numan用語集「海外ガール」

海外ガール(かいがいがーる)

「海外ガール」の意味

「海外ガール」(かいがいがーる)とは、海外の女の子のこと。
転じて、海外ドラマ・映画などの登場人物や、海外の人気インスタグラマーのような女の子(女性)のことを指す。海外を感じさせる世界観のライフスタイル、ファッション、ヘアメイクなどを、Instagramを中心としたSNSで発信している人も多い。

海外の中でも、とくにアメリカ風の世界観を指すことが多い。
近年はファッション誌などでも「海外ガールから学ぶコーディネート」などの用法で用いられている。

「海外ガール」の由来・語源

「海外作品(ドラマ、映画など)、海外の有名インスタグラマーのような女の子」から。初出は不明だが、主にInstagramで使用されている表現のため、Instagramユーザーから広まった可能性が高い。

SNSの普及により、海外の暮らしぶりに触れやすくなった。とくにInstagramは写真主体のSNSであるため、海外ユーザーの世界観から影響を受けやすい土壌があったと思われる。

 

「海外ガール」の活用例

▼海外ガール風のアイテム
・サングラス
・ヘッドフォン
・ファーハット
・レザージャケット
・ムートンコート
・クロップドパンツ
・ハイウェストデニム など

▼海外ガール風の撮影シチュエーション
・鏡越し
鏡に向かって撮影する。エレベーターの鏡はトレンド。

・画面越し
スマホやタブレット、街中のモニターなどに映して撮影。近年は検温器のモニターで撮影する人も。

・キャップで顔を隠す
顔の盛れ具合を気にしなくていいのもポイント。

・フードをかぶる
複数人で撮影するときに、全員フードで統一感を出すのも人気。

・車内
海外は日本より車移動が多いため、車内撮影は海外感がぐっと上がる。

・魚眼レンズ
より手軽に海外感が出せる。スマホ用に数百円の外付け魚眼も売られているが、広角レンズでもそれらしく見える。

・上から
全身ファッションも撮影しやすく、スタイルや顔立ちも華やかに見える。

・夕日を背景にする
ナチュナルな雰囲気が出やすく、オレンジの色味でおしゃれ感が増す。

▼海外ガール風の撮影ポーズ
・ポケットに手を入れる
気取らないラフな雰囲気が出やすい。

・目線を外す
カフェやレストランなど、座ったときにこなれ感が出やすい。ちょっと上を見ると、目がつぶれて見えない。

・何かに寄りかかる
壁やポールなどの建造物に寄りかかると、それだけで格好よいポーズを取っているように見える。

・しゃがむ
自由でやんちゃな印象が出やすい。歩道や駐車場など、コンクリートとの相性も良い。

・手を高く上げる
元気いっぱいの雰囲気が出やすい。足は曲げたり崩したりするとバランスが良い。

▼日本で人気の“海外っぽい”スポット
・ユニバーサル・スタジオ・ジャパンの「メルズ・ドライブイン」
1950年代風のアメリカンダイナー。内装はもちろん、店外に設置された車も撮影スポットとして人気。

・原宿のカフェ「CAROLINE DINER」
アメリカンダイナー風の内装や、カラフルなクリームソーダが人気。

・ベースサイドストリート
東京都福生市の横田米軍基地付近の商店街。ドルが使える店も多い。ちょっとしたカフェや街並みにも、アメリカンな雰囲気が漂う。

▼海外ガール風の写真加工テクニック
・シャドウを強めにする
・オレンジとグリーンを強めにする
・彩度を下げてヴィンテージ風にする
・彩度を下げてダスト加工をする

▼海外ガールの人気イベント「ギャレンタイン」
バレンタインデーの前日の2月13日に、友達同士で楽しく過ごすイベント。
「ギャル(Gal)」と「バレンタイン(Valentine)」を合わせた造語。
元々は2009年~2015年に放送されたアメリカのコメディドラマ『パークス・アンド・レクリエーション(Parks and Recreation)』で紹介された架空のイベントだった。

海外ガールたちの間では、女同士で部屋をデコレーションしたり、お菓子を持ち寄ったりしてパーティを楽しむのがトレンドになっている。

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