numan編集部
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「光の腐女子」は一般的にハッピーエンドで終わる作品で、出会いから(作品の)エンディングに至るまで全てが相思相愛、愛いっぱいの作品を好むとされている。また、ジャンルでいうとウエディング、子育て、ラブコメ系が該当するのではないかという見立てがある。
そんな中、BLコミック・小説レビューサイトの「ちるちる」が2018年に掲載した「BLオタク属性チャート診断」がTwitterで瞬く間に話題となり、腐女子を分類分けすることが定番化していった。
同サイトではそれぞれの属性に合わせたおすすめ作品も紹介しており、「光の腐女子」のおすすめ作品は、コミュ障だけどイケメンの鯛代、面倒見のいい後輩・蛯原の学園生活を描いた「鯛代くん、君ってやつは。」や、大学デビューをもくろむ夏川涼太とキラキラ系になった幼馴染の田中一仁がひょんなことからひとつ屋根の下で暮らすことになる「君がいる毎日と、明るい生活」などがあげられている。
特に後者の作品は表紙からして「光」感にあふれており、闇の腐女子を自称する筆者は目が焼かれそうである。
なお、光の腐女子と闇の腐女子が会話すると大事故が発生する可能性が高い。
光「攻めが死んだ……」
闇「マジか」
光「攻めが犠牲になることによって、世界が平和になって、受けはその思いを受け取っていくっていう」
闇「ハピエン(ハッピーエンド)じゃん」
光「は?????」
作品自体が「ハッピーエンド」となってもいわゆる「メリーバッドエンド」など、完全なる「幸せ」ではない可能性があるので、光の腐女子の皆さんはよく注意してほしい。
こういうケースもある。
光「受けがモブにさらわれたので気が気じゃない」
闇「受けがモブにさらわれた。攻めがかち込みにいくか、病むかでワクワクしている」
光「受けが病気になってしまってしんどい」
闇「受けが病気になってしまったので、取り乱す攻めが見られると思うと楽しみ」
光と闇というだけあって見事に相反する発想である。
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