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numan用語集「シミラールック」

シミラールック(しみらーるっく)

「シミラールック」の意味

「シミラールック」(しみらーるっく)とは、恋人や友人、家族など、二人組の服を「似たテイスト」でコーディネートをすること。

完全なペアルックではなく、色や柄、シルエットやモチーフなどを共通させ、さりげない統一感を楽しむもの。ペアルックよりもカジュアルに楽しめるため、より幅広い層がチャレンジしやすいとされる。

日本はもちろん、韓国でも人気のファッションスタイルである。
二人組がメインだが、複数人のグループで統一感を出すコーディネートに使われることもある。

「シミラールック」の由来・語源

英語の形容詞「similar(=似ている)」から。
以前から同様のファッション概念は存在していたが、「シミラールック」というキーワードが日本で認知され始めたのは、2015年前後からと考えられる。

それ以前は、カップルで同じ服を着る「ペアルック」や、主に女性同士が同じ服や小物をそろえる「双子コーデ」などが流行していた。

 

「シミラールック」の活用例

「今日は彼氏とシミラールックでデートです!」
「今度友達と花柄でシミラールックする予定!楽しみ!」
「好きなブランドのシミラールックでライブ参戦する」
「新衣装がシミラールックっぽくて素敵」
「推しの服装に合わせて、勝手にシミラールックにしてみた」
「推しカプがシミラールック着てる……ありがとうございます……!」

▼シミラールックのメリット
・より気軽に楽しめる
「ペアルック」「双子コーデ」などは、二人で完全に同じアイテムを持つのが基本のため、コーディネートのハードルが高めである。シミラールックの場合は、あくまでテイストやニュアンスを近づければ良いため、より気軽にチャレンジしやすい。

・年齢や性別に関係なくチャレンジしやすい
「おそろいに憧れるけれど、年齢的にちょっと恥ずかしい」「彼氏に嫌がられそうで頼みにくい」という場合に、シミラールックは重宝されやすい。さりげない統一感が魅力のため、二人並んでいても露骨な印象が薄く、若者はもちろん、大人からの注目度も高いスタイルである。

・バリエーションが増やしやすい
シミラールックはあくまでテイストが近ければ良いため、特定のアイテムにこだわらず、様々な組み合わせでコーディネートしやすい。季節やイベント、行き先の雰囲気、その日の気分などに合わせ、バリエーションを増やしやすいのも魅力である。
ファッションをコスパ良く楽しみたい人にも喜ばれる傾向。

▼シミラールックの作り方
・色をそろえる
アイテムは別々でも、コーディネートのカラーを統一すると、いっきにシミラー感が出やすくなる。同じピンクでも「明るいピンク」「くすみ感のあるピンク」など、カラーの系統をまとめるのがコツ。
また「青と黄色だけ」「モノトーンだけ」と縛りをつけるのも人気。

・柄をそろえる
「ボーダー」「チェック」「ドット」「花柄」など、取り入れる柄を決める。
こちらも「◯色と◯色のチェック」「大きめのドットor小ぶりなドット」など、柄のテイストをすり合わせておくと、統一感が出しやすい。

・素材をそろえる
アイテムの素材を統一すると、いっきに似た雰囲気が出しやすくなる。
同じ素材を一人はトップス、もう一人はボトムスに入れるなど、統一感を保ちつつ、差分を出すのも人気のコーディネートである。

・シルエットを合わせる
柄や色は異なっても、シルエットが似ていると雰囲気はぐっと近づく。
「Aラインのワンピース」「プリーツの大きいロングスカート」「オーバーサイズのトップス」など、メインアイテムのシルエットを合わせると、シミラー感が出しやすい。

▼リンクコーデとの違いは?
「シミラールック」としばしば混同されやすいのが「リンクコーデ」。
どちらも恋人や友人、家族など、親しい二人組やグループが「完全なペアルックではなく、さりげない統一感を楽しむ」という点では同じである。
ただし「シミラールック」があくまで「雰囲気が似ている」ことを楽しむのに対し、「リンクコーデ」は「何かひとつおそろいのアイテムを取り入れる」「いずれかのアイテムの色や柄、素材などを統一する」という”リンク感”を楽しむコーディネートである。

また「リンクコーデ」は親子人気が高いが、「シミラールック」は恋人や友人のコーディネートが目立つ。

バウンドコーデ(ばうんどこーで)

消えそうな色コーデ(きえそうないろこーで)

コーデ紹介(こーでしょうかい)

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