。「村人」にカウントされる

「人狼ゲーム」の由来・語源

前身となるゲームは、1930年代にはヨーロッパに存在していたが、現在広く普及しているルールのベースは、1986年にドミトリー・ダビドフによってまとめられた『Mafia』のもの。
また、「人狼ゲーム」というジャンル名は、2001年に発売されたパーティゲーム『汝は人狼なりや?』が元となって呼ばれるようになった。

numan編集部

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