numan用語集
声優、アニメ、舞台、ゲームまで!オタク女子のための推し活応援メディア
INDEX
「ヘタレ」(へたれ)とは、情けない人、弱虫な人などを指す。
単体で使用することもあれば「ヘタレ〇〇」のように何かと組み合わせて使用することもある。
元々は関西方面の方言が発端だと言われている。
「へたる」という言葉があり、この言葉の語源は口から屁が出るがごとく「はぁ~」「えぇ~」など弱音を吐くことである。そこから「人や物がダメになる・弱る」に転じ、「野菜がへたる」「包丁がへたる」「暑くて〇〇がへたってる」といった使われ方をするようになった。
そして、それらが関西の演芸界で「ヘタレやなぁ」「相方がヘタレで」「こいつほんまヘタレで」と「弱気な人」や「大きく事を動かせない人」のように使用されるようになった。そして徐々にテレビなどでも使用されるようになり、全国へと浸透していった。
浸透していく過程で、アニメキャラの一要素としても使用されるようになっていった。
いくつかあるパターンとして、代表的なものをあげてみる。
・普段はまったく頼りにならないが、「ここぞ」という局面では信じられないほどのパワーを発揮する
・恋愛シミュレーション作品などで、さまざまな女性が目の前に現われては主人公に好意を見せるが、主人公が優柔不断でなかなかヒロインを決めきれない
・重大な局面になると、急に弱気になってしまい、その場から逃げ出したく(あるいは逃げ出す)なる
これらに当てはまるキャラクターは、アニメ、ゲーム、漫画などさまざまな媒体に存在している。一例をあげると、吾妻善逸(『鬼滅の刃』)、佐藤マサオ(『クレヨンしんちゃん』)、ルイージ(『スーパーマリオブラザーズ』)などである。
作品のタイトルそのものに「ヘタレ」が使用されるパターンもある。
ジャンルはさまざまで、ヘタレが主人公(あるいは対象がヘタレ)の恋愛作品、異世界転生もので主人公がヘタレである場合などがある。一例をあげると、『俺の上司がエリートなのにヘタレかわいい』『ヘタレの異世界無双』『ヘタレと馬鹿たれ』などがある。
また、英語圏ではこれに似た意味の「ナード(nerd)」というスラングが存在している。
英語圏では、スポーツに打ち込み、活躍している人が少年・少女の理想とされ、いわゆる「カースト上位」にあたる(これには「ジョック(jock)」というスラングがある)。
それに対して「スポーツに興味がない」「文化的な活動にいそしんでいる」「恋愛に内向的」といった特徴をもつ人が「ナード」と呼ばれ、「ジョック」の対義語として広く使用されている。しかしながら、発明家や実業家には「ナード」層の人物も多いことから、文化や政治に大きな影響を与えていると言われている。
「推しがヘタレばっかりなんだが」
「ヘタレキャラが奮闘して、それでストーリーが大きく展開するの激アツじゃない?」
「つくづく自分がヘタレだなと思うことがある」
numan用語集
声優、アニメ、舞台、ゲームまで!オタク女子のための推し活応援メディア
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合がございます
特集記事
ランキング
電ファミ新着記事
2024.12.6.
ランキング
2022.12.17
特集記事