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numan用語集「チェイテピラミッド姫路城」

チェイテピラミッド姫路城(ちぇいてぴらみっどひめじじょう)

「チェイテピラミッド姫路城」の意味

「チェイテピラミッド姫路城」(ちぇいてぴらみっどひめじじょう)とは、スマートフォンゲーム『Fate/GrandOrder』(以下FGO)のハロウィンイベントに登場する建物で、チェイテ城の上に逆さまになったピラミッドが刺さり、その上に姫路城が乗った状態のチェイテ城のことである。
何を言っているか分からないと思うが、本当にそれがゲーム内に存在している。

「チェイテピラミッド姫路城」の由来・語源

チェイテ城というのは、ハンガリー王国の貴族エリザベート・バートリーの所有していた城のことである。
史実のエリザベート・バートリーは、年端のいかない少女を殺害し、その生き血を浴びることなどに快楽を得た極悪人であるが、『FGO』に登場するエリザベートは、とにかくアイドル志向が強い。より多くの人の前で自慢の歌を披露することに命を燃やしているのだが、本人が気づかないだけで絶望的な音痴であった。そんなエリザベートがチェイテ城でハロウィンライブを開催しようとしたのが事の発端である。
同ハロウィンイベントは、3部作のような形式になっており、3年にわたって行われている。初年度は絶対にライブに招待したいエリザベートと絶対に行きたくない主人公との攻防が繰り広げられた。

様子がおかしくなりはじめたのは翌年からである。
チェイテ城がクレオパトラに襲われて、あろうことか逆さまのピラミッドが城に刺さってしまったのだ。そしてそのまま城はクレオパトラに制圧されてしまい、エリザベートはチェイテ城を取り戻すべく、主人公を呼び寄せ、クレオパトラに立ち向かっていく。
なお、主人公への報酬はエリザベートのハロウィンライブである。

怒涛の2年を乗り越えた結果、3年目のハロウィンの頃には「またエリザベートのライブに行かされる」と危惧したサーヴァントたちが逃亡。しかし、今回のエリザベートからのお誘いは彼女の悲鳴で締めくくられており、チェイテ城で何らかのトラブルが起きたことは明白。他のサーヴァントたちと同様に逃亡しようとした主人公はあっさり捕まり、エリザベート救出に向かうことになった。そして、到着した主人公たちが目にしたのが「チェイテピラミッド姫路城」であった……というものなのだが、やはりまったくもって意味が分からない。

エリザベートはというと、城をメカエリチャンに占拠されてしまい、同イベントから登場した刑部姫とともに城から追い出されていた。
ちなみになぜ前年のピラミッドが放置されていたのかというと、実際にピラミッドを突き刺したのはオジマンディアスであり、クレオパトラにその力はなかった。そのため、撤去するにはクレオパトラに莫大な賠償金を払う必要があり、そのままになっていた。
物理的にすべてが上から順(姫路城・ピラミッド・チェイテ城)に重なっている状態のため、ビジュアルからして意味不明な状態の建物を主人公と、これまでの経緯を全く知らない新人サーヴァントが踏破していくことになる。

 

「チェイテピラミッド姫路城」の活用例

関連イベントは上記の3作のみなのだが、その後も「チェイテピラミッド姫路城」は度々イベントに登場し、主人公のメンタルを傷つけている。

ハロウィンイベント以外で「チェイテピラミッド姫路城」が登場するイベント
・いざ鎌倉にさよならを
・~水着剣豪七色勝負~
・~Fate/Grand Order MyCraft Lostbelt~
など。

なお、「チェイテピラミッド姫路城」初出時にはそのあまりの異常性で話題になった結果、神戸新聞が姫路城に関する反応する事態にも(※1)

さらに『FGO』とはまったく関連のないゲーム『刀剣乱舞ONLINE』でも「チェイテピラミッド姫路城」が話題にのぼった。2023年4月に、主人公と刀剣男士たちが常駐する「本丸」に任意の名前がつけられるようになり、命名についてSNS上で話題に。名前が「〇〇城」となることから「チェイテピラミッド姫路城」を本丸名にするユーザーが登場(本丸名は一度だけ変更可)。
すると瞬く間にトレンド入りを果たしてしまうという事態が発生した。

こうなってくるともはや「チェイテピラミッド姫路城」はネットミームである。

※1
神戸新聞総合出版センターによる反応
https://twitter.com/kobe_np_syuppan/status/923386626662834176

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