numan用語集「スヌン禁止曲」

スヌン禁止曲(すぬんきんしきょく)

「スヌン禁止曲」の意味

「スヌン禁止曲」(すぬんきんしきょく)とは、韓国のスヌン(=大学修学能力試験)受験生が聞いてはいけないとされる曲のこと。印象的なメロディや歌詞が耳から離れなくなってしまい、試験に集中できなくなってしまうような曲を指す。

特定の一曲を指すのではなく、中毒性の高い楽曲などが話題になるたび、スヌン禁止曲として世間に認定されていく。サビで同じフレーズが繰り返され、耳に残りやすい曲が多い。

転じて、中毒性の高い楽曲を形容するフレーズとしても使用される。日本では特にK-POPファンに使用されている表現である。基本的には「頭から離れないほど印象的」という、ポジティブな称賛表現。
インターネット上には、スヌン禁止曲だけをまとめたプレイリストも多く公開されている。

「スヌン禁止曲」の由来・語源

中毒性の高い楽曲で、韓国の大学修学能力試験「スヌン(수능)」の受験生が聞くと勉強に集中できなくなってしまうような楽曲であることから。

スヌンは日本でいう大学入学共通テスト(センター入試)のようなもの。韓国は非常に厳しい学歴社会であるため、スヌンは最も重要な試験のひとつである。受験生本人はもちろん、家族や社会全体の一大行事であり、遅刻しそうな受験生のために警察が動員されることもあるほど。
それほどまでに、日常生活にスヌンが浸透しているため「印象的な楽曲」の形容表現として「受験生は聞いてはいけない」という言い回しが広まった一面があるだろう。

 

「スヌン禁止曲」の活用

「推しグループの新曲はスヌン禁止曲認定です」

「推しの曲がスヌン禁止曲になりますように!」

「某CMのBGMが耳に残りすぎて、スヌン禁止曲レベルなんですけど」

「◯◯は私的スヌン禁止曲なんだけど、みんなはどう?」

「◯◯の音楽が頭から離れない。韓国だったらスヌン禁止曲リストに入れられてるはず」

「めちゃいい曲!スヌン禁止曲まっしぐら!受験生は気をつけて!笑」

「この曲あまり聞いたことないのに、仕事中頭から離れなかったから、スヌン禁止曲になってるの納得だった」

▼有名なスヌン禁止曲の一例
・SHINee『RING DING DONG』
グループメンバーのキーは、本曲がスヌン禁止曲として有名なことに対し「自分にも幻聴が聞こえることがある(=ほど、耳に残っている)」とコメントしている。

・SS501『U R Man』
・SUPER JUNIOR『SORRY, SORRY』
・Red Velvet『Dumb Dumb』
・TWICE『TT』
・RAIM(ピ)『DOMESTIC』
・BTS『고민보다 Go(悩むよりGO)』
・少女時代『Gee』
・MOMOLAND『BBoom BBoom』

ここで挙げた以外にも、本人にとって「耳から離れないほど中毒性が高い」「これを聴くと気が散って勉強どころではなくなってしまう」という曲があれば、それが「スヌン禁止曲」となるかもしれない。

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