numan編集部
声優、アニメ、舞台、ゲームまで!オタク女子のための推し活応援メディア
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客席通路をステージに見立て、キャスト同士で演技を続ける場合もあれば、観客に話しかけてアドリブを披露することもある。キャストを非常に近くで見られること、場合によっては直接やり取りができることなどから、ファンサービスタイムの一貫としておこなわれる場合も多い。
コロナ禍では、キャストと観客の距離を取るために、ほとんどおこなわれなくなっていた。
規制緩和の流れに伴い、徐々に客席降りを復活させる公演も出ている。
現在はアイドルのコンサートやライブなどでも、「客降り」という表現が幅広く使用される傾向にある。
▼客降りにおけるファン交流の一例
・キャストが観客に話しかける
「今日はどこから来たの?」「(セリフの流れで)今のどう思う?」
・観客の服装や持ち物をいじる
持ち込みが許可されている応援グッズにコメントすることもある。
『あんさんぶるスターズ!THE STAGE』などでは、観客の許可を得た上で、キャストが応援うちわを回収していくパターンが人気を博した。
・応援グッズのファンサービスをする
(主に歌唱・ダンスパートのある2.5次元舞台など)キャストがうちわに書いてあるポーズを取ったり、セリフを言ったりする
・観客がキャストを撮影する
所定の撮影タイムが用意されている場合のみ。本格的な演劇公演よりは、ファン向けイベントや終演後の舞台挨拶などでおこなわれる傾向にある。
・銀テープや紙吹雪を手渡す
舞台『おそ松さんon STAGE~SIX MEN'S SHOW TIME~』では、客降りをしたF6キャストが観客に箱ティッシュを一枚ずつ配っていく斬新な演出が行われた。
・ハイタッチや握手をする
・じゃんけんをする
▼客降りと関係者席
「キャストが関係者にサービスをして、それを他の一般客が見て楽しむ」という一連の流れがある演目もある。
出演していない有名な俳優、作品の原作者、キャストの家族など、関係者のバリエーションはさまざま。
▼客降りにおけるトラブル
演劇、コンサート問わず、キャストが客席に降りる(=観客の近くに移動する)ことによってトラブルが発生したこともある。
・観客がキャストに手を伸ばし、移動を妨げてしまう(=演目に支障が出てしまう)、衣装に傷がつく
・キャスト目当てに席から乗り出す、自分の席から移動するなどのマナー違反
・客降りを想定した、過剰なチケット交換の要求(=観客同士のトラブル)、チケットの高額転売
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