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エモい(えもい)

「エモい」の意味

「エモい」(えもい)とは、心に強いインパクトを与えられた際に使用する言葉。

「ノスタルジック」「哀愁」のような言葉と同等に扱われることもあるが、それ以外の「何とはいえないけれど良い」という感情表現に使われることも多い。明確な定義はなく、人・もの・風景・音楽など何にでも使えるため、非常に汎用性の高い言葉になっている。

「エモい」の由来・語源

「エモい」という言葉の語源には所説あり、心の動揺を伴うような感情・感動を意味する「Emotion」を略したもの、あるいは1980年代にアメリカで生まれたロックジャンル「Emo(イーモ)」から派生したものといわれている。ちなみに「Emo」の語源は「Emotional」である。

語感や使用している層から若者言葉といわれることが多いが、実際は1999年あたりから個人ブログで使用されている。
その後、一般的に認知度があがったのは、メディアアーティストの落合陽一氏が頻繁に使用していた事からとされている。落合氏は「趣深い」「美しい」「素晴らしい」のニュアンスで「エモい」を使用していると過去にツイートしており、枕草子の「いとをかし」「もののあはれ」に近いとしている。

「エモい」の活用例

いわゆる「レトロ」なものが「エモい」という発言も多く目立つ。
例えば2000年代後半から再ブームを巻き起こしているレコードやLP盤。現在ではCDのほかにあえてLP盤を発売するアーティストも存在している。ショート動画を投稿できるSNS「TikTok」では、「ロマンスの神様」や「Timing」などの平成にリリースされた楽曲を使用したダンス動画が大流行し、その影響からサブスクのランキング上位がこれらと同時代の楽曲で占められている、という現象も発生している。

また、「チェキ」などのポラロイド写真、「写ルンです」などのインスタントカメラも、撮影した写真をすぐに確認できないこととフィルムカメラの質感が「エモい」と話題になっている。
ファッションにおいても「Y2Kファッション」といって、K-POPアイドルが発端となって2000年代に流行したルーズソックス・へそ出し・厚底シューズなどが再ブームになっている。

これらのブームは10代~20代前半の「Z世代」に多くみられるが、とにかく「スマート」であることを目指し、極力無駄を排除した時代に生まれた彼・彼女らは昭和・平成の時代に置き去りにされた「無駄」にこそ新しさ、面白さや哀愁などの「エモい」ものを感じているのだろう。

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numan編集部

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