おめあり（おめあり）

「おめあり」の意味

「おめあり」（おめあり）とは、「おめでとう」と「ありがとう」を組み合わせた用語であり、「おめでとう（と言ってくれたことに）ありがとう」という意味を含んでいる。相手の祝意に対して、自分の喜びを共有しながら同時に感謝の意を表現するために使われる。例えば、誕生日おめでとうと言われた場合に、「おめあり」と返すことで、感謝の気持ち伝える。

他にも、自分が新しい仕事で昇進し、その知らせを聞いた友人が「おめでとう」と祝ってくれたときに「おめあり」と使うなど、活用できるシーンは多岐にわたる。

「おめあり」は、友情やコミュニケーションにおいて感謝と喜びを同時に伝えたいときに活用される、ポジティブで温かい表現といえる。この用語は、特にオンラインコミュニケーションやSNSで頻繁に見られ、簡潔でありながら深い感情を伝える手段として重宝されている。

「おめあり」の由来・語源

「おめあり」の語源は、日本の言葉「おめでとう」と「ありがとう」を組み合わせた造語である。具体的な語源や由来に関しては特定の起源があるわけではなく、言葉自体が人々のコミュニケーションや表現の中で自然に生まれたものと考えられる。

ちなみに「おめでとう」は一説に、もともと「お目出度うございます」という表現が起源だといわれている。この言葉は、目出度い（良いことがある）という意味で、特に祝福や喜びの席で使われていた。時が経つにつれ、口語化されて「おめでとう」と短縮され、現代のお祝いの際に使われるようになったとされる。

「ありがとう」の語源についても、もともとは「ありがたうございます」という表現が起源ともいわれ、「ありがたう」が「ありがたい」「有り難い」と物事に感謝の気持ちを表す際に使われ、現代においては「ありがとう」に簡略化され、広く使われているとされる。